畦ヶ丸~加入道山~大室山
畦ヶ丸、モロクボ沢ノ頭、バン木ノ頭、シャガグチ丸、水晶沢ノ頭、白石峠、加入道山、前大室、破風口、大室山、大杉丸、犬越路( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
畦ヶ丸、モロクボ沢ノ頭、バン木ノ頭、シャガグチ丸、水晶沢ノ頭、白石峠、加入道山、前大室、破風口、大室山、大杉丸、犬越路( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
雨こそ降らなかったものの1日中ガスの中
電車
その他:
往路:武蔵小山5:03→東急目黒線→大岡山5:08~09→東急大井町線→溝の口5:24~26→東急田園都市線→中央林間5:58~6:09→小田急江ノ島線→相模大野6:14~21→小田急小田原線→新松田7:04~20→富士急湘南バス→大滝橋8:29
復路:西丹沢ビジターセンター15:40→新松田16:53~17:05→相模大野17:51~18:01→中央林間18:05~09→溝の口18:33~35→大岡山18:46~49→武蔵小山18:54
大滝橋バス停8:30→一軒家避難小屋9:22~25→大滝峠上9:53→畦ヶ丸避難小屋10:25→畦ヶ丸山頂10:28→畦ヶ丸避難小屋10:30~40→モロクボ沢ノ頭10:49→バン木ノ頭11:05→シャガグチ丸11:16→水晶沢ノ頭11:36→白石峠11:56→道志温泉分岐12:02→加入道山12:11~21→前大室12:30→破風口12:38→西の肩(犬越路分岐)13:08→大室山13:12~25→西の肩13:27→大杉丸13:44→犬越路13:58~14:01→用木沢出合14:46→西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室)15:00
合計6時間30分
8月25日(土)は、西丹沢のこの前縦走した時に行かなかった畦ヶ丸と大室山をつないで一周して来ました!
丹沢は春夏秋冬いつでも人がいっぱいなんで、西丹沢も混んでるんじゃないかと思っていたら、新松田からのバスもすいてて、思ったより楽に行って帰って来られました。
台風一過で沢が増水していて、天気もイマイチだったせいもあるんでしょうが。
そのすいてるバスで、終点の西丹沢ビジターセンターの少し手前の「大滝橋」まで行って、8時30分スタート。降りたのは一人だけでした。
バス停の脇の旧道に入ってすぐ左の未舗装の林道を10分少々進み、ヘアピンカーブ脇の標識からさらに細い林道に入ります。この林道はすぐに終わり、終点から沢沿いの東海道自然歩道らしい歩きやすい山道に入ります。
山道に入るところから直進する踏み跡に引き込まれないように注意。正しい道は左折して沢沿いを行きます。
昔天気のいい日に来た記憶で、このまますんなりと一軒家避難小屋に着くような気がしてたんですが、そこはやっぱり沢の王者畦ヶ丸!すぐに沢を何度も渡り返す清涼感満点の道に入ります。しかも沢の増水のお陰で、最初の一番水量の多い場所の橋が流され、徒渉地点になっている!
一瞬、これは危険たから帰ろうかなと思ったんだけど、無理すれば渡れなくはなさそうだったので、靴のままジャブジャフと増水した沢に入り、途中流されそうになりながらも、何とか向こう岸に渡りました。
この後も、たまに橋はあるものの徒渉地点は断続的に出てきて、その後一旦尾根に上がるも靴グチャグチャのまま、9時22分、バス停から約50分で一軒家避難小屋に到着しました。
トイレは無いものの、水は前が沢なのでいくらでも補給できるという渓流釣りの拠点になりそうな山小屋です。
一軒家避難小屋からもまだしばらく徒渉の連続は続き、ようやく沢とおさらばすると、ひと登りでベンチがある大滝峠上に着きます。小屋から30分ぐらい。
ここはその昔、城ヶ尾峠に抜けていた東海道自然歩道と畦ヶ丸へ登る道が分岐していた場所で、今は東海道自然歩道は土砂の崩落により廃道になり、痕跡もほとんど残っていません。
大滝峠上から畦ヶ丸までは最後の一気登りです。と書こうと思ったんだけど、意外と途中に平坦な場所があり、その分結構時間がかかります。
でもなんとか約30分で、畦ヶ丸避難小屋に到着。大滝バス停から、道が徒渉とかのバリエーションに富んでいることもあり、1時間55分=約2時間かかりました。
とりあえず小屋の中を確認。この小屋はトイレとストーブはあれど水場はなく、下からかついで来るか、天水のタンクから汲むしかありません。
小屋の中を確認したら、次は3分ほど離れたところにある山頂を見にに行きます。でも山頂にはベンチがあるものの、白石峠に行く道の分岐は避難小屋の方にあるので、再び避難小屋まで戻って休憩します。
10分ほど休憩したら、畦ヶ丸から下って、まずモロクボ沢ノ頭を目指します。モロクボ沢ノ頭は畦ヶ丸の肩のような小ピークで、約10分ほどで到着。山頂にベンチがあります。
モロクボ沢ノ頭からさらに最低鞍部まで下り、登り返すと、約15分で次のバン木ノ頭です。ここにもベンチがあります。
このあたりまで来ると、尾根のアップダウンも落ち着いてきて、尾根上に平坦な場所がたびたび出てきて、非常に快適になります。
そしてさらに約10分で次のシャガグチ丸に到着。ここにはベンチはなく、標識に山頂名が小さく書かれているだけです。山頂の北側が左右が着れ落ちたやせ尾根になっているので注意!
この後しばらく山頂標識もベンチも無くなります。水晶沢ノ頭は、地図で見た感じだと、白石峠まで残り1kmのピークだと思うんですが委細不明!
そしてなんとなく上りが増えたなと思っていると、白石峠に到着。畦ヶ丸から約1時間かかりました。ベンチがあり、西丹沢と道志を結ぶ道が交差しています。
ここで休憩しても良かったんですが、加入道山まで0.5kmとあったので、そこまで行って休憩することにします。
途中で道志温泉への分岐を経て、12時11分、白石峠から15分で加入道山に到着しました。山頂にはまたしても避難小屋があり、トイレも水場もありませんが、中はきれいにリフォームされていました。
今日はずっとガスの中だったんですが、標高が上がって上の雲が薄くなったせいか、時おり青空が見えるようになったので、外のベンチで休憩します。
休憩を終え、加入道山から大室山方面に向かいます。まず一旦下った場所が馬場峠で、そこから登り返したところが前大室です。大室山というより、加入道山の東峰といった感じの場所。
そしてここからが意外に長く、前大室から再びゆるやかに8分ほど下りきった場所が破風口で、そこからシロヨメナやヤマトリカブト、それにマルバタケブキが咲き乱れる道を30分ダラダラと登り返した場所が西の肩と言われる犬越路の分岐です。
大室山の山頂は、さらにそこから5分ぐらい行った場所で、13時12分、ようやく到着しました。目標13時だったので12分オーバー。でも疲れたので最後の休憩はしっかり取ります。
ここもガスの中で、木についたしずくがつねに雨みたいにボタボタと落ちてくるようなコンディションだったんですが、加入道山と同じくたまに青空が見えて日が射してくるという良くわからない天気。
大室山で13時25分まで10分少々休んだら、もしかしたら14時40分のバスに間に合うかも知れない急いで下ります。
急いで下りるって行っても、地面がガスのしずくで滑りやすくなっているので限度があり、それでもなんとか頑張って下りて、14時ちょっと前に今日4つ目の避難小屋あるが犬越路に到着。途中の大杉丸はたぶんベンチのあるピークで、山頂標識は壊れてありません。
犬越路の避難小屋は、今日見た他の3つの避難小屋と同じく、中にテーブルとベンチのある避難小屋で、トイレも水場もないけれど、デッキが展望台になっています。天気が良ければなにかしら見えるんでしょうが…。
さて後残り40分、必死に走ればバスに間に合うぞ!と思ってスタートした直後、用木沢出合への下りはじめが、あまりの悪路で、っていうか、沢の源流部に作られた悪路が台風の影響の大雨でさらに崩れて、石ゴロゴロのもうほとんど道の形状なしてないじゃんっていう状況になっていて、滑落しないように下りるのが精一杯で、とても走れる状態じゃなかったので10分で挫折。
その後少しはマシな状況になったものの、やはり豪雨の落石が多すぎて、45分もかかって車道が来ている用木沢出合に到着。
もうバスは行ってしまったので、後は増水しまくってる川沿いにテントを張るオートキャンパーたちを、「こんなとこにテント張って根性あるな~」と他人事のように横目で眺めながら、ダラダラとスロージョギングで車道を戻ります。
そして15時ちょうど、時西丹沢ビジターセンターに到着。バス停には誰もいませんでした。15時40分のバスの時間が来ても3~4人乗っただけ。西丹沢でここまですいてたのって雪の日以外記憶に無いけどな-!夏は意外と穴場なのかもしれない。
14時40分のバスに間に合わなかったので、今日は温泉は無しで、その代わりに新松田で飯でも食おうかと思ったら、新松田はお祭りの真っ最中で大名行列とかやっていて駅前の箱根そばすらとても気軽に飯食える状況じゃなかったので、飯も諦めて東京まで戻りました。
路線バス - 富士急湘南バス
http://www.syonan-bus.co.jp/rosen/
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