行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道122号から県道293号を銀山平方面へ。駐車場はかなりあると思います。
この登山記録の行程
かじか荘(04:42)・・・一ノ鳥居(05:21)・・・お山巡り分岐(06:04)・・・庚申山(07:39)・・・鋸山(09:11)・・・皇海山(10:14)・・・鋸山(11:27)・・・六林班峠(12:24)・・・庚申山荘(15:13)・・・一ノ鳥居(16:03)・・・かじか荘(16:51)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
7年ぶりに訪れた皇海山です。あの時も銀山平から皇海山を目指した訳なのですが、あまりの辛さにもう来ねーよヽ(`Д´)ノウワァァァン!!と思っていました。登山を始めて約一年というタイミングでの挑戦。当時の私は名のある山、所謂日本百名山ばかりを登っていたせいもあり(皇海山も日本百名山ですが)、難易度の高めの鎖場や一日の歩行距離が長い山行の経験は多少はあったものの、こういった原始的な面影を残した山の経験はなく、藪を漕ぎながらルートを定め進むということを初めて経験した山でした。当然初めての経験だったため、動揺だったり不安だったりで肉体的な疲労感だけではなく、精神的にもかなり苦しめられた苦い思い出が今もなお残っています。当時のレベルから考えると非常に無茶で無謀だったなとは思いますが、今にして思えばこの時の経験が技術面や精神面の向上に強く影響したのではないかと感じています。辛かったけど本当にいい経験だったなと…。ただ印象深い山ではあるものの、辛かったのは間違いないわけで二度と行くことはないと思っていたのも事実です。
そんな風に思ってはいましたが、何故か唐突に再訪問をしたくなり行ってきました。うんやっぱり辛いよね…(ノ∀`)アチャー。でも当時とは比較にならないほど体力面は向上していたようなので、辛いながらも楽しめちゃいました。やっぱり体力って大事ですね。遭難防止の観点からもそうですが、なによりも精神的な余裕が生まれ楽しむ余裕ができるというね…(゚д゚)(。_。)ウン。深田久弥先生が日本百名山に選定されたことについて疑問視される声が多い山ではありますが、私はこの山が日本百名山であろうがなかろうか好きですよ…(´∀`*)ウフフ。ちなみに御岳山(第二峰)から北アルプスが、白山(第七峰)から南アルプスが望めたとの話なので、根気よく通ってみるのも面白いかもしれませんね。また山頂からの眺めが良くないと悪評ですが、深田先生が登頂された時も木々に覆われていたそうなので、山頂からの眺望が選定理由の一因になっていないことを考えれば、可能であれば銀山平から歩かれることをお勧めします。
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ここからスタート
車両通行禁止のゲートを潜ります
林道をひたすら進みます
舗装されていた道も荒れた道になります
とにかくひたすら進むと一ノ鳥居に到着
緑がいっぱいの道
となりには沢があります
鏡岩到着。すごい支えられています
夫婦蛙岩。確かにっぽいんですよね
ヤマツツジが綺麗、本当に良く咲いています
勾配がキツくなり、段々と岩々とした道になってきます
聖剣エク○○○バーはではありません
庚申山荘の分岐に到着
今回は行ったことがないお山巡りへ行きます。すごいいっぱい紹介されていますが、現物はどれがどれだか分かりませんでしたヽ(゚д゚; )スッ、スマソ
警告の標識に思わず( ;゚─゚)ゴクリ
宇都宮大所有の山荘らしいですが、使っているのかしら(?_?)
こんなところを登ります
ここで見れると思っていなかったシロヤシオのお出迎えにテンションUP
急登を登りきるとなだらかな道
シロヤシオが最盛期のようで華やかでした。本当に綺麗です。思わず足を止めてしまいます
もう終わりだと思っていたトウゴクミツバツツジも咲いており、こんな形でコラボ
やややっ、遂に険しい道の始まりかしら
振り返ると横根山やら地蔵岳が
遂に岩場が登場。良く見ればこの辺の岩にはコウシンソウが咲くというが…
残念ながらコウシンソウは咲いていませんでしたが、コウシンコザクラ(ユキワリソウ)が咲いていました
この辺の道はこんな感じ
ここで道間違いをする。正面のこんなところを道と思って進むと…
こんな恐ろしい場所になっており、通過しても行き止まり…戻るときが本当に怖かった。写真は戻るときに撮りました、危険ですので通過する前に戻りましょう
で正解の道は木製の橋を渡った直ぐ下に続いていました、なぜ見落としたし…|柱|ヽ(´・_`・。)反省…
下っていくと立派な橋が。こんなところにどうやって設置したのか、考えるだけでも感心せざるを得ない
ふと脇の岩場を見ると鎖がついているのだが、まさか昔はここを通ったの…嘘でしょ、死んじゃうよ、足掛かりほぼないじゃないですか(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
上級者向きと書いてありましたが、非常に手入れされていて安心して進めます
こんなところも通りますが、写真の見た目ほど怖くはありませんでした
振り返ると庚申山の険しい山容が良く分かります
横根山方面が良く見渡せました
チムニーを通過するように梯子が付けられていました。鬼の耳擦りというそうです
んでかの有名なめがね岩登場
ちなみにめがね岩に来るまでにあの梯子を下りますが、かなり古びていて不安だね(b´∀`)ネッ
何だかすごい雰囲気です
こんな感じのところもトラバース。写真の見た目ほど危ない感じはしませんでしたよ
∑(゚Д゚; )アラマッ、祠が無残に壊れてしまっています
ここを潜って通過するのかと思いきや、ぐるっと回って通過もできました
奥に進むのかと思ったら
こっちに行くのね…。こちらも良く整備されていますので見た目ほど怖くはなかったですよ
そんなこんなで直登ルートと合流。今思えば直登ルートの方が難易度は高い気もしました
もりもりと岩場を通過すると
なだらかな尾根になりました
おっと袈裟丸山が見えますよ
シャクナゲさん登場。実はこれが今回の目的だったりヾ(*`∀´*)ノヘヘヘッ
庚申山到着
山頂から更に進むと皇海山の好展望地。どっしりと構えたこの立ち姿、ふっふつくしい(*´∀`*)ポッ
県境の尾根と白根山、錫ヶ岳の稜線。奥には燧ヶ岳らしき影も…
白根山、太郎山、男体山と三俣山から黒檜山の稜線
11峰(一峰目は庚申山)あると言われている稜線を縦走します。始めはこんな感じ
御岳山到着。これが二峰目らしい
まだまだ皇海山は遠い
こんな笹藪道も進みます
駒掛山到着。三峰目
シャクナゲのトンネルも通ります
この辺では皇海山はとんがり頭に見えました
溪雲岳到着。四峰目
藪道を行きますが、道は結構はっきりしています
ふと開けて袈裟丸山が見えたり
この稜線は実は結構なシャクナゲの群生地です
薬師岳到着。五峰目と思いきや実は六峰目。五峰目は地蔵岳とのことですが、標識はなかったような…
道が険しくなってきましたよ
白山到着。七峰目到着
目の前の峰が壁のように立ちはだかっています
皇海山とシャクナゲ。あの鞍部が不動沢のコルですね
皇海山と白根山
日光ふぁみりーと黒檜山の稜線、社山、半月山とシャクナゲ
シャクナゲの道を通過します
いやぁ~本当にべっぴんさんですね
多分蔵王岳到着。目の前の崖を越えていきます
ここで武尊山と谷川岳が確認できました
袈裟丸山方面も
ここから鎖場
下ったところでカシャリ
トラバースもします
蔵王岳を振り返るとあんな感じ。丁度後続の方が通過しています
こんな斜面を登ります
こんな感じの岩場を進んできました。とんがった頭らへんが熊野岳なのかしら(?_?)
剣の山と思われるピークから鋸山を
ピークを過ぎるともう一発鎖場あり〼
振り返って庚申山からの稜線
という訳でようやく鋸山に到着
鋸山からは袈裟丸山だったり
武尊山や谷川連峰だったり
白根山や日光ふぁみりーが望めます
鋸山を下っていくとまたまたシャクナゲ
皇海山はもう目の前
樹林帯を抜けて
不動沢のコルに到着
樹林帯を登り
急登をこなします。ここら辺で同じコースから来た方に声を掛けられ、帰り道を共に行動することなりました
皇海山到着。相変わらず地味山頂
すっ飛ばして再度不動沢のコルに。ここから見る鋸山はバイヤーですね(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
下っているときは感じなかったのですが、結構な道だったんですね
おぉ~とんがっています
そんな訳で鋸山到着。最後の登り付近で下ってきた二人組の年配の方に落石されました。同行の方もいる手前黙っていましたが、あり得ないと思います。こういう場所でこそなぜ登り優先なのかよく考えて戴きたい…ヽ(`Д´)ノプンプン
それでは六林班峠目指して下ります
皇海山が物凄い()(・∀・)イイ!!
鋸山は六林班側から見ると崩落地こそあるものの穏やかな印象
相変わらずの藪道登場。でも昔より道が分かりやすくなっていた印象です。とはいっても鋸尾根での藪漕ぎに比べると大変ですよ
んで六林班峠到着
ここから先も藪漕ぎの場合もあるそうですが、刈払いされてました
沢を何本も通過します
こんな崩落地もあるので気は抜けません
急な斜面に着けられたトラバース道なので、歩きにくいです
気持ちのいい森
この辺り一帯は実は隠れシロヤシオスポット
凄い生命力
ダケカンバの森が綺麗。なんか白樺っぽいのもあるような…
とにかくダラダラとひたすらに長い道です
この辺も激しく崩壊していました
シロヤシオの散った花びらが、イイネ♪d('∀'o)
一部不明瞭な道も
初めていった天下の見晴台。袈裟丸山方面やら
庚申山方面が見えました
ようやく庚申山到着
んで一気にすっ飛ばしてかじか荘に戻りました。お疲れ様です
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | ヘッドランプ | 帽子 | グローブ | 地図 |
コンパス | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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