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行程・コース

天候

曇り後晴れ

利用した登山口

奥多摩湖   奥多摩駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 奥多摩駅から②番バスに乗車し奥多摩湖バス停に下車。奥多摩駅のバス停は長蛇の列でしたが、臨時便が出ていて全員乗車できました。

この登山記録の行程

奥多摩湖(09:02)・・・水根(09:04)・・・木橋(09:51)[休憩 10分]・・・六ツ石山分岐(11:07)・・・榧ノ木尾根分岐(11:10)・・・縦走路分岐(11:29)[休憩 5分]・・・鷹ノ巣山(11:47)[休憩 30分]・・・縦走路分岐(12:23)・・・六ツ石山分岐(13:05)・・・六ツ石山(13:08)[休憩 14分]・・・六ツ石山分岐(13:24)・・・三ノ木戸山分岐(13:43)[休憩 10分]・・・奥多摩駅(15:00)

コース

総距離
約18.2km
累積標高差
上り約1,848m
下り約2,037m
コースタイム
標準8時間35
自己4時間49
倍率0.56

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今週は秋雨前線の影響で関東以外悪天候だったため、奥多摩の鷹ノ巣山から六ッ石山まで縦走トレランしてきました!
天気は午前は曇り、午後から晴れましたが一日通して気温、湿度が高く、ウェアやザックが汗でびっしょりな状態で登りました。
真夏日の気温と距離の長い急登でかなり体力奪われてしまい、下りも殆ど走れませんでした。 orz

鷹ノ巣山は今まで登ったことがなかったので、東京近郊に近い奥多摩ということもありトレランで登ってみることにしました。
結論から言うと鷹ノ巣山はトレランには向いていないと思います。
水根沢林道は足場の狭い登山道で沢側は絶壁です。滑落や落石が多く道が荒れています。水根沢を過ぎると榧ノ木尾根分岐まで長い距離の急登が続きます。榧ノ木尾根から縦走路分岐は走りやすいところもありますが、ここも登り坂が続きます。鷹ノ巣山手前は傾斜のキツい坂で全体的に急登が多く体力を奪われやすいです。
鷹ノ巣山から六ッ石山の縦走路は一番走りやすかった印象がありましたが、倒木やスギの落ち葉だらけで荒れている箇所があります。
また、コース全体的に道標やテープの印が少なく、倒木や落ち葉等で不明瞭な箇所が多く道迷いしやすいです。何か所か道迷いしました。

今回通ったコースは各ポイントに何かあるわけではなく、道標があるだけの分岐点くらいしかありません。
鷹ノ巣山の山頂以外、見晴らし良い展望はなく、ずっとスギ林の中を歩いた印象です。しかもかなり長い距離、林道を歩きます。

登山では雲取山、七ッ石山からの縦走路で通る山であり奥多摩縦走登山者には有名ですが、一般的に雲取山や奥多摩三山と比べるとマイナーなのか、ハイカーが少なかったです。
一人静かにトレラン楽しむには良いかもしれませんが、人少なすぎるので不慮の事故が起きた時は危険度が高くなります。
また、奥多摩は熊が出没するそうなので、一人で人少ないコースを行くときは熊鈴付けていた方が良いと思います。とても静かなので物音がすると怖い思いします。

▼アクセス (水根・奥多摩湖~)
今回は電車とバスを利用し、水根から登りました。奥多摩駅の②番乗り場からバスに乗車します。奥多摩駅のバス停はいつも通り長蛇の列で混雑していましたが、臨時便が出ていたためほぼ全員乗れたようです。
登山口に一番近いバス停は水根ですが、1~2分歩いたところに奥多摩湖バス停があります。奥多摩湖バス停は小可内ダムの目の前にあり、観光施設や駐車場、トイレがあります。また、水根のバス停付近にも駐車場があります。
水根のバス停からアスファルトで舗装された道路を登ります。沢の音が心地よく涼し気です。しばらく進むと正面にお土産屋さんと小屋が見えてきます。鷹ノ巣山は小屋の右側を通ります。案内板があるので解るかと思います。この辺りから本格的な登山道に入ります。

▼水根沢林道
水根沢林道はその名の通り水根沢沿いの林道で、上流に向かって沢沿いの道を登っていきます。この道はとても狭く沢沿いは断崖絶壁のため通るさいは注意が必要です。また、滑落や落石が多く岩や木の根っこで滑りやすくなっています。
何度か橋のない箇所を渡渉する箇所や、木橋を渡ります。渡渉地点は悪天候時や大雨後は増水に注意必要です。高低差のある木橋がありますが頑丈な橋だったので安心して渡れます。

水根沢を越えると樹林帯の急登エリアに入ります。急坂は榧ノ木尾根分岐まで続き、長い距離登り続けることになります。このコースは殆ど分岐がない一本道ですが、道標やテープが少なく道が不明瞭で、どれが登山道か解らなくなる箇所がありました。スマホのGPSアプリ見て気づきましたが、業者の作業道もあるので解りにくいです。
六ツ石山分岐手前に座って休憩できそうなポイントがありました。この先、座って休めそうなところは山頂くらいしかないので、ここでちょっと休憩しておきます。

▼榧ノ木尾根分岐~
榧ノ木尾根分岐から鷹ノ巣山山頂までは尾根道を歩きます。ちょっとなだらかな坂になりますが、縦走路分岐付近は再び急登に入ります。急登が続くため、かなり体力消耗しました。
尾根道では七ッ石山や丹波山、雲取山が木の間から見え隠れしていましたが、全体的に木に覆われていて見晴らしは良くありません。風も殆ど感じませんでした。

縦走路分岐の分岐手前に六ッ石山の分岐があります。ヤマケイの地図には示されていませんが六ッ石山手前の将軍馬場に出るようです。
六ッ石山から数分歩くと縦走路分岐があります。雲取山、七ッ石山方面から続く縦走路で奥多摩駅の登山口まで続いています。
この縦走路の尾根道を鷹ノ巣山方面に登ります。縦走路の尾根道を向かって左側に七ッ石山や雲取山、丹波山、奥に大菩薩嶺が見えてきます、右側の埼玉・武甲山側は木に覆われていて展望はありません。鷹ノ巣山山頂手前が最後の急登でこの坂を登り切れば鷹ノ巣山の山頂に到着します。

▼鷹ノ巣山山頂
ながーい急坂を登りきり、へとへとになりながら鷹ノ巣山山頂に到着しました。鷹ノ巣山の山頂は3コースの分岐点となっていて各コースから登ってきたハイカーで賑わっていました。山頂は広くゆったり休憩できるスペースがあります。
あいにくの天気で上空は雲に覆われていて富士山は見れませんでしたが、手前の三頭山、七ッ石山、奥に大菩薩嶺や甲武信岳が見渡せました。雲取山から右側、埼玉側は木に遮られていて視界はよくありません。
曇り空で風もあり、汗でびしょ濡れだったため山頂でかなり冷えてしまいました。

▼~六ッ石山
縦走路分岐まで戻り、六ッ石山まで縦走路の尾根道を走ります。何度か小ピークはありますが、なだらかな下り坂で走りやすい道です。一部、不明瞭な箇所がありますが危険個所は少ないです。途中、道標のない分岐があり、水根沢林道に続く道があります。
六ッ石山分岐から2~3分程度登ると山頂に到着します。六ッ石山の山頂は広々としていますが、展望は殆どありません。山頂は分岐点となっていて水根側の登山口に分岐しています。

▼下山 (奥多摩駅)
六ッ石山分岐に戻り、奥多摩駅側にどんどん下っていきます。標準CTだと下りで2時間程度掛かるロングコースです。急坂や悪路の箇所があり、走るさいはちょっと注意必要です。
登山口前に稲荷神社があり、神社からちょっと下ると舗装道路に出ます。舗装道路を下っていく途中に奥多摩駅にショートカットできる登山道があり、羽黒三田神社の横に出ます。神社からは舗装道路で奥多摩駅手前の道路に繋がっています。


鷹ノ巣山は急登箇所が多く、道標が少なく不明瞭な道が多いです。
縦走路は走りやすかったですが、他は走れるような箇所は少ない印象でした。

次回は秋過ぎに三頭山や御前山側を周ってみたいと思います。

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フォトギャラリー:62枚

奥多摩湖のバス停付近。水根のバス停から2~3分程度のところにあり、施設、駐車場、トイレがあります。

奥多摩湖の小可内ダム。

水根のバス停。鷹ノ巣山の水根林道コースはこのバス停が一番近いです。

水根バス停前にも駐車場があります。

登山口は写真の右側です。

この分岐から入ります。左にトンネルがあります。

振り返ると御前山が見えます。

この分岐を右側に進むと六ッ石山に行きます。鷹ノ巣山は真っ直ぐ進みます。

アスファルトの舗装道路を進むと小屋や民家が見えてきます。

この民家?を右側に進みます。

ここから登山道に入ります。

水根沢林道に入ります。

いきなり倒木…

左側は水根沢です。六ッ石山分岐手前まで水根沢を上流方面に登っていきます。

案内に書いてあったとおり、狭い箇所が多く、沢側は絶壁のため滑落しないよう足元に注意必要です。

水が透き通っていてキレイな沢です。数ヶ所、橋のない沢を渡渉します。

高低差がありますが、かなり頑丈な木橋です。

ここがラストの木橋。

ここから先は急登が続きます。

不明瞭でどれが登山道だか解りません。木に付いた黄テープを頼りに進みます。

六ッ石山の分岐。ここから右に行くと六ッ石山手前の将軍馬場に着きます。

榧ノ木尾根分岐。ここから尾根道を登ります。

水根沢林道よりゆるやかですが、まだまだ登りは続きます。

尾根道から七ッ石山や丹波山、雲取山が木の間から見え隠れします。

縦走路分岐に到着。鷹ノ巣山の山頂に向い、下山時はこの分岐まで戻ってきます。

縦走路の尾根道は走りやすそうです。

やっと視界が良くなってきました。ほんとながーい林道でした。奥多摩方面に三頭山などが見えてきます。埼玉側は木に覆われて何も見えません。

やっと鷹ノ巣山が見えてきました。山頂手前に急登がありそうです…

鷹ノ巣山山頂手前の急坂。かなり傾斜があります。

鷹ノ巣山山頂に到着!急登続きでヘトヘトです orz
山頂は各コースの分岐点にもなっています。広々としていて奥多摩・大菩薩嶺方面の見晴らしが良いです。

大岳山、御前山側。

残念ながら富士山や南アルプスは雲に覆われて見れませんでした。

奥は大菩薩嶺かな?

七ッ石山、雲取山側。

縦走路分岐まで戻ってきました。ここから尾根道を六ッ石山方面に進みます。

急斜面の箇所や数ヶ所小ピークを通ります。

将軍馬場付近。道標ないですが、この分岐から登り時に通った榧ノ木尾根分岐手前の六ッ石山分岐に出るようです。

六ッ石山分岐付近まで走りやすい道が続きます。

六ッ石山手前の分岐。ここから数分急坂を登ります。

六ッ石山山頂に到着!

奥多摩駅方面に下山します!

六ッ石山分岐に戻りました。

御前山でしょうか。

大岳山側。

三ノ木戸山分岐。三ノ木戸山はスルーします。

ここが最後の分岐点。折り返して奥多摩駅方面に下ります。

稲荷神社。一礼して下山します。

登山口に下山。

アスファルトの舗装道路に出ました。道路をクネクネと曲って下り、途中、ショートカットの登山道に入ります。

ショートカットの登山道を下ると羽黒三田神社の横に出ます。この日の無事に感謝し一礼します。

羽黒三田神社の入り口は民家沿いにあり、ちょっと解りにくいです。

神社から道路に出て、奥多摩駅に向かいます。お疲れ様でした!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア トレランシューズ
バックパック ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス
地図 コンパス 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器
【その他】 水1.5ℓ (ハイドレーションパック1.5ℓ)+ペットボトル550ml
昼食、ウィダーインゼリー、プロテインゼリー
※トレッキングポールはトレラン用ポール (軽量、折り畳み式) 緊急時以外未使用
※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ

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登った山

鷹ノ巣山

鷹ノ巣山

1,737m

六ツ石山

六ツ石山

1,478m

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