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高野山町石道 スタンプラリー 九度山〜奥之院 日帰り

高野山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (どこでも大佐 さん )

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行程・コース

天候

晴れのち曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 道の駅 柿の郷 九度山までマイカー

この登山記録の行程

スタート地点(07:13)・・・(07:24)慈尊院(07:35)・・・(09:40)六本杉峠(09:44)・・・(10:09)古峠(10:11)・・・(10:15)二ツ鳥居(10:20)・・・(10:48)神田地蔵堂(10:49)・・・(11:42)笠木峠(11:45)・・・(12:40)矢立峠(12:53)・・・(14:45)大門(14:53)・・・(15:44)千手院橋(16:30)奥の院(16:32)・・・(17:12)千手院橋(17:16)女人堂(17:17)・・・(17:21)ケーブル高野山駅(17:52)・・・極楽橋(18:24)・・・九度山駅(18:27)

コース

総距離
約40.2km
累積標高差
上り約2,213m
下り約2,179m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

高野山町石道NANKAI×YAMASTA(南海×ヤマスタ)スタンプラリーの http://yamasta.yamakei.co.jp/img/kouyasan/03.jpg ルートです。距離は奥之院まで含めると 27キロほどです

ほぼ一本道です。スタート直後とラスト付近以外は、だらだらとしたハイキング道です。技術がいるような道ではありません。案内板や 町石等目印も多いので 方向音痴でない限り 迷うことはないとは思いますが、駅や道の駅で配ってる 町石道案内の無料の地図をゲットしておくと役に立ちます。  
 
道はほとんどが整備されているので、個人的意見ですが、私は低山用のトレッキング用スニーカーで十分だと思っています。ただ一部粘土質なので 雨が降った後だと滑りやすいと思いますので、そのあたりは注意してください。スタート直後、日影もなくガンガンと太陽に晒されるので、晴れた日の夏なら帽子は必須。あと 山道は温度によりますが藪蚊が多いので、それなりの対策をしていかないと 歩く速度が遅かったり ぼんやり写真撮ってたりすると刺されまくりますので注意。


途中 トイレや 自動販売機等は 中間地点ともいえる矢立までありませんので、体重にもよりますが 最低でも1㍑の飲み物は準備していきましょう。ツキノワグマの出現情報がありますので、念のため熊鈴は持って行ったほうが無難だと思います

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フォトギャラリー:78枚

道の駅 柿の郷 九度山の駐車場に到着。高野山町石道から近く、九度山観光の拠点としても駐車場が整備されているそうなので、ありがたく使わせて頂きます。

道の駅 柿の郷 九度山の駐車場傍に設置されている地図を確認。天気は晴天。ただこの日、異例の進路を辿った台風12号が東京むけて進撃してる頃なので、この後天気は崩れます

道の駅 柿の郷 九度山のトイレ傍にあるパンフ置き場から、ヤマスタの紙のパンフを頂きます

道の駅 柿の郷 九度山の広場傍に町石のレプリカが置いてます。最初見たとき これを180町石かなと思ってしまった自分であった。そんなわけがないのにね…・

さて道の駅でうだうだしてるのも何なので そろそろスタート地点の 慈尊院に向かって歩きます。

途中 希代の妙工として知られる仏師能光(のうこう)を祀った碑に寄り道します。
首から上を病む人に霊験あらたかとの事なので、頭がよくなるようにとお願いしておきます。
伝承をみると、木に馬の像を作ったら 歩き出して それに乗って京都まで行ったとか… どんだけすごい人なんだか・・

町石道のスタート地点ともいえる 慈尊院に到着。ここは裏門っぽいんですけど、道の駅 柿の郷 九度山から歩いてくる場合、この門へたどり着くのが正しい… えっ?船着き場に行くのが正統だって? まぁ なんか見どころなさそうですし(投げやり)

慈尊院は 高野山が年貢の徴収や外部との交渉の場として山麓に置かれた事務所で 荒野政所とも言われてたそうです。その後弘法大使空海の母上が没後、ここに伽藍を建てて弥勒菩薩を安置したため、女性禁制の高野山に対して ここは女高野とも呼ばれたとの事

下乗石、歴代天皇や法皇、関白や将軍であっても ここから先は馬を降りて 歩いて登らなくてはいけないとの事。元々は3メートルほどあったらしいのですが大洪水で上部だけ残ったそうです。
この先に 船着き場址があり、本来のスタートはここだという話もあるので、どうせなら行こうかと思案しましたが、結構距離があるんで辞めました(ヘタレ)

高野七口押印帳 を有難くいただいて、ついでにこのスタンプも頂いておきます(押印帳がなかったので住職さんに出していただきました)。 ヤマスタに加えて高野七口押印帳のスタンプ集めも同時にやることにします

忘れそうになりかけましたが、高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー、最初のスタンプ慈尊院をゲットしました。ん?何この犬? そう…高野山の案内犬ゴン なのですよ。彼の魂も一緒に連れて町石道を登りましょう

高野山、特徴的な伽藍です

丹生官省符神社に向かう階段途中に 180町石があります。気がづかずうろちょろしました。

九度山町物産加工センター。トイレ場所。次は10キロ先です

ちょっと寄り道して 絶壁のような石段を登って勝利寺へ。
弘法大師厄除観音を祭っていて その昔はここで宿泊して出発したとの事です、あまりにも階段が怖すぎるので 遠回りっぽいですがスロープを使って降りました

町石道に戻ります。果樹園となってるからか 道が舗装されてます。でも熊が出るので注意の看板があったりします。

ここから先 日光が直接当たるので暑い暑い。帽子必須ですね。道中でも いちばんキツい急な坂が続く場所です。ここを過ぎれば お気楽ハイキング道になるのですが…

165町石傍で、いったん町石道と外れて、展望台へ向かいます。結構登ってるんですよね。

九度山の街が一望できる展望台に到着。スタート地点の慈尊院も見えます。屋根付きなので休憩にも最適です。急な坂で疲れたならここで休憩するのも一計かと。

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー、次のスタンプ 展望台(165町石)をゲット。

歩きやすい 舗装された町石道を歩きます。しかし暑い…

果樹園を離れて 山道に。やっと参道っぽい雰囲気になってきました

156町石傍にある、銭壺石。
世界遺産に登録されてます。
北条時宗の外戚であり、幕府の重職を歴任した安達泰盛(あだちやすもり)が、この石の上に置いた壺に給金を入れ、町石道の整備を担った作業員につかみどりをさせて与えたという伝承がありこの名前が付いたそうです

154町石
雨吹山分岐傍ですが、まぁ 迷うことはないかと…

六本杉に到着。136町石付近です
ここだけちょっと道に迷いやすいかも。本当にこっちの道で良いのかぎょっとします

六本杉の名前ですが、別に杉が6本生えてたわけでなく、大杉のみごとな並木がつづいていたので六本杉という名称になったらしい…

ここから 丹生都比売神社にも行けます。寄り道するかどうかはあなた次第です。寄り道すると1時間ほどロストします

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー、六本杉(136町石)をゲット。順調順調

古峠 124町石付近です
南海電鉄・上古沢駅へ抜ける道があります。
町石道を一気に歩くのではなく分割して歩く場合、ここが分割ポイントになるそうです

AED設置の二つ鳥居そばの展望台です。天野の郷を一望できます。藪蚊に襲われました

二つ鳥居
丹生都比売神社の二の鳥居だったのが 二つの鳥居になったんではという説があります…

三谷坂(勅使坂)越えの古道とここで合流します

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー 二つ鳥居をゲット

白蛇の岩と鳥居
116町石傍です。世界遺産に登録されています。その昔蛇を杖でつついて驚かせた僧が、丹生都比売神社からの帰り 白い大蛇が岩の上の木に巻き付いて待ち構えて 僧が謝ったとか…

いきなり森が切れたと思ったら、ゴルフ場が見えて日常に戻されるのが残念

神田地蔵堂
平家物語の滝口入道と横笛の悲恋話はここだったのかな?なんかもやもやしますが

高野七口押印帳、神田地蔵堂を頂きます

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー、神田地蔵堂もゲット

神田という地名ですが、当然 丹生都比売神社の事を示しています。万が一の時はここからエスケープできそうですね

イノシシだか鹿よけの高圧電流が流れてますので触れないように

108町石の二里石です。

笠木峠。
86町石を過ぎて直、この峠につきます
正直平坦な道の延長線上にありますので峠という雰囲気は薄いのと目立った看板がないので、不安になったり
鋭角に山道が曲がるのは何なのでしょうか?

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー 笠木峠をゲット

キノコ、食べれるのだろうか?

整備された参道です。たぶん崩れた部分を補修したんでしょうね

国道 370号線と交差します

ツキノワグマが出るという看板

やっと自販機。慈尊院から ここまで自販機はありませんでした。

矢立茶屋です
道中にある唯一の茶屋です。

名物の焼き餅を2つ食べて、麦茶飲んでしばし休憩しました

高野七口押印帳、矢立茶屋を頂きます。

六地蔵
7体みるのに六地蔵…

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー 六地蔵をゲットしました

弘法大使空海の伝承を伝える三石のひとつ袈裟掛石。
ここから先は 高野山の清浄結界だろうです。

時間的にかなり遅れてる事を知って ここから 早歩きに切り替えました

熊注意の看板とともに、また国道370号線を跨ぎます

展望台ですが 休まず先を急ぎます

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー 展望台 40町石ゲット

弘法大使空海の伝承を伝える三石のひとつ鏡石

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー 鏡石をゲットします

崩落個所を整備されたんでしょうね。しっかりした道です

ここから急な登りになります。ただ町石の数字がガンガン減っていってゴールは近いのが判るので、足は軽いです

山道を登り切ると目の前に大門が現れ、その手前に自動車道路があります。が道はフラット。そうです高野山へと入ったんです

目の前に大門が見えます。

大門前にはデジタル式の温度計もあります。台風が東京に接近してた日だったからか、結構涼しいですね

根本大塔につきました

高野七口押印帳、根本大塔を頂きます

高野山町石道NANKAI×YAMASTAスタンプラリー 根本大塔をゲットします

金剛峯寺につきます。
御朱印を頂き、さらに高野山ケーブルカースタンプラリーの台紙とスタンプも頂いてきます

奥の院入り口です

一の橋から奥の院まで約2キロ。結構遠いですね。ですが雰囲気は最高なので足取りは軽い

ここから先は撮影禁止なのでカメラを置きます。奥之院が綺麗になってて驚いたのは内緒

奥の院の御朱印も頂いてきました

頌徳殿にてすこし休憩

高野七口押印帳、奥之院も頂きます。町山道でのスタンプはコンプリートしました。

実はもう一つのスタンプラリーのハンコも押します。高野山ケーブルカースタンプラリーです。こちらは3か所だけなので楽ですね

奥の院前バス停へ


バス代410円は高いのか安いのか…

バスはすぐきました

高野山ケーブルカー・高野山駅に着きました

こちらのスタンプラリーも終わり、景品のピンズをゲットします

早く乗れという無言の圧力をうけながら写真をぱしゃり

九度山まで南海電鉄にのりま

九度山に到着。あとは道の駅まで歩いて帰ります

後日 好日山荘 グランフロント大阪店に寄って、スタンプラリー認定書も頂きました。ありがとうございます

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装備・携行品

アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴 ヘッドランプ
タオル 帽子 サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール
GPS機器 ライター

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登った山

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