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赤岳・横岳・硫黄岳(No.14)

赤岳、横岳、硫黄岳( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (ALPEN さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

4日夜:晴れ時々曇り→4日午前:快晴→4日午後:晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中央道小淵沢ICより、八ヶ岳高原ラインを経由し、美濃戸口へ行った。その後、満車・増水等の勧告が無かったため、赤岳山荘までマイカーでアクセスし駐車

この登山記録の行程

美濃戸(02:06)・・・行者小屋(04:00)・・・赤岳(05:32)[休憩 52分]・・・赤岳天望荘(06:46)・・・横岳(07:50)・・・大ダルミ(08:27)[休憩 14分]・・・硫黄岳(09:06)[休憩 25分]・・・赤岩ノ頭(09:43)・・・赤岳鉱泉(10:38)[休憩 43分]・・・堰堤広場・・・美濃戸(12:40)

コース

総距離
約14.6km
累積標高差
上り約1,655m
下り約1,655m
コースタイム
標準9時間45
自己8時間20
倍率0.85

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

6月3日(日)に開山祭を迎え、混雑を予想していたため早めの到着に当日変更したが、赤岳山荘駐車場には10台ほどの駐車があったのみで、駐車場自体は3割弱混雑していた。朝方に出発し赤岳を目指すパーティーが多いせいか、午前2時台に出発したパーティーは自分らのみであり、それ以降赤岳山頂に行くまですれ違った又は追い越したパーティーはなし。行者小屋には12張ほど幕営があったが、自分らが通過した時間帯に出発したパーティーはなかった。そのため、赤岳までの上りはかなり快適な登山が楽しめた。

風は金峰山方面からの吹きつけがあったため、赤岳に登るまではほぼ無風。上はアンダーシャツ+半袖+ソフトシェル、下はロングタイツ+ハーフパンツ+ロングパンツで快適に登れた。文太郎道は階段が多いため、動きやすい恰好が好ましい。また、トレッキングポールを突くスペースがあまりないが、手すりが多いため安心である。金峰山方面から日の出を迎えるため、日が見えるには赤岳まで登らなくてはならなかった。

赤岳山頂では数人とすれ違ったが、かなり余裕があった。また、赤岳頂上山荘には数名の宿泊者と、数名の休憩者がいた。山荘内でコーヒーを飲もうとしたら、カフェテリアが9時30分からだということをそこで知ったため、軽食などを取る場合は事前に確認をした方が良いと思われる(コーヒーは山荘の方のご厚意で淹れて頂きました)。売店、トイレなどは営業していた(飲み物を購入無しで休憩をする場合は200円が必要となる)。

その後、赤岳から横岳方面に向かう登山者が数名、逆方面に向かう登山者が数名居た。混雑までとはいかなかったが、梯子場などではちょっとした渋滞があった。稜線に出ると直射日光のため、上りの時の服装でも少し汗をかいた。しかし横岳に向かう途中のピークでトラバースする時に、日陰に入るとかなり肌寒いので注意が必要である。風も予報だと6mだったため、そこそこ強かった。

横岳、大ダルミ周辺では同じく数名の登山者、パーティーとすれ違った。テント泊をする登山者がかなり多く、また家族連れのパーティーもいた。ここでも同じく直射日光とはいえど、休憩で立ち止まると肌寒いので、こまめに調整した方が良いと感じた。

硫黄岳まではかなり上りやすく、また山頂も広いため気持ちの良い登山が楽しめた。山頂には10名ほどの登山者がおり、赤岳方面に向かう登山者が多かった。その後赤岳鉱泉に向け下山を開始した。

森林限界より下界に近づくにつれ、気温もあがり、また風もほぼ無風だったため、この日一番の汗をかいた。赤岳鉱泉の前でアンダーシャツとソフトシェルを脱ぎ、半袖一枚で行動した。またここには残雪がところどころ見られたが、軽アイゼンを履くほどではなかった。地面はぬかるんでいる個所もあるので、注意が必要である。また、赤岳鉱泉から美濃戸山荘に向かう道中は、沢の周りを何度も通るため、浸水しやすい靴での登山はお勧めしない。また、登山靴でもコケや濡れた岩などで十分に滑りやすくなっているため、注意が必要である。

今回の山行は、天気に恵まれたため、とても心地よい山行になった。同ルートは、一泊二日を推奨しているため、日帰り弾丸登山には適していないと感じた。しかし、エスケープルートがある程度あり、また稜線上には小屋も多くあるため、緊急時の際や悪天候になった時には、最低限の対処はできるルートでもあると感じた。またコース上には所々の凍結、残雪があり、それは軽アイゼンを付ける程でもなかったが、天候などにより大きく変化する可能性があるため、夏までは注意が必要であるとも感じた。

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フォトギャラリー:4枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル 医療品
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン ストーブ
燃料 カップ クッカー

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登った山

横岳

横岳

2,830m

赤岳

赤岳

2,899m

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