行程・コース
天候
曇り後晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
新宿から京王線高尾山口行き特急で終点まで
この登山記録の行程
高尾山口駅(07:50)・・・高尾山(09:01)・・・一丁平(09:37)・・・城山(小仏城山)(09:54)・・・景信山(10:44)・・・底沢峠(11:57)・・・明王峠(12:06)・・・陣馬山(陣場山)(12:51)・・・新道登山口(13:36)・・・陣馬高原下(13:53)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年(2017年)すい臓ガンの手術を受けて以来、5回目の山登り。 前回の塔ノ岳で、最後の下りで疲れ果てたことと、我が家からは若干アクセスが大変なので、今回はいつもの高尾山~陣馬山を縦走することにしました。6月に入り、もう暑いかなと500mlのペットボトルを4本持って行くことに。去年病気になるまでは、今より25キロ多かったせいか、汗かきですぐに顔から汗を垂らしながら登るのが当たり前で、水2キロなんて簡単に消費したものでした。私のガンは膵頭部のガンだったので、手術では膵頭部の他に十二指腸と胆管、胆嚢を切除しました。手術後はずっと下痢気味で、当初はトイレの無い所にはとても行ける状態では無かったですが、手術後7カ月が過ぎ、消化器官も多少は安定して来て毎日飲んでいた下痢止めもようやく処方されなくなり、山にも何とかトライできるようになった訳です。それでも、以前のように水をがぶ飲みするのは不安があって、水分摂取は控え気味になります。
当日は前夜朝まで降っていたせいで、登山道にはところどころ水たまりもあり湿度も高く暑かった。ところが上に書いたように水分摂取が少なめなせいなのか、たんに痩せたせいなのか結構暑かったのですが今回は顔から汗がしたたることも無く、以前は手放せなかったタオルハンカチもポケットに入れたままでした。適当なベンチがある所でほぼ1時間おきに、水分を少しと、時々いつものミニあんぱんを1個ずつ食べながら歩きましたが、やはり腸の具合は以前のように万全とは行かないようです。下痢までは行きませんが、ガスが溜まりお腹が痛くなるので、前後に人がいないの確かめては放出しつつ歩きました。陣馬山からバス停への下りでは、かなり下痢気味な雰囲気になり、陣馬高原下バス停に着くと外にザックとストックを置くやいなやトイレに籠り、溜まっていたものを出しようやくお腹の痛みから解放されました。出るのがガスだけだと楽なんですけどね。今後本格的な山に登るためには筋肉系の体力の回復ももちろん必要ですが、消化器系の十分な回復というか、下痢気味のお腹といかに仲良くしていくか、その術を知るのが水分補給との兼ね合いで重要な課題と感じられます。
高尾駅で乗った帰りの中央特快では駅で買った炭酸飲料を500mlをがぶ飲みし、残ったあんパンを食べつくしましたが、幸いお腹は文句も言わずおとなしくしてくれました。
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