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燧ヶ岳の眺望と花を楽しむ~大清水から尾瀬沼を周回~

尾瀬沼( 関東)

パーティ: 1人 (モーちゃん さん )

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行程・コース

天候

快晴。気温大清水5:41 10℃。14:0717℃。気持ちの良い風。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 関越道沼田ICより大清水を目指す。カーナビには「尾瀬戸倉温泉」と入力。さらに直進して約11 1分で到着。大清水休憩所前駐車場に入れる(500円・後払い)。満車の場合は登山口右を下った沢沿いに駐車できる。トイレ・売店有り。大清水小屋では食事・宿泊ができる。往路自宅より約2時間14分、復路は約3時間40分(関越道3箇所渋滞)。※1大清水⇔一ノ瀬シャトル運行中。※2首都圏より尾瀬直行バス有。上越新幹線上毛高原駅より大清水行バス有(1日6便・関越交通)。

この登山記録の行程

自宅(所沢市)3:27→4:53沼田IC→5:30尾瀬戸倉温泉→5:41大清水(トイレ)6:00・・・6:56一ノ瀬・・・8:03三平峠8:06・・・8:30三平下8:35・・・9:06長蔵小屋・尾瀬沼ビジターセンター9:20・・・(北岸)・・・10:26沼尻休憩所(昼食・トイレ)11:00・・・(南岸)・・・12:09三平下(トイレ)12:12・・・12:32三平峠12:34・・・13:20一ノ瀬・・・14:07大清水14:25→18:00自宅。

コース

総距離
約18.9km
累積標高差
上り約755m
下り約756m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 三平下の湿原から尾瀬沼越しに眺めた燧ヶ岳は、裾野をひき、さすがにきれいだなと思いました。何度見ても飽きず、そのたびに足を停めます。木道の脇には、夏の花タテヤマリンドウが群生していました。青紫色の花に見惚れました。どこの湿原でもたくさん自生していました。

登山道の様子や花等の情報を記します。
○大清水~一ノ瀬~三平峠~三平下
6時発の一ノ瀬行シャトルに乗りたい気持ちと緑色の世界を歩いて見たい気持ちが葛藤しました。結局、シャトルは復路に利用することにして、涼しい風の中を歩き始めました。段々と雲が流れ、青空が広がって行きます。カラマツ林と紅葉樹林が続きます。秋の紅葉は、きれいだろうな。また来たいな。桃色の花は、タニウツギです。一ノ瀬までに4台のシャトルに抜かされました。入山者が多いので、増便しているのです。
山道に入ると、沢沿いの涼しい風が心地よいです。木道が老朽化しています。壊れている箇所もありますので、足元を見て歩きます。しかも前日の雨に濡れていて、滑りやすかったです。三平峠からは下ります。かなり滑るので、ゆっくりと歩幅を狭くして、滑り止めの横木を踏んで歩きます。コミヤマカタバミがあっちこっちに咲いています。約1cmと小さい白い花です。今は閉じていますが、午後には開くことでしょう。

○三平下~長蔵小屋・ビジターセンター~浅湖湿原~沼尻平湿原~沼尻
 尾瀬沼南岸から眺める燧ヶ岳がいいです。幾度も足を止めて見入ります。今日は風があるので、さざ波が立っています。「逆さ燧」は、次回に御預けです。タテヤマリンドウが群生しています。色が青紫色できれいです。
 長蔵小屋の西側にあるカラマツ林から眺める燧ヶ岳もいいです。ここは私のお気に入りのビュー・ポイントです。涼しいので、汗がひいて来ます。
 尾瀬沼ビジターセンターで情報を得て来ます。今、どこに、何が咲いているかな。1時間ツアーに参加したいし、スライドも見たいのですが今日は時間がないです。
 北岸を歩いていて、キヌガサソウを発見しました。花は一つでしたが、結構大きかったです。ヒメシャクナゲも湿原に咲いていました。

○沼尻~南岸~三平下~三平峠~一ノ瀬~大清水 
 沼尻に到着、私も昼食にしました。。登山者が10名位います。休憩舎は再建工事中です。離れた場所にあるトイレは使用できます(200円)。
 南岸は、木道は老朽化し、壊れている箇所が多いです。ぬかるみや倒木もあります。夏の花アカモノを発見。春の花オオカメノキとムラサキヤシオツツジが咲き残っていました。
 コミヤマカタバミの花が開いていました。サンカヨウの花も咲いていました。
 シャトルに乗る予定でしたが、岩清水の近くで滑って転倒。ズボンのお尻部分を濡らしてしまい、乾かすために歩きました。途中旧道を通って来た女性とおしゃべりしながら大清水へ向かいました。登山バスを利用し、一泊二日で尾瀬を楽しんだそうです。新宿バスタ発往復で約1万円、満員だったそうです。私は、近年登山後の運転が負担になって来たので、そのうち利用したいな。冷たいビールを飲んで、目が覚めたら、目的地に着いているなんて、楽ですよね。
 
(参考にしていただきたいこと)
①シャトル運行期間 6月16日(土)~10月14日(日)予定。発着場所大清水⇔一ノ瀬。所要時間片道約15分。運賃大人700円こども350円。時刻表は写真参照のこと。※問い合わせ先〇関越交通鎌田営業所0278-58-3311。群馬県自然環境課027-226-2881。

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フォトギャラリー:78枚

6時前の大清水の様子。左は有料駐車場とシャトル乗り場。右は休憩所(売店有)、右奥は水洗トイレ。大清水小屋は食事・宿泊ができる。シャトルが運行中(大清水~一ノ瀬。大人700円約15分)。

シャトルの時刻表(パンフを撮影)。

尾瀬のトイレは全てチップ制。清掃が行き届き清潔で気持ちよく使える。

沼田街道(砂利道)を歩くと、緑の世界だ。左は天然カラマツ林。

広葉樹林の中を一ノ瀬までゆるやかな上り坂だが、気持ちよく歩ける。

桃色の花はタニウツギ。

ズーム。濃い桃色だ。

約1時間で一ノ瀬へ到着。右は休憩所。トイレ。左はシャトル。1時間に2本、混雑時増便。大人700円約15分。

三平橋の先にある登山口に咲いていた花。名前が不明。調査中。街中に生えている園芸種エニシダのようだ。

ラショウモンカズラ。場所は一ノ瀬から約17分沢を渡る橋の端。

ここにもエニシダ。しかも群生していた。

岩清水の上の水溜りで発見、オタマジャクシ。

木道の階段。九十九折がきついので、ゆっくりと歩く。

三平峠から下ると白い小さい花を発見。花びらは約1cm。葉はハート形が特徴。

コミヤマカタバミ(小深山傍食)。

木道の老朽化が進んでいる。壊れた個所がある。濡れていて滑りやすい。

コミヤマカタバミが群生。

こっちにも。特徴はハート形の葉。

三平下に到着。休憩所(食事)・トイレ、尾瀬沼山荘有。沼岸は燧ヶ岳のビューポイント。

もう一枚。

三平下の湿原も高山植物が多い。リュウキンカが咲き残っていた。

ここもビューポイント。ベンチもある。

タテヤマリンドウが群生。

ズーム。

さらズーム。

もう一枚。他の湿原でも群生している。

レンゲツツジが咲き出した。

日陰には、ミズバショウが咲き残っていた。

場所は長蔵小屋の手前の釜ツ堀湿原。

白い花が群生。

これは、コバイケイソウ。

小さな花が密集している。

カラマツの根元にはマイヅルソウ。

長蔵小屋の北側は燧ケ岳のビュー・ポイント。

ここは景色もいいし、涼しい。

山頂部ズームしてみる。

尾瀬沼ビジターセンター。先に入って予備知識を蓄えると良い。どこにどんな花が咲いているか確認する。

何スミレかな。

大江湿原にもタテヤマリンドウが群生。

ズームして見る。

白いのは

ワタスゲ。

大江湿原から沼山峠方面を撮影。夏にはニッコウキスゲが群生。しかし、最近はシカによる食害のため、数が少ない。

緑色になった湿原と白色のワタスゲ。

キヌガサソウを発見(大江湿原~長英新道分岐)。

花をズーム。

尾瀬沼の北岸はゆるやかな木道が続く。

左は尾瀬沼。風があって日陰に入ると涼しい。

樹木の根元にはゴゼンタチバナ。

群生している。

沼尻平から見上げた燧ヶ岳。

桃色の小さい花は、

ヒメシャクナゲ。

沼尻から見上げた燧ヶ岳。

ナデッ窪登山道は、管理者がいない。控えた方が良いそうだ。

再建中の沼尻休憩所。発電機の過熱により焼失。トイレ有、ここは200円。

目の前には尾瀬沼が広がる。

動いているのはカルガモ。

南岸は歩きにくいが周回してみる。ミツバオウレンを発見。

ムラサキヤシオツツジが咲き残っている。

オオカメノキも。

小沼湿原から見上げた燧ヶ岳。

小沼湿原にもヒメシャクナゲ。

夏の花アカモノ(イワハゼ)が咲いている。

ズーム。

一方では、春の花ムラサキヤシオツツジが咲き残り。

南岸もゴゼンタチバナが多い。

ここにもムラサキヤシオツツジ。

富士見峠へ向かう分岐付近から眺めた燧ヶ岳。

南岸の木道の痛みが酷い。足元から目を離さないこと。

春の花オオカメノキも咲き残り。

スミレかな?

南岸は通行注意(三平下トイレに有)。

ズダヤクシュ。

サンカヨウを発見(三平下~三平峠)。

コミヤマカタバミの花が開き、きれいだ。

うっすらと桃色の筋が見える。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • お天気も良く、緑とお花がとてもきれいです。緑を楽しみつつも、紅葉もいいんだろうなぁと思ってしまいますね。どうもありがとうございました。

  • コメント、ありがとうございます。広葉樹が多いので、紅葉も大変きれいです。できれば見晴に一泊して、尾瀬沼と尾瀬ヶ原を縦走できると最高です。霜が下りると、木道がすべりやすくなります。山ノ鼻・尾瀬沼ビジターセンターのホームページをチェックすると、気象情報や登山道・紅葉の情報が得られます。ご参考になさって計画を立ててください。

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