行程・コース
天候
【1日目】曇りのち大雨 【2日目】雨のち晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日(15日)11:00発 → 狭山日高ICから圏央道、関越道、上信越道で妙高高原ICへ → 笹ヶ峰キャンプ場着15:30 キャンプ場でテント設営 → 翌朝車を火打山登山口へ移動
この登山記録の行程
【前日】
笹ヶ峰キャンプ場でテント泊(フリーサイト1030円、大人1人410円、シャワー300円)
【一日目】
火打山登山口(5:20) → 黒沢橋 → 富士見平 → 黒沢池ヒュッテ
(9:45)
ザックをヒュッテにデポして妙高山に行く予定が大雨で中止、ヒュッテ滞在
【2日目】
黒沢池ヒュッテ(5:45) → 茶臼山 → 高谷池分岐 → 天狗の庭 →雷鳥平 → 火打山山頂 → 雷鳥平 → 天狗の庭 →
高谷池ヒュッテ → 富士見平 →黒沢橋 → 登山口
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏休みは娘と2人で以前から計画していた火打山に行ってきました。
本当は妙高山も登る予定でしたが、悪天候のため泣く泣く断念。
一日目は黒沢池ヒュッテでゆっくりと過ごすことになりました。
黒沢池ヒュッテには10:00前についてしまいましたが、ちょうど雨風が強くなってきて妙高山は断念せざるを得なくなりました。ヒュッテはまだ準備中で通常なら登山客は入れないらしいのですが、ヒュッテの方のご厚意で3階の寝る場所のみならいても良いとのことでしたのでチェックイ
ンさせていただき、安全に過ごすことができました。本当にありがとうございました。
ヒュッテでは6時に夕食とのことだったのでそれまで食堂でヒュッテに
この時期だけお手伝いに来ているというTさん(お年69才!)と娘と
3人で談話していました。するとなんとTさんは娘の大学の山岳サーク
ルのOBだということが判明し、その後もいろいろな話に盛り上がり、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
結局その後はもう3名来ただけで、宿泊は5人のみ。予約は10数名入っ
ていたそうですが、悪天候を見越してキャンセルしたようでした。
たったの5人なので寝るスペースも余裕があり、快適に過ごせました。
翌朝、朝食時にヒュッテの方から天気の情報をいただきましたが、
前線がまだ停滞しており、夕方まで雨とのこと・・・。(*_*;
朝の時点ではかなり降っていたので下山も考えましたが、1座も登らず
下山するのはあまりにも悲しすぎるのでとりあえず火打山に登って
みることに決めました。強風や大雨になって危険を感じたら引き返す予定でしたが、それほどひどくはならず、無事登頂できました!!
相変わらずガスが多く、展望はありませんでしたが登山道に咲く数々の花に癒され、一瞬晴れ間が出た天狗の池周辺の景色に感動し・・・
行った甲斐があったと思いました。
でもまたいつか、7月のハクサンコザクラや10月の紅葉の時期も良さそ
うなので、晴れている日に来てみたいなあと思いました。次は池塘に映る逆さ火打山をぜひ見てみたいです。妙高山も絶対リベンジしたいな。
次は赤倉側から登ろうかな。
フォトギャラリー:122枚
笹ヶ峰キャンプ場に着きました。明日早朝に出発のため、今日はここでテント泊をします。天気が心配ですが・・・
笹ヶ峰キャンプ場のセンターハウスです。
ここで受付をしてからテントを張ります。
撤収をしやすくするため奥には行かず、手前で設営しました。テントは娘が所属する山岳サークルから借りてきました。
天気のせいか、割と空いていて居心地がいいです。
雨が降る前に夕食を済ませます。
一日目の朝です。道を挟んで向かい側にある登山口に車を移動しました。
今日は登る人が少なそうです。
いかにもっ、という登山口。
薄暗い森の中を歩き始めます。私一人では怖くて無理そうです。
これは火打山山頂までの道標です。
簡易な橋は滑らないよう気を付けて。
黒沢橋までなだらかな木道が続きます。
黒沢橋に到着。少し休憩。
橋を過ぎるとだんだん急になってきます。
前方で娘が悲鳴を上げたので何かと思って見てみると・・・大きめのカエルでした。(笑)
十二曲りのスタートです。
巨木も多く見られました。
登山道は花がいっぱい。
可愛らしい花ですが何の花かな。
あっという間に12/12。
ムシカリの実かな。
十二曲りを過ぎるとさらに急になります。
大きな岩も乗り越えて。
富士見平に到着です。晴れていれば黒姫山の上に富士山が見えるそうですが・・・
赤くなった葉も多く見られました。紅葉が待ち遠しいですね。
ほどなく開けた場所にでました
が、辺りはガスに覆われています。
ミヤマアキノキリンソウ。
ミヤマセンキュウ。
オヤマリンドウ。
こんな天気じゃ花を楽しむしかないですね。
花を撮っているうちにだんだん置いて行かれます・・・
イワショウブなどのホワイトガーデン。
花がいっぱいでなかなか進めません。
ウメバチソウかな。
天気が良かったらなあ、とも思いますが、
これはこれで幻想的で素敵です。
オトギリソウ。
ちょっとガスがとれたかな。
池塘もたくさんあります。水不足だったときは枯れていたのでしょうか。
前方の視界が開けて山が見えました。何の山だろう。
黒沢池に到着。
遠くに黒沢池が見えます。なんとなく秋を感じます。
そして今日泊まる黒沢池ヒュッテが見えてきました。この辺りから雨が強くなり始めました。急ぎましょう。
黒沢池ヒュッテに到着。とりあえずチェックインします。
まだ準備中でしたが、雨も風も強くなってきたので妙高山は行くのをやめました。
ご厚意で寝床に案内されて、ゆっくりすることにしました。こちらは3階。
ドーム型の珍しい形の山小屋で、真ん中が吹き抜けており、天井は窓がついていて明るいです。放射状に布団を敷くみたいです。
トイレは外ですが水洗できれいです。
少し寝た後、持ってきたパンでランチをします。食堂をお借りしました。
外のテラスも今日は無理です。
バケツをひっくり返したような雨と草木をなぎ倒すような強風になり、諦めがつきました。この雨で先ごろまでの水不足も解消しそうです。
暇なので家にもあるのですが、食堂に置いてあった「山女日記」でも読みます。この本にも今日の計画と同じ妙高山、火打山のお話が書いてあります。
待ちに待った夕食です!今日は寒いからカレーを作った、とヒュッテの方がおっしゃっていました。名物のコーンスープもとても美味しかったです。
2日目です。朝食はクレープとコンソメスープ、コーヒー、桃の缶詰です。クレープはブルーベリージャムを付けますが、結構お腹いっぱいになります。美味しかったぁ♪
お世話になったTさんと娘はOB会での再会を誓っていました。
予報によると今日も夕方近くまで雨の予報・・・。しかも9時から14時くらいまで激しく降るとのことで下山も考えましたが、とりあえず高谷池ヒュッテまで行って考えようと決めました。
茶臼山山頂。展望はなし。
高谷池の分岐です。雨は小雨なので火打山、行ってみます!
無事火打山山頂にたどり着けるかなあ。
足元はお花でいっぱい。
天狗の庭に到着です。
サラシナショウマ?
一刻も早く山頂に着きたい娘に怒られながらもつい立ち止まってパシャリ・・・汗
ミョウコウトリカブトの群生。
だんだん急になります。
ミョウコウトリカブトは今が見頃です。
雷鳥平に到着です。こんな天気じゃライチョウは出てこないだろうなあ。
雷鳥平の様子。
ここからさらに登ります。ガスで山頂がどこなのかわかりません。
火打山は「花の百名山」でも知られていますが、本当に花がいっぱいです。
イエローガーデン。
ウサギギクですね。とても可愛いです。
そして山頂に到着です!
山頂の様子。晴れていたら展望がよさそうですが、何も見えません。気温は8度で寒かったです。
この狛犬(シーサー)?は北奥千丈岳にもいました。誰かが置いたのでしょうか???
ナナカマドは赤い実をたくさんつけて。
トレランの方、1人いました。
下山は同じ道を下りますが娘の許可を得て、写真を撮らせてもらいながら下りました。
シシウドかな。
雷鳥平に再び到着。やはりいませんね・・・
マルバタケブキ。
行きに通った時より明るくなってきました。
この辺りから急に明るくなって青空も見えました!やっぱり青空はいいですね。
天狗の庭に再び到着。
雨は降ったり、やんだり。
クルマユリでしょうか。
高谷池ヒュッテが見えてきました!
高谷池ヒュッテに到着です。
高谷池ヒュッテのトイレは別棟にあり、水洗できれいでした。トイレカンパの箱に100円を入れます。
その後、富士見平からは行きと同じルートを下ります。黒沢橋まで来ると一安心。
気持ちの良い樹林帯です。昨日は暗かったからなあ。
どうして瘤ができるのでしょうかね?
橋も流されていなくてよかったです。
ようやく登山口に到着!お疲れ様でした~!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 |
ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
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