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西銀座縦走(太郎平→鏡平)

黒部五郎岳、鷲羽岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (tam さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ(強風) 2日目:雨(強風) 3日目:雨

利用した登山口

折立   新穂高温泉  

登山口へのアクセス

タクシー

この登山記録の行程

【1日目】
折立(06:50)・・・三角点(07:41)・・・太郎平小屋(08:55)[休憩 8分]・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(10:21)[休憩 7分]・・・中俣乗越(11:19)・・・黒部五郎小舎(14:22)

【2日目】
黒部五郎小舎(05:45)・・・巻道合流点(06:33)・・・三俣山荘(07:12)[休憩 18分]・・・徒渉点(07:51)・・・岩苔乗越(08:44)・・・ワリモ北分岐(08:53)・・・岩苔乗越(08:57)・・・徒渉点(09:33)・・・三俣山荘(10:02)[休憩 64分]・・・三俣蓮華岳(11:35)・・・双六小屋(12:48)・・・弓折乗越(13:37)・・・鏡平山荘(14:00)

【3日目】
鏡平山荘(09:00)・・・シシウドが原(09:34)[休憩 4分]・・・秩父沢出合(10:21)[休憩 6分]・・・小池新道登山口(10:56)・・・わさび平小屋(11:21)・・・笠新道登山口・・・新穂高温泉(12:01)

コース

総距離
約42.6km
累積標高差
上り約3,632m
下り約3,898m
コースタイム
標準23時間50
自己17時間1
倍率0.71

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

山行予定が台風21号で大いに乱れる!!
台風21号が大阪に直撃。その日の大阪出発は断念し、翌日富山からの入山を目指す。しかし、朝からJRは大混乱。結局、大阪出発まで数時間待たされ、途中の徐行もあり、富山で宿泊。
【初日】
富山からは地鉄に乗り有峰口に行き、予約していたタクシーで折立に。折立からは台風の影響か倒木が沢山あった。順調に太郎平に到着し、北ノ俣、赤木、黒部五郎を目指す。途中、めちゃ速いベテランに追い抜かれながらも、快晴の稜線歩きを楽しむ。黒部五郎に差し掛かるあたりから、シャリバテ気味に。登りは地獄のように辛く、全然スピードが出なかった。今日はできれば三俣山荘まで行きたかったが、ペース上がらず黒部五郎小舎に宿泊。
【2日目】
朝から雨&風。前日の予報で覚悟はしていたが、かなりの荒れ模様。早朝、フル装備で出発。この日の目標は水晶と鷲羽に登り、鏡平山荘まで進むというもの。しかし黒部五郎小舎から三俣山荘まででずぶ濡れ。鷲羽の稜線は危険を感じ、黒部源流ルートでとりあえず水晶小屋を目指す。源流ルートは完全に川となっていた。けれども挫けず進む進む。岩苔乗越を過ぎ、ワリモ北分岐に来たところで身体が吹っ飛ばされた!!これはまずい!何度か水晶方面に行こうとチャレンジするが、風の感じはヤバさしかない。途中、水晶方面からの登山者と情報交換をすると、水晶小屋のスタッフは「今日は危険だから水晶岳には行くな」と言っていたとのこと。致し方なし!!ここで水晶も鷲羽も諦めて三俣山荘に戻ることにした。
三俣山荘ではサイフォンコーヒーを頂く。とっても美味しかった。が、それよりもずぶ濡れで寒くて寒くて辛かった。しばらくストーブで暖まらせてもらい、出発。鏡平を目指す。
途中、三俣蓮華や双六の稜線では容赦ない雨風に打たれた。双六小屋に着いても風は収まらない。足早に鏡平を目指す。鏡平までの道のりもそれなりにあり、登山道は川のようになっていた。唯一の救いは雷鳥の親子に出会えたこと。
なんとか鏡平山荘に到着。さすがにこの天候では宿泊者は少ない。
【3日目】
この日も大雨。この日は新穂高に下りるだけだが、前日からの雨で途中の秩父沢の状況が分からないため、山荘からは下山禁止のお達しがあった。しばらくして、秩父沢確認のための先遣隊を出すとのことで、「橋が流され渡渉不可の場合は引き返すこと」を前提として同行が許された。
小池新道は川のようになっていた。ただ、途中の秩父沢は無事だった。橋は流されておらず、通行可能だった。わさび平からも先遣隊が出ているみたいで、数人の小屋スタッフとすれ違った。依然として雨ではあったが風はなく、新穂高に到着する頃には止んでくれた。
今回の山行は大変であったが非常に貴重な体験ができた。新穂高への下山も一時はどうなるかと思ったが、過去に秩父沢で流される事故があったことを考えると小屋スタッフの判断は大切にしたい。

このあと高山までバスで行き、JRひだで帰宅したが、ダイヤは大乱れで散々だった。

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フォトギャラリー:25枚

台風直後で交通機関は大混乱

何とか金沢行のサンダーバードに乗れた

金沢駅

北陸新幹線に乗り換えて富山へ

かっこいい

翌朝、富山地鉄の乗車

朝焼けの車窓から剱岳が!!

折立から登山開始。薬師が見えてきた

太郎平到着

快晴!!

黒部五郎のカール

黒部五郎小舎

お疲れビール

グッズがいっぱい

黒部五郎の夕食

そして朝食

翌朝、雨&風(-_-)

全然写真取れず。ここは鏡平山荘

くたびれビール

鏡平の夕食

鏡平山荘の内部

そして朝食

新穂高に下りてこれたー!

ひだで帰阪、お疲れチューハイ

この後大幅遅延、、

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ

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登った山

三俣蓮華岳

三俣蓮華岳

2,841m

北ノ俣岳

北ノ俣岳

2,662m

弓折岳

弓折岳

2,592m

太郎山

太郎山

2,373m

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