行程・コース
天候
晴れ!
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅(5:30) →狭山日高インターから圏央道、関越道、上信越道で佐久インターへ →
高峰温泉駐車場(8:00)
この登山記録の行程
高峰温泉駐車場 → 水の塔山 → 東篭の登山 → 池の平湿原入口 → 木道 → 三方ヶ峰
→ 見晴岳 → 雲上の丘 → 湿原入口 → 湯の丸高峰林道 → 駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
3連休の初日、しかも天気が良いとなると山はどこも混むんだろうなあ、と思いながらも先週は山に行けなかったので高山植物撮影を兼ねてトレーニングに篭の塔山に行ってきました。
このエリアは浅間山に登る人がほとんどで、あまり知られていない山ですが、標高は2000m
以上、展望は360度、高山植物多数(コマクサも見られる!)、湿原歩きも楽しめる♪とあって
なかなかおすすめの山かと思います。
篭の塔山の名前の由来は「天に近く神の力を授かる高い場所=加護の塔」と名付けられたのが
転じて篭の塔となったと言われています。
連休の初日だったので高速道路の混雑が予想されましたが、さほど混んでなく予定通り高峰温泉に着きました。駐車場は25台ほど無料で停められます。まだ空きもありました。(8:00)
コースは危険個所はなく、人も少なかったです。水の塔山まではひたすら登りますがその後
は稜線歩きです。大きな岩を手足をつかってよじ登る箇所もありますが大したことはありません。稜線ではこれから歩く道を眺めながら景色を堪能できます。
東篭の登山は360度見渡せる大展望で北アルプス連峰もきれいに見えました。どの角度を向いても絶景なのでどちら向きで休憩しようか悩んでしまいそうです。
池の平までは石がゴロゴロした下りですが次第に心地よい樹林帯になります。湿原入口の
駐車場は湿原だけ楽しむ観光客で賑わっていました。
湿原に到着するとそこには広大な気持ちの良い草原と木道が広がっており、今すぐにでも
歩きだしたくなります。アヤメが見頃でした。
そして次のお楽しみは三方ヶ峰と見晴岳のコマクサです。ここにコマクサの存在を知った
時は驚きましたが確かに咲いていました。終わりかけていましたが残っていてくれてよかったです。
そしてその後は気持ちの良い森を抜けて湿原入口に向かい、林道をてくてく歩いて駐車場に
戻りました。
日が当たっているところは2000mを超えていても暑くて日差しもきつかったですが、
数々の高山植物を愛で、眺望も楽しめたので大変満足の山旅でした。この時期は遠出が
多くなってしまうのでお財布に優しくないですが・・・まだまだ楽しみたいと思います。
お疲れ様でした~!
フォトギャラリー:157枚
高峰温泉の駐車場に着きました。駐車場は25台ほど停められるそうです。まだ空きがありました。
小諸駅、佐久平駅からバスがあるようです。16:17発のはバスタ新宿行きのようです。
こちらには宿が1軒あります。ランプの宿、気になります。中には「雲上の露天風呂」もあって下山後ゆっくり1泊するのもよさそうです。
トイレもあるので安心です。中に協力金を入れる箱があったので入れました。
スタートはここから。楽しみです!
いきなり黒斑山がドーンと見えます。
始めは緩やかですが徐々に急になってきます。
これはヤマブキショウマかな?
登山道には花がいっぱい。これはイタドリ。
だんだん岩がゴロゴロしてきました。
だんだん傾斜が出てきます。
今日これから歩く稜線がよく見えます。
雲海も見えますね。
水の塔山と東篭の登山の間には赤ゾレと呼ばれる崩落地があります。なんだかドキドキします。
イブキジャコウソウ。
ミネウスユキソウ。
テガタチドリ?
ハナニガナ?
先行する登山者。
だんだんよじ登らなければならなくなります。
先行する登山者がよい目印となります。
朝露をまとったみずみずしい植物。
イタドリのアップ。イタドリもよく見ると薄ピンクできれいですね。
だんだん高度が上がってきます。
遠くに北アルプスが見えたのでズームアップ。
まだまだ登りますよ~!
これから登る東籠の登山、その奥に池の平湿原。下に見える林道は最後に歩きます。
黒斑山とアサマ2000スキー場。
そしてようやく水の塔山に到着です。
なかなかの絶景。遠くに北アルプスが見えます。
アップにしてみました。
次は東篭の登山に向かいます。山の裏側に回り込む感じで進みます。
ハクサンシャクナゲがまだ残っていました♪
ゴゼンタチバナ。
岩場にかなりたくさん咲いていました。
いよいよ稜線歩き。
これから歩く山を眺めながら景色を堪能できます。真ん中は東篭の登山。山頂に人が見えます。
ズームアップ。これから向かいますよ~。
赤ゾレに到着。
落ちたら終わりですね・・・
でも道幅があるので全く問題ありません。
来た道を振り返る。
東篭の登山までまだ一登り。なかなか形の良い山です。
そして山頂に到着!
山頂は広く、ガレていますが360度の絶景が広がっています。
北アルプス方面。
先ほど登った水の塔山。右に黒斑山、その奥に少しだけ浅間山が見えます。
小諸の街でしょうか。
一等三角点があり、すかさずタッチ。
北アを眺める登山者。
雲が少し邪魔ですが・・・
あのとんがっているのは槍?
これから歩く池の平湿原もよく見えます。
西篭の塔山を往復する人も多いですが今日は池の平湿原を歩くので止めました。
湯の丸山の向こうに北アルプス。
では下山します。
すれ違ったおばちゃんたちが「見てみて~、あの空、真っ青よ~。」というので振りかえって見上げると・・・本当にきれいなブルーでした。
カラマツもいい感じ。
ガサガサ音がしたので見ると大きめの鳥がいました。
写真を撮っていると通りかかった人が「ホシガラスかな。」と言っていたので家に帰って調べてみたら本当にホシガラスでした。
この鳥も見たかったので大感激!背中の白いティアドロップ模様が素敵ですね。
風景に溶け込むような素敵な道標。
森の中は涼しくて気持ちが良いです。
カラマツソウ。
そして池の平の駐車場が見えてきました。
かなり賑わっています。トイレもありました。
インフォメーションセンター。
駐車場で係の方に湿原の入り口をお聞きしたところ地図をくださいました。その地図の裏側には・・・
なんと植物の写真がたくさん載っていました!こういうのはよく有料で売っていたりしますがここでは無料でした。ありがたいです♬
では湿原を楽しみます。
まずニッコウキスゲがお出迎え。今年初です。
歩きやすそうな道。
好きだなあ、こういう場所。
マルバダケブキ。
ヤナギランかな。
シャジクソウ。
咲き始めのノアザミ。
シシウド。
気持ちの良い道を緩やかに下っていくと、
わあ、広大な湿原登場。
ベンチもありますが暑そうですね・・・
放開口と書かれた方から回ります。
では湿原の様子、よろしければご覧ください。
レンゲツツジも残っていました。
カラマツソウ。
時々葉の一部が赤くなった木を見かけました。
木道に座ってオカリナ?のようなものを吹いていたおばちゃん3人組。「薔薇が咲いた」などの名曲をハモって上手に吹いていました。
アヤメは見頃ですね。
休憩所があったので少し休みました。
「忠治の隠岩」。むかし忠治さんが隠れていたのでしょうか???
鏡池が見えてきました。
見る角度によって池の色が変わります。こちらから見るとグリーン。
先に進むと空が映ってブルーです。いつまでも見ていたいほど綺麗でした。
次は三方ヶ峰にコマクサを見に行きます。
トンボも多く見られました。早いですね。
そして三方ヶ峰に到着。
ここにはコマクサが自生しているのです。
このようなフェンス越しからコマクサが見えます。
わあ、あった~!でも終わりかけ・・・
近くにいた方が「もう1か月も前から咲いていたんですよ。よく残っているほうです。」と教えてくださいました。そうなんですね、残っていてラッキーでした。
次は見晴岳へ。そこにもコマクサがあるようです。
池の平湿原が見えました。
シモツケソウ。
見晴岳に到着。こちらもフェンスで保護されています。
こちらも終わりですね。
植物を撮ると必ずと言っていいくらい虫も映ります。
キバナノヤマオダマキでしょうか。
うつむき加減がかわいらしいです。
カワラナデシコ。
右が湯の丸山、左が烏帽子岳。烏帽子岳は以前登りましたが湯の丸山はまだなので登ってみたいです。
イブキジャコウソウ。
雲上の丘方面へ。
クガイソウ。
アフリカに森の小人と言われるピグミー族がいますが、その森っぽいってことでしょうか。謎
ここにもハクサンシャクナゲが残っていました。
雲上の丘に到着。その名の通り、眺めがいいです。
山座同定図もあります。
アヤメのお花畑。
ここが湿原の見納めでした。
湿原入口に戻りました。
バスが通れるほど広い林道で駐車場に戻ります。暑さが心配でしたが、ちょうど陰ってきました。
あの上を歩いたのですね。
駐車場に到着。とても楽しかったです。お疲れ様でした。
おまけ:スキー場にニッコウキスゲの群生地がありました。
朝も通りかかって車を停めて写真を撮ろうか迷いましたが、時間がなかったのでスルーしました。やっぱりきれいなので帰りに立ち寄りました。
疲れも吹っ飛ぶ景色ですね。
ではこんどこそ帰ります。お疲れ様でした~!(笑)
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | サングラス | 地図 |
腕時計 | カメラ | ホイッスル | 医療品 | 行動食 | トレッキングポール |
GPS機器 |
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