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秋道の大雪渓から白馬岳へ~悪天候で三山縦走は断念!

白馬岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (太っちょパパ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

1日目:晴れ、2日目:強風、雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: ホテル白馬に前泊し早朝5時過ぎに猿倉駐車場に到着。平日だからか駐車場には数台の車のみ。

この登山記録の行程

【1日目】
猿倉(05:47)・・・白馬尻(06:51)[休憩 18分]・・・葱平(09:39)[休憩 20分]・・・村営頂上宿舎(11:40)[休憩 5分]・・・白馬山荘(12:06)[休憩 48分]・・・白馬岳(13:16)[休憩 7分]・・・白馬山荘(13:37)

【2日目】
白馬山荘(07:34)・・・村営頂上宿舎(07:47)・・・葱平(08:54)・・・白馬尻(10:41)[休憩 62分]・・・猿倉(12:34)

コース

総距離
約14.1km
累積標高差
上り約1,922m
下り約1,923m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

白馬村のホテル白馬で前泊。夕食のみのプランでとてもリーズナブルな割りに、立地、施設とも良いホテルでした。
平日だからか明日からの悪天予報の影響なのか猿倉の駐車場は大分空いている状況でした。猿倉荘に隣接するトイレと水場で準備し出発。少し登るとすぐに林道歩きになり1時間ほどで白馬尻小屋に到着。
大雪渓は崩壊が進み、一部にはクレパスも出来始めているため秋道への迂回があり、右岸のガレ場を歩くのは雪渓を歩くのより大変でした。
1日目は天候に恵まれ、白馬岳からの大展望を満喫することが出来ました。夜はかなり冷え込み、ダウンの上下を中に来ても寒く、お湯を貰ってプラティパスで簡易湯たんぽを作り暖めて寝ました。
2日目は予報どおりの悪天候で、朝起きると小屋が揺れるほどの強風でした。少し様子を見ましたが収まりそうも無いので縦走はあきらめ、下山をすることにしました。
川と化した登山道を下り、岩室跡付近で足を取られコケてしまい、合羽の胸ポケットに入れていたカメラが壊れるというアクシデントはありましたが、(ヘルメット被っていて良かった!)無事に下山することが出来ました。白馬尻小屋の豚汁の温かさが身にしみました(笑)

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フォトギャラリー:34枚

猿倉駐車場からは白馬岳のモルゲンロートが!

猿倉荘でトイレと準備を済ませ出発!

1時間ほどで白馬尻小屋に到着。
ここから白馬岳頂上宿舎まで約5時間トイレが無いので念のため済ませて大雪渓へ!

樹林帯を10分ほど登るといよいよ大雪渓の取り付き点が見えてきました。

すでに秋道となりアイゼンの着脱回数が多くなると思い、今回はチェーンスパイクにしてみましたが、雪が腐ってやや滑り少し後悔。

杓子岳からの落石に注意しながら登っていきます。

振り返ると雲が上がってきていました。

上部では崩壊が始まっており、小雪渓は通らずに秋道に上がります。

最大の渡渉箇所。
下山時には増水して危険な状況でした。

岩室跡
昔はここに小屋があったそうです。

ガレ場を登って行きます。

小さな避難小屋に到着。
皆さんホット一息。

国有林の注意書き看板がありました。
ちょっと一息入れるのに良いスポットです。

巨大な豚が登っているように見える?
それともナウシカに出てくるオームが下っているように見える?(笑)

木製の階段になりました。もう少しかな?

白馬岳頂上宿舎に到着。
もうヘロヘロで…
とりあえず5分ほどベンチに倒れる(笑)

稜線に上がると剱岳から立山連峰の絶景!

宿泊予定の白馬山荘までもう少し。

白馬山荘に到着!

スカイプラザのランチタイムに何とか間に合った!

スカイプラザ内は山小屋とは思えない程お洒落な造りです。

窓の外には杓子岳から白馬槍ヶ岳、遠方には剱岳をはじめ立山連峰の絶景が広がっていました。

昼食メニューはラーメンしかないとのこと…美味しくいただきました(笑)

腹ごなしも済んで山頂へ。
黒部川から富山湾まで見晴らせました。

白馬岳(2932m)山頂に到着!

新田次郎の「強力伝」のモデルになった展望図指示盤と絶景!

登って来た猿倉方面からの雪渓

明日行く予定の杓子岳から白馬槍ヶ岳方面

降りる前に山頂を振り返る。
明日も良い天気にならないかなぁ。

山荘内は小区画に仕切られ、2畳の1区画を2人で利用させてもらいました。枕の数からして最大3名利用のようですが、平日は空いていて良いですね。

夕飯はハンバーグ。
朝食は鯖と厚焼き玉子がメインでした。

2日目は残念ながら暴風雨。山小屋が揺れるほどの風で目が覚めました。もう1泊して様子見ようか迷いましたが、次の日も天気悪そうなので、縦走はあきら下山の徒に。沢と化した山道を下山しました。

雪渓には新しい紅ガラが撒かれており道が分かりやすくなっていました。

白馬尻小屋で昼食をとり無事下山できました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー カトラリー

みんなのコメント

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登った山

白馬岳

白馬岳

2,932m

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