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大岳山 千年猛暑の鋸尾根でメタボ隊、水切れ認定遭難! メタボ登山2018

大岳山 鋸山( 関東)

パーティ: 3人 (野良耕筰 さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

晴 一日中暑い&風がほとんどない

利用した登山口

奥多摩駅  

登山口へのアクセス

電車
その他: JR御嶽駅、バス/ケーブル下、ケーブルカー/御岳山駅

この登山記録の行程

御嶽山駅(07:50)・・・裏参道分岐(07:59)・・・神代欅・・・随身門(08:09)・・・御岳山(08:22)[休憩 10分]・・・長尾平(08:34)[休憩 12分]・・・綾広ノ滝(09:18)[休憩 8分]・・・鍋割山分岐(10:00)[休憩 5分]・・・大岳山(11:23)[休憩 60分]・・・鋸山(13:47)[休憩 15分]・・・愛宕山(16:35)[休憩 10分]・・・奥多摩駅(17:05)

コース

総距離
約11.7km
累積標高差
上り約1,223m
下り約1,719m
コースタイム
標準5時間18
自己7時間15
倍率1.37

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

メタボ隊の1か月振りの山行は「大岳山」と決定。「下山後に地ビールが飲みたい」というリクエストから「鋸山経由で奥多摩駅コース」に決定。この時は「尾根下山コース」なので愛宕神社の階段以外は長いだけの山行と軽く考えていました(それでも左足親指爪が半分生え変わっている状態では不安いっぱいでしたが)。

大反省点は「初ルートで下山直前に水切れが3人中2名に発生」したことです。原因としてはで気温が高いのを知りながら(下山後、千年猛暑とラジオで森田さんが言っていた)、想定内の水しか持って行かなかったことです。何時もは「お守りボトル500ml」を持って行くのですが尾根道だったので持参せず。水分の必要計算量は、PETボトルに「1L、550ml麦茶、350ml」とテルモスに「500ml(珈琲+牛乳のみ+塩少々+氷は目いっぱい)」。これで下山時の残量は200ml(テルモス)程度。ヤマケイ計算では大体合っていたのですが実際は少し足りなかったようです。やはり初コースは「水・ライト・行動食」を密かに追加するのが良いようです。深く反省しつつ今回の山行感想へ。


朝一の御岳山ケーブルカーで御岳平へ。千年猛暑のためか、晴れているのに御岳平から都心は見えず。あきらめて「蓮華ショウマ群生地(トイレ横を行く)」の現状を査察に。つぼみはまだ「青トマト」状態、これから「紫トマト」になり開花へ。14日の状態がこんな感じなので28日頃からは良い感じに開花するかも。開花は御岳ビジターセンターの情報で確かめましょう。今年も8月に行くぜ!大きいMFのカメラで2回行くかも。

【 御岳平から神社&長尾平 】
 御岳平で靴ひもを再確認して発進! 鳥居を過ぎ、ビジターセンター、無言坂、神代ケヤキ、大鳥居まで大汗をかいてメタボ隊速度で行進。大鳥居の左側に蓮華ショウマ「一輪開花」、当然のように激写。今年もピンボケ写真。武蔵御嶽神社に登山の無事を祈り、長尾平で体調確認の行動食を摂る。そんなに暑くもないが全然涼しくもない!どちらかというと暑い。

【 長尾平からあくば峠 】
 長尾平を発進! 今日も天狗の居ない「天狗の腰掛過ぎ」を杉、永田町岩(国会なんとかに似ている)を過ぎ、奥の院下のバイオトイレの現状を確認(キレイでした)。岩石園分岐で少し休憩し、あくば峠へ向かう坂を「少し辛い」と思い登る(最後の最後の少しの所が嫌い)。あくば峠に到着し10分休憩。汗が沢山出ている!少しでも風のあるところを探し水分補給休憩。

【 あくば峠から大岳神社境内】
 大岳神社前広場までの力を溜めて発進!植林地帯が前回より少し明るいのは手入れされたからでしょうか?奥の院分岐、植林地帯離脱、これより岩場、そして大岳神社境内。夏の富士山は溶けてしまい姿が見えず。境内は少しだけ涼しく、のんびり十分(じゅうぶん)休憩。

【 大岳神社から大岳山頂 】
 大岳神社に挨拶して、メタボ隊に優しくない坂を登り、危険地帯の岩場へ。何時ものようにカメラを仕舞い登攀?山頂へ。岩は結露?しているのか所々湿っていて滑る感じのため注意してよじ登る。

【 大岳山頂 】
山頂には沢山の人が・・・・日陰にいる!みんな直射を避けて、日陰はラッシュ状態。新しくなった山頂碑を撮影して、おにぎりの昼御飯。少しまったりして、日焼け止めとリップクリーム(夏でも荒れるので塗ります。のどの渇きも抑えられる?)を塗る。そして発進!

【 大岳から鋸山 】
 スタートレックのテーマに乗り「未知の鋸山へ発進!」
発進直後に「大切なお知らせ看板を発見!」。その内容は「鋸尾根~奥多摩駅コースは約4時間」・・・メタボ隊の最大ワープ速度で・・「約5時間・・・(ピカード艦長!間に合いません)」・・・今が12時・・・計算すると・・夕方5時(日没は7時ちょっと前)。若干不安になるが日が長いのでGo!(このときは水切れ認定遭難になるとは頭の隅にもなし)
 大岳からの下山は予想通りの岩が多い場所があり、注意して進めば特に問題ない楽しい木漏れ日の山道です。風もほとんど無く暑いので水分の消費が多くなる傾向にありました。ケムール星人の様な木から、鋸山へ短い急登があり山頂へ。着くころは全身汗まみれ、でもさほど不快感はない。山頂は展望がありませんが、ベンチがあるのでメタボ隊の休憩には快適でした。

【 鋸山~天地山三角点~直登鎖場(又は鉄階段) 】
 鋸山直下を注意すれば何時もの楽しい山道に。進んで行くと「天地山三角点」を発見!三角点は山頂以外にも有るんだと再認識しました。
すこし進むと「鉄階段」(聞いてない階段なので不安になる)。
そして「有名な?クサリ場」に到着。ほとんどの「山行記録」では、ここを過ぎると「愛宕神社の長い階段」となるはずですが。メタボ隊には「北アルプスの岩場(行ったことないけど)の様な恐怖の時間」が襲ってくるまで20分(普通の人は直ぐ)!

【 クサリ場(又は階段)~カラス天狗様?~時計峠 】
 クサリ場を無事通過すると「聞いてないよ!」。クサリ、鉄梯子、狭い石の尾根(地図でガケ記号)の連続。初めてなので「長い&怖い」。ほとんどの山行記録に写真が出てないのは危ないからカメラを仕舞っているからだと思った。だから一番危険な所は撮影していません(たぶん次に行くときは今回ほど怖く無いかも。でも2度目は無い!かな)。
カラス天狗様が2体と小さい祠がひとつ。「天聖神社」という名前らしい。その前で疲れて休憩!かなりの人が追い抜いて行きました。そして、ひとり目の「水切れ認定遭難者発生!」。
当初はあと少しで下山できるから「水切れしてしょうがないな(笑)」程度に考えていました。ここからはメタボ隊の速度では80分もかかるとは想定外。加えて千年猛暑&風のほとんどない尾根道。熱中症回避の為、150ml弱を分ける。
送電線下の防火帯?の少し前の水休憩(下山まで45分)で150mlを飲み干し。時計峠に到着。アスファルトの道を下るか愛宕神社へ登るか迷い、近道の神社を選択。裏?から登ってもメタボ隊にはきつかった。

【 時計峠~愛宕神社~長い階段、そして奥多摩駅側登山口へ】
 時計峠の広場(愛宕神社の駐車場広場?)で息を整えて愛宕神社へ。神社本殿へ続く階段はパスして巻道で塔のある広場へ。ここの休憩で「二人目の水切れ認定遭難者発生!」 二人目は若者なので水確保のため「下界の自販機で水購入」命令を発動。メタボ隊本体は最大ワープ速度で移動(下山まで20分)。
有名な長い階段を「ヒーヒー」下る。心の中では「ロープ場からこの階段は近いんじゃなかったのか!」とメタボディーを棚に上げ山行記録を批評。2回目は短く・近く感じるのかな。
昭和橋の袂の広場に下山。そこには何と「水飲み場!」ありがとう!!奥多摩町役場皆さん!大変おいしくいただきました甘露甘露!! 地ビール反省会のため広場で大休憩。ビール飲む前に広場で「700mlのミネラル水」をほとんど一気飲み(血圧の急上昇に注意)。ずいぶん体から水分が抜けていたようです。

【 そして反省会へ 】
 奥多摩駅から見える「柳小路」へ入り、「地ビール」の店で反省会。
「水切れは認定トライじゃなくて、認定遭難!」を再確認して「乾杯!」。
夏は黒ビールがイイね。疲れすぎたのか軽く飲んで切り上げました。
(写真、文は後日変更の可能性あり 20180726pm)
20180820PM 写真追加あり。水酔いひと。

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登った山

大岳山

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