行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:34)・・・河童橋(06:37)・・・明神(07:13)・・・徳沢(07:55)[休憩 5分]・・・横尾(08:49)[休憩 10分]・・・一ノ俣(09:40)・・・槍沢ロッヂ(10:11)・・・ババ平(10:40)[休憩 10分]・・・水俣乗越分岐(11:14)・・・天狗原分岐(12:05)[休憩 7分]・・・天狗原(12:51)[休憩 15分]・・・天狗原稜線分岐(14:54)[休憩 5分]・・・南岳小屋(15:24)
【2日目】
南岳小屋(05:00)・・・A沢のコル(06:28)[休憩 5分]・・・北穂高岳(07:48)[休憩 50分]・・・涸沢のコル(09:39)[休憩 11分]・・・涸沢岳(10:50)[休憩 67分]・・・穂高岳山荘(12:10)
【3日目】
穂高岳山荘(04:44)・・・奥穂高岳(05:21)[休憩 13分]・・・最低コル・・・紀美子平(06:42)[休憩 6分]・・・岳沢パノラマ(07:24)[休憩 10分]・・・岳沢小屋(08:34)[休憩 50分]・・・河童橋(10:44)・・・上高地バスターミナル(10:47)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初めての大キレットをテン泊縦走。大キレットに集中するため、今回は敢えて槍をパス。
上高地~南岳小屋:横尾までは相変わらず長く、その先も槍沢ロッジまでは比較的緩やかな道、ということは標高はほとんど稼げていない。大曲あたりから徐々に斜度が増し、天狗原分岐で槍方面と別れてガレ場をトラバース、振り返ると槍の穂先が見え始める。天狗池は残雪が残るも水を湛え、逆さ槍を映し込んでいる。天狗のコルで一息つくが、主稜線はまだ見上げる高さでここから梯子もかかる険しい岩場。傾斜が緩んだらまもなく主稜線。この先は爽快な稜線歩きだが、ガスと疲れでトボトボ歩く。直に南岳山頂、ガス、下ってすぐに南岳小屋。テン場は強風地帯らしく風避けブロックが積まれているが、幸い穏やかな夜。夕焼け時は大雲海で笠ヶ岳や双六方面と白山が浮かんでいた。
南岳小屋~穂高岳山荘:有名すぎる大キレット、快晴無風の絶好のコンディションで踏むことができた。国内屈指の岩稜地帯とは言えあくまで一般登山道、通過の肝は集中力・体力・筋力。北穂手前の飛騨泣きと涸沢岳の東面が最も険しいので、これを登りで通過できるルート取りの方が難易度は確かに低いとの感想。滝谷の大岸壁にはクライマーの姿、「ロープいっぱーい」の声が響いていた。涸沢岳手前で雷鳥親子に遭遇、天気良かったのに。涸沢岳山頂では歩いてきた道を眺めながら1時間以上を過ごした。
穂高岳山荘~重太郎新道~上高地:一月前に逆順で通った道。その時の激登りのしんどさが夢だったかのように労なく下山。奥穂~吊り尾根は強風の中で通過、吊り尾根が稜線通しではなくトラバースルートで助かったと感じた瞬間。重太郎新道は下りで特に注意を要する岩場や鎖場が点在しており、今年は事故が多発しているとのことなので、意識して集中力を維持。
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