行程・コース
天候
出だしだけ雨、あとは曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒4:32→山手線→代々木4:42~56→中央線→立川5:37~44→五日市線→武蔵五日市6:14~22→西東京バス→数馬7:19
復路:小菅の湯14:41→富士急バス→猿橋15:29~51→中央本線→高尾16:30→元祖敏々亭びんびん(八王子ラーメン)16:37~16:55→高尾17:11→京王線特急→明大前17:55~18:01→井の頭線→渋谷18:09~16→山手線→目黒18:21
この登山記録の行程
数馬バス停700m7:20→三頭山荘分岐7:25→登山道入口7:35→都民の森ブナの路合流8:14→三頭大滝8:17~20→三頭山避難小屋8:55→三頭山中央峰1531m9:07→〃東峰1527.6m9:09→〃西峰1524.5m9:15~25→神楽入ノ峰1447m9:45→小焼山1322m10:08→鶴峠870m10:36~40→奈良倉山1348.9m11:32~45→松姫峠1250m12:01~05→鶴寝山1368m12:19→山沢入ノヌタ12:34→林道13:04→小菅の湯741m13:23
合計5時間43分
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
9月1日(土)は、秋雨前線が南下してきて午後から天気が悪そうだったので、途中で雨が降ってきたら都民の森を一回りして数馬の湯に入って帰るつもりで、三頭山から鶴峠~奈良倉山経由で小菅の湯まで縦走して来ました!
でも雨は、武蔵五日市から数馬までバスの中から目で確認できるくらい降ってたんですが、しばらく傘をさして歩いていたらやんで、その後小菅の湯に着くまで降りませんでした。
山頂で富士山も見えたしラッキー♪
まず、都民の森行の急行バスは、小菅の湯まで行って温泉に入るには遅すぎるので、武蔵五日市駅6時14分始発の数馬行のバスに乗って、終点から都民の森まで歩きます。7時20分スタート!
バスを降りた時点でまだ雨が降っていたので、都民の森から三頭山まで行って引き返すつもりで、傘さしてダラダラ歩いていく。
そしたら、三頭山荘の分岐を過ぎたあたりから雨がやんできて、再び奥多摩周遊道路の道に戻る頃には完全にやんだので、傘をたたんで近道の登山道に入ります。
ところがこの登山道が、数馬から都民の森まで歩く物好きな人がほとんどいないせいか、荒れててしかも途中に草藪があるというひどい道で、せっかく雨がやんだのにいきなり草の水滴で全身びしょ濡れに!靴も途中の増水した徒渉地点のせいで先週に続き早くも水没!
モチベーション落ちるなー!
それでもなんとか、都民の森のブナの路という遊歩道にたどり着きました。ここから先はスニーカーで十分登れるような良い道になります。
登山道がブナの路に合流すると、すぐ三頭大滝に着きます。前につり橋があってそこから滝の全体像が眺められるようになっています。でも沢が増水しているのだから、さぞかし大迫力になってるだろうと思ってたら、意外と普通でした。
トイレもあったので、ほんの少し休憩。
滝から先は、分岐の標識でブナの路を選んで進んで行けば、30~40分でムシカリ峠に着きます。このブナの路は沢沿いの道なので、あまりお勧めはしませんが、沢の水を飲みながら進めば水の節約にもなります。
ムシカリ峠に着いたら、三頭山山頂と反対方向に2~3分進むと三頭山避難小屋があるので寄って行きましょう。トイレも水場もある立派な避難小屋です。
小屋の中を見たらムシカリ峠に戻り、山頂を目指します。急な階段を登りきった場所が一般に三頭山山頂とされる西峰なんですが、山頂手前で巻き道に入り、まず最高地点の中央峰1531mと展望台がある東峰1527.6mに寄って行きます。展望台からは天気が悪いのに大岳山と山が見えました。
中央峰9時7分着。数馬バス停から1時間47分。
展望台から元来た道を西峰まで戻り、そこで休憩をとります。普段ここは人がいっぱいいるんだけれど、朝早いのと天気予報が悪いのとで、誰もいません。でも木々の間から、笠雲がかかった富士山と、反対側には雲取山と鷹ノ巣山が見えました。
休憩後、雨が降ってないので予定通り鶴峠を目指します。鶴峠への道はマイナールートですが、笹尾根や奥多摩湖へ下る道程度には踏まれていて、歩きやすい道ではないけれど迷う心配もありません。
最初の急坂を下りきってしばらく進むと、20分で神楽入ノ峰に到着。標識はあれど展望は無し。
この神楽入ノ峰の次の小焼山が問題!このピークは登山道が北側を巻いているので、それを離れて稜線づたいに行くのですが、早めにとりつき過ぎたせいかなかなか到着出来ず、2つも余分なピークを越えてやっと到着。大幅に時間をロスしてしまいました。当然こういう場所なので展望も何も無し。
しかし小焼山を過ぎて巻いていた登山道に戻ると、そこからは先は超良く整備された山道で、一気に鶴峠まで下ることが出来ます。
なんでも「奥多摩多摩川源流トレラン」レースが9月9日(日)に開催されるとのことで、それに合わせて整備したらしく、うるさい落ち葉や枝、それに落石なんかのゴミがきれいさっぱり取り去られていました。この良すぎる山道は奈良倉山を越えて、終点の小菅の湯まで続きます!
お陰様で、小焼山から鶴峠まで約30分で9時36分到着。最後勢い余って、林道をちょっと峠の下の方まで下ってしまった。
鶴峠から奈良倉山へは、バス停の横からとりつきます。ここからもトレランレースのために良く整備された道が続きます。ただ傾斜が緩く、林道と登山道を行ったり来たりするので、標高差のわりに時間がかかって、奈良倉山山頂へは最後南側から大回りして50分強で11時32分到着。
奈良倉山山頂は薄暗い植林の中の展望の無い場所なんですが、少し南側に富士山の見える展望台があります。さすがにもう富士山は見えないだろうと思っていたら、ここでも見られました。重ね重ねラッキー♪
奈良倉山山頂では、今日はじめての別の登山者に会いました。松姫峠からのピストンかなと思っていたら、佐野峠方面に消えて行ったので、結構なベテランの方だったのかもしれません。
奈良倉山で富士山を見ながら昼飯を食べたら、林道に出て一気に松姫峠まで下ります。約15分でほぼ12時ちょうどに到着。
松姫峠は、普段の週末は最近は自転車が多いんだけれど、ここのところの豪雨の影響で大月側が通行止になっていて、9月から再開された上野原行のバスと地元の山仕事の車が1台いるだけの閑散とした感じでした。ここからも山の陰に富士山!前の稜線は雁ヶ腹摺山から大峰に続く稜線だと思うんだけど、山の名前はイマイチ不明。
松姫峠で軽くトイレに行ったら、次は鶴寝山を目指します。この山の先に小菅の湯に下る分岐があります。
松姫峠から鶴寝山への道はなだらかな広い尾根を行く歩きやすい道なのですが、細かな分岐が多いので注意。でも今回はトレラン大会の道しるべが随所にあるので何も考えずに進んで行けます。
そして約15分で鶴寝山に到着。ここからも富士山が見えます。
さらに15分で山沢入ノヌタという小菅の湯への分岐に到着。ここからの道は沢沿いの林道に下るため、雨が激しく降っている時は大マテイ山経由で尾根づたいに下る方が安全なのですが、朝から雨は降っていないのでそのまま下ります。
しかもこの道もトレラン大会のコースになっているので、良く整備されていて危険な崩落箇所や落石ゴロゴロで歩きにくい箇所もありません。来年の春になったらどうなってるかはわかりませんが…。
下る途中で、トレラン大会の試走をしているランナー1名と、大菩薩峠で一泊して来たのか、やたら装備の多い登山者1名に会いました。奈良倉山で会った1名を加えて合計3名がこの日会った全て。
山沢入ノヌタからの道は、最後、ワサビ田が点在する沢沿いの道なって林道に出ます。その林道をひたすら下ると、左手に小菅村の畑が見える開けた場所に出て、その少し先の民宿の看板がある民家ところに小菅の湯の標識があるので、そこを右折すると裏から小菅の湯に着きます。
13時23分到着。道が良く整備されていたので、松姫峠から約1時間20分で着きました。お疲れ様でした。
小菅の湯は山梨県の小菅村がやっている日帰り温泉施設で、奥多摩エリアの最奥にあるため、いつも混んでる奥多摩の温泉と比べ、比較的すいていて、のんびりゆったり入れるのが魅力です。泉質は奥多摩や山梨の他の温泉と同じアルカリ性単純温泉なんですが、若干湯の華が浮いているのが特長。浴室の構成は内湯と露天とサウナという一般的な構成です。
あとすぐ前に、ドライブついでに寄った温泉に入らない人向けに道の駅とレストランがあるので、予定より若干遅れてバスの時間の30分前とかに着いた時に便利です。
ここでゆっくり本日の汗を流したら、残り20分とかいう感じになってしまったので、飯は諦め缶ビールだけ飲んで14時41分の一番所要時間が短い大月駅行のバスで猿橋駅まで出て帰りました。
小菅の湯のバスは、この大月行と奥多摩行が通年あって、春と秋はさらに上野原行の季節運行のバスも加わるため、ハイキングシーズンの土日の午後はほぼ1時間に1本あるということになり、超ど僻地の割には帰りの足には困りません。
ただどのバスも所要時間がやたら長く、奥多摩行の夕方遅くのバスに乗ろうもんならと都内でも家に着く時間が夜中になるので注意が必要です!
今回はそんな感じで一番近い猿橋から中央本線で帰った訳ですが、高尾駅まで来たところでやっぱり腹が減ったので、以前から気になっていた高尾駅南口の割りと最近できた八王子ラーメン屋「元祖敏々亭びんびん」に行って「あぶりチャーシュー麺」を食べました。
JR片倉駅の綾野剛のCMの撮影場所になったラーメン屋も行ってみたかったんだけど、今日は温泉に入ってしまったので、竜泉寺の湯に行くついでもないので…。
で、びんびんですが、あっさり系が主流の八王子ラーメンとしては動物系のダシの旨味が濃厚な、どちらかというと東京ラーメン風の醤油味で、あっさり系では物足りない男性向けのラーメンです。麺も有りそうで意外と無い中太のストレート麺とこだわってます。
スープの味が強いため、八王子ラーメンの特長である「きざみ玉ネギ」の風味が相対的にほとんどしないのがちょっと気になるところですが、高尾山一回りしてきて腹減った時には良いのではないかと思います。
「武蔵五日市駅⇔数馬・都民の森」ハイキング時刻表 - 西東京バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2015/08/20150901_hiking_itukaichi.pdf
「奥多摩駅⇔小菅の湯他」ハイキング時刻表 - 西東京バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2015/08/20150901_hiking_okutama.pdf
大月駅~~小菅の湯時刻表・富士急山梨バス
http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/180402_otsuki/otsuki-kosugenoyu.pdf
上野原駅~~小菅の湯時刻表・富士急山梨バス
http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/180402_uenohara/uenohara-iio.pdf
小菅の湯
http://kosugenoyu.jp/
元祖敏々亭 びんびん 高尾店 - 高尾 | ラーメンデータベース
https://ramendb.supleks.jp/s/87081.html
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