行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:15)・・・河童橋(06:20)・・・明神(07:12)[休憩 5分]・・・徳沢(08:00)[休憩 15分]・・・横尾(09:06)[休憩 15分]・・・本谷橋(10:26)[休憩 15分]・・・涸沢(12:21)
【2日目】
涸沢(00:00)
【3日目】
涸沢(06:30)・・・南稜取付(07:40)[休憩 5分]・・・南稜テラス(08:30)[休憩 5分]・・・北穂高岳(09:00)
【4日目】
北穂高岳(06:07)・・・南稜テラス(06:49)[休憩 5分]・・・南稜取付(07:37)[休憩 5分]・・・涸沢(08:54)[休憩 25分]・・・本谷橋(10:56)[休憩 10分]・・・横尾(11:55)[休憩 5分]・・・徳沢(12:54)[休憩 10分]・・・明神(13:43)[休憩 5分]・・・河童橋(14:10)[休憩 75分]・・・上高地バスターミナル(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初日。台風に追い越されるような形で上高地入り。バスの中で過ごすためのサンダルや下山後の入浴セットや着替えなどは、バスターミナルの荷物預け所に預けました。雨は降っていたものの、登山道には特に問題はありませんでした。本谷橋まではなだらかで、歩きやすかったのですが、そこからの登りがきつく感じました。天気予報では午後から曇りになるという予報でしたが、午後も雨が完全に上がる事はなく、夜はより激しく降る状況でした。
2日目。当初は北穂高岳に登頂し、北穂高小屋に宿泊して、翌日涸沢まで戻る予定でしたが、朝から雨だったので、涸沢に滞在しました。雨の中、涸沢ヒュッテから涸沢小屋へ移って、2つの山小屋を体験しました。涸沢小屋の方がこじんまりして、働いている人たちも、宿泊している人もアットホームな雰囲気だと感じました。土日を利用して登山に来ている人たちはしばらく天気の様子を見守っていましたが、雨の中、北穂高や奥穂高に向かって出発していきました。
3日目。雨は上がり、朝、山頂部分に雲がかかっていたものの、モルゲンロートも見られました。北穂高岳に登頂。必要な荷物だけを持って、あとは涸沢小屋に置いていきました。必要なら涸沢小屋でアタックザックを無料で貸し出しているようです。ヘルメットは涸沢小屋で借りました。登山道は急で高度感はあるものの、初心者でも特に困難を感じるような部分はありませんでした。山頂直下に北穂高小屋があり、小屋のサンダルばきでいつでも山頂に上がれます。山頂はしばらく雲に覆われていましたが、次第に雲が晴れ、槍ヶ岳を拝むこともできました。雲が晴れれば小屋前のテラスからは遠く燕岳あたりまで稜線の様子が良く見え、登山道や点在する山小屋の位置も確認できました。登山地図と照らし合わせながら眺めると、様子がとてもよくわかりました。北穂高小屋はとても雰囲気が良く、夕食後の喫茶タイムもおしゃれな感じでした。星や日の出を崇むことはできませんでしたが、テント泊の人によると、夜中、雲が晴れて星が見えた瞬間があったそうです。山頂の天気は目まぐるしく変わる印象でした。
4日目。雨で日程を変更した関係で、北穂高岳山頂から一気に上高地まで下ることになりました。涸沢までの下りは、上りと比べると、ところどころコースを見落としてコース外へと進みそうになる部分があり、ヒヤリとしました。行きに通ったルートをしっかりと覚えておくと安心だと思います。上高地に戻り、小梨平キャンプ場で入浴しました。日帰りで入浴できるところは他にもありますが、午後なら受付時間を気にせずに入れますし、最近改装したのか、内装は新しいです。河童橋周辺やバスターミナルで軽食を取ろうとしましたが、3時ごろまでに閉まってしまうところが多く、結局バスターミナルの外のベンチで過ごしました。
4日間を通して、ウェザーニュースの「上高地」「涸沢ヒュッテ」「北穂高小屋」の1時間ごと予報をチェックし続けましたが、あまりあてにはなりませんでした。やはり山の天気は、現地の状況を見て判断することが大切だと、改めて思いました。
フォトギャラリー:1枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |