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うつむき加減で池山ハイク お山に呼ばれなかった日

池山( 中央アルプス)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

快晴 猛暑

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 古城公園 あかつきの塔手前の駐車スペース

この登山記録の行程

古城公園駐車スペース0415……0420あかつきの塔0425……0448池山ハイキングコース入口0448……0504三本木地蔵0505……0515林道終点0520……0543池山山頂分岐0543……0620池山山頂0635……0645池山小屋水場0700……0750林道終点0750……0822林道崩落箇所0823……0851林道ゲート0851……0853古城公園駐車スペース

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約1,252m
下り約1,252m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

古城(ふるじょう)林道から池山を登ってきました。
予定では空木岳から南駒ヶ岳まで挑もうと思っていたのですが、この三連休は通れると思っていた林道が開通せず、その他の小さな出来事も重なって、結局池山だけを登って帰ってきました。
  
自分は「山を制する」と言ったパワーファイタータイプではありませんので、自分の山ラブと「お山に呼んでもらう」が揃わないと、なかなか登頂に至りません。
多分に気分の問題なのでしょうが、「今日は呼ばれていない気がする」といった感覚で、高速を二時間走らせてもそのままUターンして帰ったこともありました。
  
そういう意味では、今回は「今日はやめときなさい」が強かったですね。
林道がしっかり直ったら、必ずもう一度登ります。
  
なお何気に今回の山行で、ヤマケイオンライン登録の歩行距離が1000kmを超えました。
節目に反省山行となるのは、調子に乗りやすい自分には良いことです。
これからも小地味な山行を続けていければと思います。
  
(2018/8/28追記)
登ってきました!
「立ち止まっては風速測定 お馬を連れて南駒ヶ岳」
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=139575

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フォトギャラリー:49枚

深夜の談合坂SAです。
24時近くだと言うのに、逆方向、上り線の小仏トンネルはかなり渋滞していました。
この時点で既に「帰ってこれるのか?」とか思っていました。

家でも「お馬のお山に行く」と言っても、お馬はこんな感じでした。
一瞬マジ顔で探しましたよ。
いつもなら張り切ってポケットに収まるのに。

駒ヶ根ICで高速を降りるも、ナビ子さんの設定を間違えて、かなり南の見知らぬ林道に迷い込む始末。

ゲートを丁寧に開け閉めして、尚も突っ込んだ私。
冷静になれば、こんなゲートがあれば山ほど情報が出てくるはずですよね。

それでも何とか3時半頃には駐車スペースに到着。
本当は林道終点から出発したかったのですが、仕方ありません。
かなり手前です。

三連休は開放すると聞いていたのですが、この続報には「思ったよりひどいんだ……」と思わせられました。

30分ほど仮眠を取って出発。
迷った分、1時間減りました。
あかつきの塔です。

夜明け前の駒ヶ根の街です。

カップルが幸せを願って鍵をぶら下げていくのだとか。ええのう。

で、この全面通行止のゲートを抜けるとき、物凄い違和感を覚えたのです。

あの豪雨で落石・崩落の危険。
行政が「通らないで」と言っているのは、何も車だけの話ではないでしょう。
自己責任でとかとは趣が異なる話です。
すぐに踵を返せなかったのはホント弱かったです。

林道を歩いて行くとハイキングコース分岐があるのですが、ここまでの道は問題ありませんでした。
標識が草に埋もれていたので少しきれいにしました。

登るとなにやらバリケードをくぐって「本来の登山道」へ。
きちんとした道だったよ?
おっちゃん訳がわかんないよ。

林道を横断して尚も進みます。
下手に林道を歩くと強烈な遠回りになります。

タクシーのりば。
8/10までは呼んでも来てくれません。

公園駐車場まで! とか言ったら叱られそう。

尚も歩きます。

道はしっかり整備されていました。

5時過ぎにお日さま。
今日も暑くなりそう。

三本木地蔵に着きました。

お地蔵さんの隣には、慰霊碑が3つありました。
慰霊碑は、心なしか年末年始を山で迎えようとした人の率が高い気がします。

林道終点に着きました。

あずまやもあります。
荷物を置いて、少し水分補給。

ここからは登山道のみです。

全体からすれば1/4も歩いていませんが、道はかなり歩きやすかったです。

池山山頂分岐。
池山を目指します。

急な登りと九十九折が続きます。

山頂に着きました。

三等三角点「池」です。
池???

中央アルプスです。
右端にとんがった宝剣岳が見えます。
いつか登るよ。

こちらは南アルプス。
左端は甲斐駒、中央右に北岳・間ノ岳が並びます。

間ノ岳・西農鳥岳ですね。
去年登ったなあ……。

ガチガチに凍らせて持って行った「いろはす なし味」が最高に贅沢でした。

水場に下りてひと息つきながら考えました。
林道通行止をおして来たけど、距離が延びた分、今日中の南駒は無理。
あの大災害となった雨の一端が原因。
気が乗らないなら帰るべきでしょう。

そう考えると楽になりました。
午前7時に撤収決定です。
ハリブキが実をつけていました。

林道終点まで戻りました。
名誉のために補足しますと、池山は中央・南の両アルプスの眺望に優れた、良いお山でした。
空木岳を目指す人はまいてしまうみたいですけどね。

時間はあるので、落石箇所はどんな様子か、少し見に行ってみました。
危なければ来た道まで戻ります。

沢から吹き抜ける風は物凄く涼しく、どんなクーラーもこれには適わないでしょう。

ちょっと怪しい箇所です。
綺麗にしてもらっていますが、泥と新しい倒木の名残がありました。

林道は通るな、登山道を通れとあります。
この看板は今回の雨とは別なのかな……?

落石が。

ここの様です。

大分きれいにしてもらっていましたが、車は確かに通れそうになかったです。

中腹に歩いて来た林道のガードレールが見えます。

ショベルカーが出勤中でした。
きゃらきゃらきゃら……。

ゲートまで戻りました。
12km、4時間半。普通の山歩きとなりました。

駐車スペースです。
モヤモヤしたままでお山に登っても失礼ですからね。
きちんと林道が復旧したら、改めて来ることにします。

帰り道は大渋滞。6時間かかりました。

でもソフトは食べる。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール
燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 2バンドラジオ、風力計、予備ヘッドライト、モバイルバッテリー、ショートパーセル、カラビナ、細引き
水分:ハイドレ2L、ペットボトル500ml×4

みんなのコメント

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  •  氷のペットボトル、今の季節、最高ですよね。

     南アルプスの遠山郷、易老渡から、林道崩落で撤収したことを思い出しました。
     隕石落下のクレーターの山に寄り道して帰ったのを覚えています。
     それにしても南駒ケ岳まで足を延ばす計画とは、さすがだと思いました。
     次の機会頑張ってください。
     

  • トマトとケチャップさん
    コメントありがとうございます。
    今回は色々凹みました。
    次回頑張ります!

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