行程・コース
天候
小雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
「野坂いこいの森」の駐車場。20台程度は停められる。
この登山記録の行程
喫茶店「野坂茶屋」(10:12)・・・野坂憩いの森・駐車場(10:26)・・・一ノ岳(10:58)・・・二ノ岳(11:08)・・・三ノ岳(11:13)・・・野坂山・山頂(11:16)・・・山コース分岐(11:51)・・・沢の橋跡(12:23)・・・山コース登山口ゲート(12:33)・・・山入口バス停(12:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今にも雨が降りそうな空だったが、身体を動かしたくなったので、久しぶりに野坂山トレーニングに出かけることにした。トレイルランナーではないので、あくまで登山スタイルでガッガッと登っていく。定期的にやっているトレーニング。野坂山はコースの長さや斜度等、難易度的にもちょうどいい山だ。
今日はそれなりに本気で上がろうと、ウォーミングアップを兼ねて、野坂山の麓にある喫茶店「野坂茶屋」から歩き出す。
えっちらおっちら登っていくと、キャビンサイトでは子供連れの家族がBBQを楽しんでいた。登山口の駐車場に到着。数台車が停まっていた。天気が悪いせいだろうか、いつもに比べると少ない方だ。
息を整えてから、トレーニング登山を開始する。自称急登ハンターとして急な坂はむしろ楽しみだが、野坂はスタート直後いきなり急登から始まるので、いつも出だしに躓きスピードが上がらない。でも、今日はウォーミングアップが効いたのか足取りもそこそこ軽い。
水場を超えて、さらに加速する。この付近からポツポツと小雨が降りだしてきた。一ノ岳で、休憩を入れて携帯が濡れないようビニール袋にしまう。ついでにお茶で水分補給。一ノ岳さへ越してしまえば、あとは楽勝。再び歩き出す。負荷をかけたかったので、大股で歩く。
二ノ岳、三ノ岳、そして山頂。息を切らせながら山頂の標識にタッチ。ストップウォッチを見ると「50分5秒」。うーーん。一ノ岳で休憩しなければ切り良く50分を切れたのに、失敗した。
いつもは綺麗に見える敦賀市内と敦賀湾も今日は小雨とガスに隠れている。
折り返しで戻ろうかとも思ったが、もう少し雨の情緒を楽しみたかったので、そのまままっすぐ歩きだす。せっかくなので山(荒谷)コースで降りることにした。山頂からは、しばらく赤土の坂が続くので、特に今日のような雨降りは滑りやすく注意が必要。
雨に濡れた木々の緑が、鮮やかさを増している。雨の日の登山の楽しみの一つだ。また、緑の中に交じって浮かび上がるように幻想的な白い花が乱舞している。ヤマボウシだ。既にシーズンも終わったと思っていたのに、野坂ではちょうどよい時期か、改めて見るとあちこちに咲き誇っていた。遠く、芦谷山方面の更に向こうまで白いヤマボウシが点在しているのが見える。野阪山系には時々足を踏みいれているが、こんなにヤマボウシが群生していたとは全然知らなかった。思わぬヤマボウシ・ロードの発見に嬉しくなる。ヤマボウシの花言葉は友情。個人的にも好きな花で家にも植えてある。純白で凛としたヤマボウシも素敵だが、ところどころ淡くピンクの混じったベニヤマボウシもある。雨でひんやりとした森に広がる素敵な風景。鹿がゆっくりと森の中を歩いていた。やはりたまには雨の山もいいものだと思った。
追伸:山コースの最後に沢を渡るところがある。先日、先輩が足ポチャをしたと言っていたが、その理由がよく分かった。流れて崩れた橋が長らく放置されていたが、いつの間にか撤去されていたようで、足を乗せるものがなにもないとさすがにあの川幅は危ない。
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