行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
深山ダム沿いまで舗装路。大川にかかる橋の手前で右折し砂利道の林道に。水たまりの凹凸があるが普通車でも入れそう。終点ゲート前は2台ずつ3つのスペースがあり、詰めれば6台ぐらいは駐車可能。駐車時駐め方配慮が必要。山側は落石の恐れがある。
この登山記録の行程
ゲート前5:50-三斗小屋跡6:35-6:43湯川の橋(入渓点)7:12-井戸沢出合7:13-7:36大滝-8:24赤茶けた滝9:00-二俣-10:00稜線-流石山10:15-大峠11:00-峠沢(入渓)-湯川の橋13:00-13:45ゲート前
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ゲートから三斗小屋跡までは車用の林道歩きで歩きやすい。林道は湯川直前まで続いていてアプローチとしては楽。湯川の橋の手前から登山道となり、橋を渡り入渓。井戸沢の出会いは入渓点の対岸で藪っぽく見える。井戸沢に入っても水はなくゴーロ歩きとなる。堤防が出てきて間違っていないことにほっとする。堤防は右岸側のトラロープを使って超えた。15m滝は左岸滝横リッジを登り藪から滝上に、リッジというより泥に埋まった岩の壁の様相。中間部が垂直でスタンスが遠く、この沢の核心。ハーケンが右1本、正面2枚打ちの2か所にあり、上部からお助け紐が下がっているが、体重をかける気にならないほど古い。2枚打ちのハーケンはぐらついている。よく探せばホールドがあり、腕力で乗り越せる。3番目に出てくる10m滝は右岸を登ってみたが、すぐに出っ張った岩に阻まれ越えられず、草付際の踏み跡に逃げる。この2箇所が巻きといえば巻きであるが、それ以外の滝は巻かずに登れるので楽しい。ただし調子に乗ると簡単そうに見えても滑るので、蝉になる可能性がある。二股過ぎてもずっとルンゼ登りとなって苦しいが、忠実にたどればやがて笹がうるさくなる。少しの我慢で開けて短いガラ場となり、ひざ下丈の笹薮に消えているので、そのまま少し進めば稜線の登山道に出る。下降に使った峠沢はゴーロ状で歩きにくかったが、中ノ沢が合流したのちは滑床となって、次々現れる滑にワクワクしながら下った。登山道をちょっと頑張って中ノ沢から直接入渓した方がさらに楽しいかもしれない。
資料は2010年発行の東京起点沢登りルート120(山と渓谷/宗像兵一編著)と昭和年(1978年)沢登りルート図集100選だが、前著の図で大きな滝は確認できたがそれ以外は同定が難しかった。
フォトギャラリー:19枚
林道ゲート前。奥に2台、右の分岐に2台、写真左手前に縦列駐車2台。右手前にも山際に2台~3台止められるが落石が心配。
那珂川源流の碑と三斗小屋方面の登山道の橋。入渓点は橋を渡った向こう側。平坦地がありたき火跡。釣り人か。
井戸沢出合(入渓点から見える)
堤防、向かって左の側壁にトラロープ
15m滝。左岸リッジといっても半分は藪
ここが核心。オレンジのフィックスはぐらぐら2枚打ちハーケンに、ブルーは木の根に。少し手前にオレンジのテープ付きハーケンがある。一応立てる。
滝の上はつるつる。写真左上に出てくる。
15mの次の10mの滝。左側を狙うも出っ張り岩に邪魔された。
水流の左が階段状。スリップ注意
小釜の水が冷たくて気持ちよい
稜線が見えてきた。
明るい谷だ
滑もある
二俣。右に入った。
二俣から見下ろし
5mトイ状(かな)
踏み跡のように見える崩壊。左のルンゼ状に。
うるさい笹が切れて登山道のようなガラ場。
ガラ場の先が笹に隠れたが、何となくルートが分かり、稜線間近。お疲れ様。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
GPS機器 | カップ | クッカー | カトラリー | ロープ | エイト環・ATC |
カラビナ | 安全環付きカラビナ | クイックドロー | スリング | ハーネス | ヘルメット |
沢登りシューズ | 沢登り用ソックス | 沢登り用スパッツ |
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