行程・コース
天候
曇り。下山後雨
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒4:32→山手線→池袋4:52~5:00→西武池袋線→小手指5:41~42→〃→飯能6:00~04→西武秩父線→西武秩父/御花畑6:48~7:25→武州中川7:36
復路:東日原14:50→西東京バス→奥多摩15:20~27→ホリデー快速奥多摩号→新宿16:58~17:03→山手線→目黒17:15
この登山記録の行程
武州中川駅7:40→登山道入口7:47→70号鉄塔8:37→クタシノクビレ8:41→69号鉄塔8:46→篠戸山1040m9:18→矢岳1357.9m10:09~20→林道方面分岐10:40→赤岩ノ頭1448m10:44→立橋山1568m11:22→牛首11:33→長沢背稜到着11:48→坊主山1640m11:55→水源巡視路到着11:59→ハナド岩11:36→一杯水避難小屋12:56~13:07→東日原バス停14:00
合計6時間20分
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
6月23日(土)は、たまには奥多摩!ということで、秩父鉄道の武州中川から矢岳に登り、どこが奥多摩やねん!だからそのまま長沢背陵の坊主山まで行って、一杯水避難小屋で昼飯のお握りを食って、ヨコズス尾根で東日原バス停まで縦走して来ました!
帰りは奥多摩駅から電車で帰ったので、終わり奥多摩ならば全て奥多摩!
矢岳の奥武蔵と奥多摩を繋ぐ道は、人間の管理の行き届いた奥多摩のすぐ裏にこんなにも大自然の息吹を感じる場所があったんだ-!というような道で、隣の熊倉山と酉谷山を結ぶ道と似ているんだけれど、こちらの方が地形が単純でルートがわかりやすいので、一般向きです。
今回は午後雨の予報だったので、最初の若御子山と大反山を迂回して多少の時短を実現するために、始発電車を乗り継いで武州中川を7時40分スタート。
駅横の踏切を渡り、山にぶつかるところまで道を直進すると、田代稲荷神社のすぐ先に「不動窯」「ハイキングコース」と書かれた建物があるので、そこから登山道に入って行きます。
この道は、山の上にある民家の畑を突っ切り、植林の中の送電線巡視路へとつながって行きます。途中に若御子山方面への道が分岐するも、時短のためそのまま70号鉄塔方面に進みます。
70号鉄塔は、山の斜面を登りきり、道が水平になってしばらく行ったところの右側にあり、そのすぐ先のクタシノクビレという鞍部で大反山からの道と合流します。ここまで駅から約1時間!
クタシノクビレから軽くひと登りすると69号鉄塔があり、送電線巡視路はここまでなので一気に道がか細くなります。でもこの先単純な尾根道なのでなんの問題も無し。
尾根づたいにどんどん登って行くと、左手が広範囲に伐採された場所に出ます。その伐採地横のピークで一番高い場所が篠戸山です。クタシノクビレから意外と時間がかかって40分弱で到着。
伐採地から再び樹林帯の中に戻り、最後に急坂を登りきると10時9分、武州中川駅から約2時間半で、展望の無い矢岳の山頂に到着しました。ここで今日最初の休憩をとります。
矢岳の山頂は、一時期立派な山頂標識があったんですが、きれいさっぱり無くなり、手書きのプレートが2枚あるだけになっていました。山頂から林道に下る道も黄色テープがあるだけの完璧なバリエーションルートに逆戻りで、元来た尾根道を戻った方が安全そうな感じでした。
矢岳山頂からしばらく岩がちなやせ尾根が続きます。この辺、今日一番ガスが深く、地面も湿っていて、岩や木の根っこがやたら滑って、進むのにやたら時間がかかりました。
まあそれでも20分ほどで林道への下降路が分岐する地点に到着。ここはちゃんとした踏み跡が残っていました。
しかしその下降路に踏み跡を全部持っていかれ、奥多摩へ抜ける縦走路の道はこの先獣道程度になります。でもヤブは無いし、引き続き単純な尾根道なので迷う心配は無し。
次の赤岩ノ頭は名前とは裏腹になだらかな斜面の上にあるピークです。
赤岩ノ頭を過ぎると道?は再び岩がちなやせ尾根に戻り、たまに手を使いながらよじ登るように進んで行くと、正面右手に巨大な岩壁が見えて来ます。その岩壁の上が立橋山です。
立橋山からロープが欲しい感じの急斜面を下りきった鞍部が牛首です。ここまで来ればようやくあとひと登りで長沢背稜に到着です。
そして岩がちな急斜面を登って行くと、徐々に斜面はなだらかな高原状の場所になり、11時48分、長沢背稜の稜線に到着。矢岳方面への分岐はピンクテープが1つあるだけなので、逆ルートは入口が見つけづらいかも知れません。
このまま水源巡視路に出ても良かったんですが、せっかくなんで坊主山に寄って行きます。山頂には、長沢背稜に出たところから10分かからず到着。手書きのプレートと三角点のような立派な水準点がありました。
坊主山から反対側に下り、水源巡視路に合流したら後は高速道路です。小谷川林道通行止の張り紙がある七跳尾根の分岐を過ぎ、ガスで展望ゼロのハナド岩を過ぎると、約1時間かかり、12時56分一杯水避難小屋に到着。
久しく来ていなかった間に、小屋の色が茶色から白に変わっていました。小屋の中には休憩の人が3~4人。時間が早いので泊まりの人はゼロ。
一服するため、小屋の外のベンチで10分ほど休み、ついでにお握りも1個食べたら、いよいよ東日原バス停に向かってヨコズス尾根を下山開始します。
ヨコズス尾根も奥多摩のメジャールートということで高速道路で、最後簡易水道のタンクの先の大きな石がゴロゴロしたところだけ夏草がしげっていたこともあり歩きにくかったものの、40分強で、前半時短したにもかかわらず13時25分のバスには間に合わなかったものの、14時ちょうど東日原バス停到着。
心配していた雨はというと、下山少し前にちょうど降りだしたところで、結果、雨着も傘も使わずに済みました。
日原は、6月ということで食堂は開いておらず、酒屋もとうの昔に廃業してしまったので、行く場所もなくバス停の待合所の屋根の下で雨宿りしながら14時50分のバスを待ちました。
そのバスで奥多摩駅まで出て、何は無くとも電車の時間を確認しに行ったら、ちょうどホリデー快速奥多摩号がいたので、これに乗ると立川駅まで圧倒的に早いので、飯も食わず温泉にも行かず、まあ温泉は雨のなか傘さして10分歩くのが面倒だったってのもあるんですが、そのまま新宿まで戻ってしまいました。
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