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車山1日目~車山肩から山頂・車山乗越・南の耳・北の耳・男女倉山を周回し車山肩へ~

車山霧ヶ峰( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇時々晴れ。眺望不良。 やや強湿った南風。気温車山肩7:33 16℃。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中央道諏ICを出て、国道20号(甲州街道)を経て、ビーナスラインに入り、車山肩へ。途中霧ヶ峰スキー場前公衆トイレを利用。

この登山記録の行程

自宅4:40→諏訪IC→7:20霧ヶ峰スキー場前公衆トイレ7:23→7:33車山肩7:53・・・8:53山頂9:00・・・9:34車山乗越9:36・・・9:45休憩9:55・・・10:36南の耳10:40・・・10:54北の耳・・・10:58休憩11:07・・・11:30男女倉山11:33・・・11:57公衆トイレ12:00・・・12:05奥霧小屋(昼食)12:50・・・13:18沢渡・・・13:56車山肩。
※車山ペンションヴィレッジ「アプリコットハウス」に宿泊。

コース

総距離
約9.8km
累積標高差
上り約384m
下り約387m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 高原・湿原の涼しさを求め、泊りがけで来たのですが、例年よりも蒸し暑かったです。それでも、目の前の高山植物は、暑さを忘れさせてくれました。

○車山肩~山頂~車山乗越
 登山口である車山肩の気温は7時33分現在16℃。涼しいはずですが、湿った強い南風が吹き、また強い太陽光が射しているため、暑く感じました。
 車山山頂を目指して、石の多い登山道を歩くと、次々と高山植物が現われ、目を楽しませてくれました。黄色はアキノキリンソウ・白はヤマハハコ・紫色はマツムシソウ。
 右側には、電気柵が現われました。内側には、ニツコウキスゲの咲いた後の枯れた茎が林立。今夏は、たくさん咲いたようです。ニツコウキスゲは、シカによる食害のため、電気柵に守られる場所だけ見られるようになってしまいました。15年前には、ニツコウキスゲが一面咲いていたのですが・・・。
 8時53分車山山頂に到着。眺望を期待して来たのですが、雲が湧き立っていて、楽しめませんでした。カメラ撮影はできなかったのですが、八ヶ岳・富士山・南アルプス・中央アルプス・北アルプスがうっすらと目視することができました。
 強風が吹き荒れて来たので、眺望もそこそこに山頂を去って、車山乗越へ向かいました。急な階段を踏み外さないように一歩一歩確認して、下って行きました。無風地帯に入り、蒸し暑さを感じました。

○車山乗越~南の耳~北の耳~男女倉山~公衆トイレ~奥霧小屋
 車山乗越からは、メインルートを外れて、南の耳方面へ入りました。分水嶺トレイルランコースは、ハイカーが大変少なく、出会った人は4名だけでした。南の耳までが大変長く感じました。休憩10分を入れて、約1時間もかかりました。南の耳から北の耳までは短くて約14分。
 花は、アキノキリンソウが一番多かったです。ウメバチソウも咲いていました。紫色の花が所々目に入るようになりました。ツクバトリカブトです。群生地が、男女倉山から下った登山道の東側にありました。登山道が緩やかになり、ススキか目立ちました。登山道が笹に隠れて見えにくい個所が多くなり、一歩一歩と確かめながら歩きました。
 公衆トイレから5分も歩くと奥霧小屋に到着地(12時05分)。涼しい木陰で昼食・コーヒータイム。止まると汗がひいていき、涼しくなりました。

○奥霧小屋~沢渡~車山肩
 私は、車を回収するために沢渡を経由し車山肩へ向かいました。同行者は、八島湿原付近を散策の後、湿原駐車場で待ち合わせ。沢渡から車山肩への上りが大変きつかったです。カンカン照りの上ここは無風地帯です。何度も立ち休みを繰り返し、やっと車山肩に到着しました。

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フォトギャラリー:65枚

車山肩から山頂を目指して出発。

電気柵の手前に注意書き。

車山山頂方面は雲の中。

電気柵に守られて、ニッコウキスゲがたくさん開花したようだ。

マツムシソウと

ヤマハハコが多い。

枯れたニッコウキスゲの茎がたくさん。

アキノキリンソウも多い。

これもヤマハハコ。

ハクサンフウロ。

車山中腹を過ぎて、秋の花ウメバチソウを発見。

ハナラッキョウかな。

ウメバチソウが群生。

ズーム。

アキノキリンソウも群生。

時折富士山と南アルプスが目視できてうれしい。

ウメバチソウが群生。

山頂のレーダードームが見えだした。登山道は石が多く、歩きにくい。

山頂から眺めた八島湿原。眺望は楽しめず、強風が寒い。

ドームの東側の岩陰で小さい花を発見。ゲンノショウコ。

石の急な階段を降りて、車山乗越へ向かう。

バッタも草紅葉色。

ツクバトリカブトを本日初めて発見。

振り返って車山山頂方面を映す。

ススキが多い。

ハナイカリ。

車山乗越に到着。

メインルートを外れて、南の耳方面へ進む。

青空が見えるのだが、眺望が楽しめない。

オトギリ。

ハクサンフウロも多い。

ここにもウメバチソウ。

ツクバトリカブトが見え出した。

ここは分水嶺トレランコース。

エゾカワラナデシコ。

ヤマラッキョウ。

やっと南の耳に到着。

ツクバトリカブトが多い。

笹原から顔を出している。

コウリンカの咲き残り。

北の耳。

ワレモコウ。

ツクバトリカブトが多い。

ズーム。

男女倉山(ゼブラヤマ)に到着。

歩いて来たコースを振り返って映す。

眼下には八島湿原。

ツクバトリカブトの群生地(1)。

群生地(2)。

群生地(3)。

登山道が笹に覆われて、地面が見えにくい。

平坦になって来るとまもなく公衆
トイレ。

アサマフウロの赤紫色が鮮やかだ。

もう一枚。

ハバヤマボクチ。

ズーム。

トリオのアサマフウロ。

奥霧小屋から沢渡へ向かう。キンミズヒキが多い。

鮮やかな黄色だ。

八島湿原はすっかりと秋の気配。

砂利道を歩く。

ワレモコウも多い。

空に映えているかな。

車山山頂部には笠雲。

車山肩にあるバイオトイレ(協力金)。

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装備・携行品

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登った山

霧ヶ峰

霧ヶ峰

1,925m

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