行程・コース
天候
快晴、朝のうち霧
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
大弛峠峠の登山者用駐車場利用。11月18日までの土日祝日には塩山駅北口から大弛峠までバスの便あり。問い合わせは栄和交通、電話0553-26-2344
この登山記録の行程
大弛峠駐車場(06:55) ・・・朝日峠(07:15)・・・朝日岳(07:50)[休憩 15分]・・・賽ノ河原(08:50) [休憩 10分]・・・金峰山(09:15)[休憩 35分]・・・賽ノ河原(10:05)・・・朝日岳(10:55) [休憩 5分]・・・朝日峠(11:25)・・・大弛峠(11:55)[休憩 10分]・・・夢の庭園(12:15)・・・前国師(12:45)・・・三繋平分岐(12:50)・・・北奥千丈岳(12:55)[休憩 15分] ・・・三繋平分岐(13:15)・・・国師ヶ岳(13:20) [休憩 30分]・・・大弛峠(14:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
さわやかな青空のもと大弛峠に車を止め、金峰山と北奥千丈岳、国師ヶ岳を往復。富士山をはじめ八ヶ岳や南アルプス、奥秩父方面の雄大な大展望を楽しんだ。
早朝の甲府盆地は晴れていたが、大弛峠の駐車場に着いたときは雲の中、車の温度計は7度を指していた。長袖シャツの上に雨具を着込んで出発、金峰山に向かった。北の風が強く寒い。朝日峠に向かう登山道は古い木製の階段部分が通行止めとなっていて南側に新ルートがつけられていた。朝日峠と朝日岳前の好展望地である露岩も雲の中、真っ白で何も見えなかったが朝日岳で雲が切れはじめ、雲の間にやっと富士の姿を望むことができた。
朝日岳を出発すると次第に雲が切れはじめ青空がのぞいてきた。稜線の賽ノ河原に着いた時には快晴。眼下の瑞牆山の向こうに八ヶ岳連峰が見事な雄姿を見せてくれた。北の浅間山方面から東にかけては雲がかかっていたが、富士の姿もくっきりとしたシルエットを見せ、南アルプスから中央アルプス、そして御嶽山もその山頂をのぞかせてくれた。
金峰山頂の登山者は早朝のせいか20名ほど。風を避けて五丈岩の南に出て、富士と南アルプスを眺めながら休憩した。金峰山のシンボル五丈岩であるが、先日のNHKの番組で「五丈石」と呼んでいた。昭文社の「山と高原地図」では「五丈岩」と表記されている。長年五丈岩で親しんできたが、念のため深田久弥の「日本百名山」を確かめたら「五丈石」と記されていた。どちらが正しいのだろうか。
往路を大弛峠まで戻り、北奥千丈岳と国師ヶ岳に向かった。こちらは距離も短く登山道はしっかり整備され初心者でも安心して歩けるハイキングコースである。大弛小屋の前を通り登山道に入るとすぐ立派な木道と木製の階段となる。この木道と階段は前国師の中腹まで要所要所に設置されている。大弛小屋から15分程で夢の庭園。シャクナゲが多いのでシーズンには見事な花園になることだろう。南アルプスや金峰山が美しい(残念ながら富士は北奥千丈岳に隠れている)。
登るにつれて八ヶ岳が姿を表し、富士も見えてくる。前国師では北から東にかけての展望が開け、甲武信岳が間近に望める。奥秩父の最高峰である北奥千丈岳では西側の展望が楽しめるが、この日は風が強くとても寒かった。三繋平の分岐まで戻り国師ヶ岳へ。ここからは富士と大菩薩から奥多摩、丹沢などの山々が望める。遠くビル群が確認できたが横浜のようであった。登山者は少なかったが休んでいるうちに小学生を連れた家族連れが登ってきていっぺんに賑やかになった。
みんなのコメント