行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往)ホリデー快速あきかわ1号、武蔵増戸駅下車。
復)瀬音の湯で休憩後、徒歩約7分の十里木バス停から武蔵五日市駅。
この登山記録の行程
武蔵増戸駅(8:00出発)-(龍性寺)-大悲願寺(8:28)-横沢入、宮田西沢(8:40)-尾根(8:51)-青空峠(9:10)-車道31号線(9:25)-(神明社、諏訪社)-ぐみの木峠、幸神尾根登山口(9:47)-(八幡社祠)-地蔵山(10:07)-深沢山(10:45)-ロンデン尾根分岐(10:51)-勝峰山山頂(11:02着/11:25出発)-ロンデン尾根分岐(11:33)-西側下降路分岐(11:35)-千年の契り杉(11:41着/11:45発)-(深沢小さな美術館)-南沢あじさい園(12:15)-星竹林道合流(12:45)-車道201号線(13:15)-(大戸里神社、長岳橋)-瀬音の湯(14:10)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
田植えの終わった横沢入、将門伝説の勝峰山に南沢のあじさい山の三本立てで、あきる野の里山を歩いて来ました。 お目当てのあじさい山の紫陽花は四分咲きで、見頃になるのはもう少し先のようです。
≫都心の紫陽花が咲き始めてから早や3週間。 そろそろ良いかな~、と南沢のあじさい山を思い立ち、ついでに横沢入の田んぼの様子も見てみようと武蔵増戸駅に降り立ちました。 梅雨らしく小雨でも降ってくれればとの期待も虚しく、日差しがギラリと照りつけています。
横沢入は緑の里山に囲まれた谷戸で、「横沢入タンボの会」の皆さんが、耕作放棄地となった田んぼを復活させる活動を続けておられます。 田植が済んだ水田には、若草色の苗が気持ち良く整列していました。横沢入周辺の登山道は、守屋さんの登山詳細地図に詳しく紹介されていますが、西の小机に抜ける林道の出口付近が崩落していて、歩行者も通行止めになっていましたので注意が必要です。
小机集落のはずれのグミの木峠から始まる幸神尾根は、あきる野市と日の出町の境界線にあたるバリエーション尾根で、途中でロンデン尾根に合流して日の出山まで繋がっています。
尾根の踏み跡は明瞭で、小さなピークを踏みながら勝峰山に向います。
その信憑性は兎も角、勇壮な将門伝説が伝わる勝峰山の山頂には、「鎧塚」や「鈴が御前(?)」の石像が祀られていて、何処となく陰鬱な雰囲気があるのは、頭上を覆う山桜の老木のせいだけとは思えません。
山頂から来た道を戻って、途中から尾根の西側に下り「千年の契り杉」に立ち寄ります。 登山詳細図にも載っていない径ですが、分かり易い道標があるので、安心して里山歩きの幅を広げることができます。
深沢にはもう一本、「山抱きの大樫」という巨樹がありますが、今回は立ち寄らずに南沢のあじさい山に向かいました。 例年より早い開花を期待した紫陽花でしたが、未だ四分咲き程度で、花の見頃を迎えるのはもう少し先の様です。
アジサイ山の観賞路をそのまま登り、金毘羅尾根を越えて星竹林道に入れば、気分は既に温泉気分です。秋川に架かる落合橋の手前の大戸里神社に下山の挨拶を済まると、お久しぶりの瀬音の湯にドボーン!。 前から気になっていたバス通りのお寿司屋さんで「モツ煮」と「餃子」を頂き、フライング気味だった紫陽花山行も、何とか締まりました~。
本日の総歩数34,698歩、歩行距離23.6km、消費カロリー1,416kcal、脂肪燃焼量101g也。
フォトギャラリー:91枚
横沢入の最寄り駅は、武蔵五日市駅の一つ手前の、武蔵増戸駅です。
民家の庭先の綺麗なあじさい、気分が一気に高まります。
線路沿いの道をぶらぶらと、西に向います。
梅雨のシンボルですね~。
横沢入の入口の先にある大悲願寺に立ち寄ります。
源頼朝や伊達正宗にも縁の有る、阿伎留の古刹です。
横沢入では、NPO法人横沢入タンボの会の皆さんが活動されています。
あの方・・・、実は案山子です。
横沢入のメインストリートです。
5月末に田植えをしたそうです。
気持ちの良い風景ですね~。
今回は、宮田西沢の入りから尾根に入ってみます。
入り口は籔っぽいですが、踏み跡はしっかりしています。
10分ほどの登りで、谷戸を囲む北尾根の稜線です。
途中、大久野中学校側に抜ける道を分けます。
尾根線の様子。
先程の横沢入メインストリートから続いている林道に再び合流します。ここが青空峠です。
林道を西の小机方面に向いますが、通行止めの看板が立っていました。
林道の出口付近が陥没して通行止めとなっていましたが、フェンスを乗り越えて通らせて頂きました。
つるつる温泉に続く車道を渡れば、小机の集落です。
深沢の案内役、とんがり頭のziziが出迎えてくれます。
集落の神明社と諏訪社にご挨拶。(写真は諏訪社)
小机集落の眺め。正面の尾根がこれから向う幸神尾根です。
栗の花の匂いに季節を感じます。
ぐみの木峠の登山口に立っている看板です。至日の出山登山口入口、と書いてある様な・・・、
民家脇から尾根に取り付きます。
最初の小ピークには「地蔵山、標高323m」の標識杭が立っていました。
隅にお地蔵さんも据わっていました。
尾根線の踏み跡はしっかりしています。
「ためぐそ山、327m」、杭の脇に、本当に獣の糞があったので、つい笑ってしまいました。
途中、皆伐地があって南の展望が開けます。
中々芸術的な木肌ですね~。
こちらは危険な予感・・・。
先程からの標杭は「日の出山の会」の皆さんが設置したものの様です。
深沢山(460m)を通過。
その直ぐ先に、「千年の契り杉」に下りる小路の分岐を確認。後でここに戻って来ます。
更に進むと、ロンデン尾根の分岐も有ります。
そしてこちらが、勝峰山(454m)の山頂です。
山頂の端に、女性の石像が祀られています。将門の愛妾の鈴が姫でしょうか?
山頂には「鎧塚」や、勝峰山にまつわる将門伝説の説明板などがあります。
広い山頂ですが、山桜の老木に囲まれていて陰鬱な感じがします。
東側の展望台のベンチの方が明るくて落ち着きます。
目の前の「通矢尾根」の名前も、将門伝説に由来しています。
西側の杉越しに大岳山が見えます。
先程通過した分岐から「千年の契り杉」に向って下ります。
尾根の西側の谷間に、一目でそれと分かる「千年の契り杉」が立っていました。
訪れるのは2度目ですが、やはり圧倒的な存在感です!
根元の看板もそこそこの大きさなのですが・・・。
下正面から見上げると、まるで両手に槍を持ったボスキャラに見えます。
沢沿いの道を下り、こちらの民家の軒先を通らせて頂きます。
あじさい山に向う手前で、「深沢 小さな美術館」に寄ってみました。
まるで絵本に出て来そうな個人宅が美術館です。ここのご主人がziziの創作者だそうです。今回入館(500円)はパスしました。
庭先の池の側面がガラス張りになっていて、チョウザメが飼われていました。
隣の池は鯉、鯉、鯉。
さあ、次はあじさい山です。
林道脇のアナベル。去年訪れた時は真っ白で迎えてくれましたが、今年は未だ緑色です。
入園料500円を払って、あじさい山へ。
南沢とは、山を所有される南澤さんのお名前で、半世紀かけてあじさい山を大きくされておられます。
例年より早目に咲き始めたそうですが、未だ四分咲き程度とのこと。
紫陽花が山肌一面を覆っています。見頃になるにはもう少しかかりそうです。
紫陽花の鑑賞路をそのまま上に登っていきます。
登りきると、林道に合流します。
東側には、先ほど歩いてきた幸神尾根が見えます。
高架の金毘羅尾根をくぐると、星竹林道です。
後は、瀬音の湯を目指して林道を下るだけです。
時折、こうして視界が開けるのが、林道歩きの楽しみです。
正面の低い山が戸倉城山、右が臼杵山、左が刈寄山ですね。
秋川の落合橋まで下りて来ました。
橋の手前の大戸里神社に、下山のご挨拶。
狛犬は大正2年のものでした。
背中に風格があります。
阿吽の位置が逆でした。
長岳橋で秋川を渡れば、、、
瀬音の湯に到着です。
温泉の後は、武蔵五日市駅の2つ手前の東町バス停で降りて、気になるお寿司屋さんで湯上りセットを頂きました。
寿司、鰻、ラーメン、中華、なんでもアリです!
ほろ酔い気分で武蔵五日市駅まで、徒歩10分です。
駅前の自動販売機が、西東京バスのデザインになっていることに、初めて気づきました~。
あじさい山の栞です。南澤忠一さんがご先祖供養のために、ひとりで半世紀近くかけて1万本の株を育てたと紹介されています。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
行動食 | テーピングテープ |
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