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剣山・次郎笈(太郎・次郎の兄弟峰)

剣山・次郎笈( 中国・四国)

パーティ: 2人 (うめぞー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れたまに曇り

登山口へのアクセス

その他
その他: 徳島駅でレンタカーを借りて見ノ越まで移動、お土産物屋の前の剣神社が登山口。

この登山記録の行程

JR徳島駅(8:00)・・・見ノ越駐車場(10:15)・・・剣神社(10:30)・・・西島登山リフト駅(11:10)・・・大剣神社(11:30)・・・剣山御神水(11:40)・・・剣山本宮宝蔵石神社(12:10)・・・剣山山頂(12:30)・・・ジロウギュウ峠(13:00)・・・次郎笈(13:15)・・・剣山山頂ヒュッテ(15:30)・・・刀掛の松(16:00)・・・西島登山リフト駅(16:30)・・・剣神社(17:10)

コース

総距離
約9.2km
累積標高差
上り約1,210m
下り約1,215m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はいつもの友人と休みがあったのでかねてから計画していた四国の山を登頂するべく行ってきました。
最初は石鎚山を検討していたのですが秋が綺麗なので石槌山は秋に行くことにして選択したのは剣山です。
ここは我々の大好物である巨岩・巨石があるのと展望がいい剣山と次郎笈の二山を登頂すること、御朱印集めを目的に行ってきました。
それではコース案内です。
金曜日の仕事終わりに京都からバス(高速バス)に乗った我々は徳島駅まで行き、前泊します。
次の日、予約しておいたレンタカーに乗り込んで一路、見ノ越駐車場を目指します。
ちなみにですが徳島駅から徳島道に乗って美馬で降りるのですがここから見ノ越までは50kmほどあるため徳島駅からだと2時間半ほど見ておく必要があります。
従って朝早くから行動したい方は前泊の場所を見ノ越近辺にする方がいいでしょう。
見ノ越に10時過ぎについた我々は身支度を整え、まずは剣神社を目指します。
お土産物屋さんの前に剣神社への石段があり、左には剣山登山口の道標があります。
石段を上がりきった先が剣神社ですので参詣して登山の安全祈願をします。
また、ここでも御朱印がいただけるので御朱印をいただきます。
ここには簡易宿泊所があるのでここを拠点に周遊してもいいでしょう。
神社を正面に右へ進めば直ぐに登山道となりますので進みます。
最初の剣神社までの石段は結構な段数もあるので大変ですがここからはハイキング道のような道となり斜度もそれほどでもないので自分のペースを乱さなければ特に問題となるような道ではありません。
やがて前方にリフトの下をくぐるトンネルが見えたくらいから少しずつ上りが急にはなりますがゆっくり行けば問題はないでしょう。
ちなみにこのリフトは登山リフトとなり観光客やハイカーが利用していますが西島駅までなのでそこからはご自身の足で上がることになります。
時間を短縮したいのであればリフト利用もアリだと思います。
剣神社からコースタイムで西島駅までは50~1時間となっていますがリフトを使えば8分ほどで西島駅まで到着します。
西島駅からはコースが別れて大剣コース(大剣神社方面)尾根道コース(刀掛の松方面)
二度見展望台経由の次郎笈方面へのざっくり分けて3コースあります。
もちろん一ノ森などへ行くための行場方面もありますがここからさらに進んだ場所に分岐があります。
分岐も途中で何回かつながるのでこのあたりは道標をよく見て進まないと行きたい方面と違う方面に進んでいる可能性があります。
我々は大剣コースを進みます。
このコース最大の見所は大剣神社の奥にそびえている御塔石なのです。
大きさは下から上まで約30mほどあるのでしょうか?
ちなみにですが剣山という山名はこの御塔石の形が剣に似ているため付いたとも言われています。
大剣神社で参詣を済ませたら御塔石の根元にある御神水をいただきに急勾配の階段を下りていきます。
ここは最初から急な下り道のせいかスルーされる方が大半でしたが距離にすればたかが100mほどですし高低差でも20mほどですので是非とも訪れましょう。
訪れる理由は御塔石を下から見上げられるのですが迫力が桁違いだということと格式高い神社があること、御神水が想像以上に美味しいことが挙げられます。
特に御神水は我々のベスト3に入るほど美味しかったです。
おそらくは地下からこんこんと湧いているのでしょうが冷たくて本当に若返りそうなほどの美味しさですので是非とも飲まれることをお勧めします。
ここから一旦大剣神社まで戻り、道標に従い山頂を目指します。
頂上ヒュッテを見上げながら進むと尾根道コースと合流した先に鳥居があります。
ここが本宮である宝蔵石神社の鳥居です。
もちろんここでも御朱印をいただき、天狗様が大好きな私は天狗様の下駄をかたどったお守りをいただきます。
神社の左隣が頂上ヒュッテで神社とヒュッテの間にある階段を上がった右側が今回是非とも見学したかった宝蔵石です。
青空に白い巨岩が映えてとても美しかったです。
ちなみにこの岩にはソロモンの秘宝が埋められているとの伝承もありパワースポットでもあります。
そのまま宝蔵石の前の木道を進むと大きなテラスがあります。
たくさんの観光客や登山客が憩っているのを横目に進めば一等三角点がある剣山山頂です。
植生のために設けられた木道ですので外れないように進んでいくと次郎笈への道があり、次郎笈がその勇姿を見せてくれます。
どっしりとした山容は登ってみたいという登山者の意欲を掻き立てるには十分すぎるフォルムです。
ちなみにここから先へ進むには往復片道1時間として2時間は見ておく必要があります。
頂上ヒュッテやその周辺の山小屋に宿泊するか縦走して丸石あたりで宿泊されるのであれば通り道なのでいいのでしょうが我々のようにその日のうちに下山するつもりならよくよく考えて行動しないと時間切れになる可能性があります。
近くに見えてはいますが剣山山頂から約2km近くあるのと結構な急登があるので意外と時間はかかります。
我々が剣山山頂についたのが12時半くらいだったので昼食をどうするか?悩みましたが行動食を持っていたのでそのまま次郎笈に向かいました。
これがいい結果を伴っておかげで次郎笈でたっぷり休憩を取ることができました。
剣山山頂から一旦急激に下って行きます。
少しなだらかになったくらいに二度見展望台への分岐があります。
ここからはコブというか丘のような感じでアップダウンが少しありますがそれほどでもないのでゆっくり進めばいいでしょう。
そこから少し行けばこのルートで唯一なだらかな道となりここが一番歩きやすいです。
道なりに進むと分岐があります。
ここがジロウギュウ峠となり右へ進めば三嶺となり(丸石が先になります。)左が次郎笈となります。
ここから次郎笈までは急登が続くのでゆっくり取り組んでください。
また、場所によっては履行が難しいので上り下りとも広いほうが譲るようにしましょう。
厳しい登りを登りきれば稜線に出ます。
ここからは目の前に山頂が見えておりほんの少しの上りで山頂に着きます。
山頂はそこそこ広いので休憩もできますし四等三角点もあります。
しかし何よりも素晴らしいのは360°の展望を楽しめることです。
今回いいお天気だったこともあり山頂は結構な人がいたので山頂より少し奥へ進んだ場所に休憩適所を見つけた我々はここでのんびり休憩します。
山々を眺めながら飲むコーヒーは格別に美味しくて充実した時間を過ごします。
気が付けば山頂にいた方もいなくなったので我々も後片付けをして来た道を戻ります。
人気のなくなった山頂でもう一度写真を撮ったらそのまま下って行きます。
ところがこんな時間から山頂を目指す方を二組ほど見かけました。
おそらくそのまま別ルートから下山されるのか、丸石方面の避難小屋などを利用されるのだと思います。
二組ともしっかりとした装備だったので特に心配せず挨拶を交わしてスレ違います。
ここからは来た道をもどるだけですが疲れた方は休憩を取りながら戻りましょう。
次郎笈への上りも急ですが剣山山頂への登り返しも急登になります。
無事に登り返した我々は行きでは立ち寄らなかったテラスに向かいます。
行きの時間は観光客や登山客でごった返していたテラスもこの時間は人がほとんどいませんでした。
ちょうど小屋番のおかみさんがテラスにいらっしゃったので言葉を交わしてテラスからの景色を堪能した我々は頂上ヒュッテに立ち寄りあめゆやケーキで甘味を補給して休憩します。
ヒュッテを出た直ぐに山座同定ができるような看板があるので見える景色と照らし合わせて楽しみます。
ここからは下山ルートを尾根道コースとし、刀掛の松を見学しに行きます。
ちなみにどこでもそうですが尾根道がある場合、ほかのルートと複合である場合は帰路に尾根道を選ぶほうがお得です。
理由は上りだと状況にもよりますがあまり周囲を見ている余裕がありませんが下りならゆっくり眺めながら下りていくことが出来るので景色を楽しむことが出来るからです。
我々も景色を楽しみながらゆったりと刀掛の松を見学します。
ここからは完全に帰路になるのでまず目指すのは西島駅です。
順調に山道を下っていくと眼下に西島駅が見えてきます。
我々は自力下山ですので駅前を通り過ぎて朝上がってきた道へと下って行きます。
ちなみに西島駅からリフトを利用するなら16時45分が最終なので遅れないようにしましょう。(遅れたら自力下山しかありません。)
順調に下っていった我々は剣神社で無事に下山できたことを感謝してから本日のお宿へ向かいました。
次の日は徳島観光して(土柱や金比羅山など)帰路につきました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
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ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

剣山

剣山

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次郎笈

次郎笈

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