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2080908 御前山登山

御前山( 関東)

パーティ: 1人 (まさゆき さん )

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行程・コース

天候

利用した登山口

奥多摩湖  

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

奥多摩湖(10:30)・・・サス沢山(11:10)[休憩 5分]・・・惣岳山・・・分岐・・・御前山(12:25)・・・御前山避難小屋[休憩 5分]・・・御前山(12:40)[休憩 40分]・・・分岐・・・惣岳山・・・サス沢山・・・奥多摩湖(14:45)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約1,088m
下り約1,088m
コースタイム
標準5時間15
自己3時間25
倍率0.65

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

奥多摩三山の一つ、御前山へ。

天気は翌日の方が良かったのだが、スケジュールの都合で土曜に登るしかなかったので、雨に降られない予報だった奥多摩の山からセレクト。
東京、神奈川以外の山は軒並み雨という変わった天候で、丹沢と迷ったが、丹沢はまだヒルが出る時期なので今回はやめておいた。

都内は真夏日になるという予報だったが、奥多摩湖まで着くと風が吹いてとても心地よく、徐々に秋の雰囲気が近づいているのを感じる。
湖の北に無料駐車場の奥多摩湖ダムサイトパーキングがあるので、そこに車両を停めて出発。

登山口まではダムの歩道を通っていくので、ダム観光も兼ねて訪れることができる。
朝のうちは一般の観光客はまだ少なく、興味があればダムの展望台は先に行っておくと快適そうだ。
右手はのどかな湖が広がり、左手は切り立ったコンクリートの下の方から水が流れる轟音が響いてくるというコントラストがダムならでは風景だ。

ダムを渡ること10分程度で反対側の登山口に到着する。
登山口からすぐは整備された砂利道で、一般向けの展望エリア(上下2か所)につながっている。
(帰りに寄ってみたが、上の頂上広場はそこそこの展望であるが、下の展望広場は低すぎてあえて行くほどの風景ではなかった)

砂利道が終わると、いよいよ登山道に入る。
このルートは最初から結構な急登で始まる。
まだ体が慣れていないうちから急な登りになるので最初はきついが、徐々に慣れてくると、湖側から涼しい風を感じながらの気持ちのよい山行に変わってくる。
予報より悪化して小雨がぱらついてきたが、木々が雨を遮ってくれるので不快ではなく、また日光が遮られて涼しくなったので、快晴よりもかえって快適な環境で登ることができた。

急登を登って1時間程度でタル沢山に到着。
ここから奥多摩湖を望むことができ、天気がよいと大菩薩嶺が左手に鎮座しているのが見える。
今日は奥多摩より山奥は雨なので、大菩薩嶺も雲がかかっている。
ここから御前山の山頂までのルートでは、タル沢山からの風景が一番良いので、天気が下り坂の時はここで風景を満喫しておくのをお勧めする。

小休止してから、山頂に向けて出発する。
最初の傾斜と比べるとなだらかになり、だいぶ登りやすくなる。
特に危険と感じる箇所はないが、大体の登山道は見られる道しるべの紐が全然ないため、たまにルートを見失いそうになることがあった。
ヤブはないのできちんと周囲を見れば登山道を発見できるが、特に雪が降ったときはスマホのGPSで所在地を把握できるようにしておいた方が無難だ。

樹林帯を通るので基本的に道中は眺望がないが、たまに視界が広がるところにベンチが設置されており、結構気が利いた対応がされている。
頂上は眺望がないので、お腹が減っていたら気が向いたところのベンチで食事をしてしまった方が景色を楽しめると思う。

そうこうしているうちに頂上に到着。
眺望はないが山頂の標識は石造りで立派だ。

写真だけ撮って、避難小屋のトイレを目指す。
避難小屋までは地図上だとすぐ近くに見えるが、結構下らなければならず、「またこれを登るのか」と考えると体感的にはもっと距離を感じた。
避難小屋は結構しっかりした造りで、ベンチにそこそこの人数が座れることから団体客が談笑して休憩していた。

トイレを済ませ、また山頂に戻り、目を付けておいた山頂からちょっと下ったところのベンチで昼食をとった。
食事の時はちょうど晴れてくれて気持ちがよかったので、ベンチで寝そべって軽く昼寝をした。
涼しい風が時おり吹いてきてとにかく心地よく、ここで夕方まで過ごしたいくらいだった。

しばらくのんびりしてから、下山を開始する。
登りでは気づかなかったが、山頂近くの斜面はけっこう小石が多く、足元が不安定で下りづらかった。

途中、サルが目の前を横切った。
人間には慣れているようで、自分を一瞥して「ふ~ん、また登山客か」という感じで、そのままゆっくり歩いて行った。

また、この辺りは栗が多いようで、トゲトゲの栗の実が至る所で落ちていた。
緑の食べごろでないやつばかりだったが、もう少しすれば茶色のやつが増えるのだろうか。
もう少ししたら宝の山になっていたかもしれない(もっともサル達に食べられてしまっているかもしれないが)。

そんな感じで山の恵みを感じつつ奥多摩湖へ戻った。
15時ぐらいに到着してまだ余裕があったので、湖からの心地よい風を感じながら登山の疲れを癒して帰宅した。

最近は百名山中心で低山への登山は久しぶりだったが、こういう余裕のあるまったり登山もやはり良いものだと再認識した。
眺望はどうしても限られてしまうが、時間に追われず、奥多摩の自然を味わいながら静かな山行を楽しめる山であった。

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登った山

御前山

御前山

1,405m

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