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白露を過ぎて…西丹沢

西丹沢周辺( 関東)

パーティ: 2人 (やぎやぎ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇りのち晴れ(06:30頃21度、13時ごろ27度)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 大井松田IC(5:45)・・西丹沢VC(6:30/途中コンビニ立ち寄り)

6時半過ぎ…西丹沢VC・駐車場は珍しく空いていました

この登山記録の行程

西丹沢自然教室(07:00)・・・西沢

西丹沢自然教室(07:40)・・・用木沢出合(08:20)・・・犬越路(10:15~11:00)・・・西丹沢自然教室(13:10)

コース

総距離
約9.9km
累積標高差
上り約943m
下り約937m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

天気予報では、曇りのち晴れ予報でしたが・・・高速の秦野あたりからは、強めの雨・・
虹のかかる大井松田を過ぎて、三保ダムの下流に差し掛かると・・茶色の濁流と放流中の文字。
想像以上に雨、風が強かった模様。・・木橋が流され歩けないことも…想定できました。
ひとまず・・畦ヶ丸の滝(下棚・本棚)周辺へ秋の花を探しに・・歩き出します。西沢にかかる水色の橋の下には、薄いエメラルドグリーンの水が流れていました。1つ目の堰堤を越えると広い河原に出て、ひとつ目の木橋が外されていました。靴を脱いで渡れば・・いけるでしょうが、この先も何度も渡らなければならない…どうしようかなと迷っていると…長靴をはいた釣り客や濡れることを厭わないハイカーが、じゃぶじゃぶと渡っていきます。恨めしく眺めつつ・・水量が減らないか…しばらく佇みますが・・無理みたいなので・・諦めます。
あまり影響を受けていない様子の用木沢へ変更・・犬越路へ…いけるところまで行こうと歩き出します。川沿いのキャンピング場では、賑やかに朝食の準備や散歩する人の姿。
ツツジ新道の入り口を過ぎて・・用木沢までの道脇には、ゲンノショウコやタマアジサイ、ツユクサ、アカソ・クズなどの秋花が咲いていました。
用木沢出合の駐車場には4台。沢やさんは、白石沢方面へ行かれる方が多い様子。ハイカーに逢うことなく用木沢へ入っていきます。1つ目の鉄橋を渡ると・・「落石注意:法面がオーバーハングし落石している場所があるので…速やかに通るように」・・と掲示されています。恐る恐る…近づいてみると・・崖上せり出し露わになった木の根と落石の跡・・速やかに通り過ぎました。
涼しく、清水がしたたり落ちる…渓流沿いの崖壁には、咲き終わったイワタバコや蕾をつけたホトトギスなどが瑞々しく葉を繁らせています。シラヒゲソウやシロヨメナ・ヌスビトハギ・キンミズヒキなどもポツポツと見られました。イワシャジンは、もう少し後でしょうか・・姿を見せてくれませんでした。濡れた木道も石も滑りやすいので注意しましょう。
沢を離れて樹林帯に入ると、強風で落ちた小枝や葉、木の実が、至る所に散乱して登山道を隠してしまい・・ルートを逸脱して歩いてしまっている事が多々ありました。
また、降雨が少なければ、水の流れのない川床の様な道にも確実に流れがあり・・ルートどりに戸惑いました。残り600m..ぐんと勾配をあげる急登に息を切らし…登りつめると・・犬越路。強風と雲に覆われていました。雨が降る様なら避難小屋へお邪魔しようかと思いましたが、風が強いだけで…寒いわけではないので…テーブルベンチで休憩。くるくると表情を変える空を眺めつつ…おにぎりを頬張りました。暫くすると…続々と用木沢方面から到着する人が増えて…テーブルベンチは埋まっていきました。
起点へ戻る頃には、太陽と青空・・一気に気温上昇させていきました。
水分補給1.2ℓ弱・・思ったより彷徨…消耗しました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 腕時計 カメラ
健康保険証 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ
カップ

みんなのコメント

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  • やぎやぎさん、こんにちは

    増水で沢を渡るのが困難という状況は、まだ直面したことがなく、自分ならどうするだろうかと少し緊張しながら読ませていただきました。計画していたコースを臨機応変させるのは重要ですが、自分にはなかなか難しそう。ちょっと頭の体操をしておこうと思います。

    落葉した後の登山道は、踏み跡が不明瞭で標高の低い秋山独特の難しさがあるように思いますが、なるほど台風通過後でも同じなのですね。

    今年は風水害も多く、紅葉もあまり期待しないでいるくらいの方がいいのかなと考えています。それにしてもあんなに暑かった夏ですが、着実に秋が訪れているのですね。白露という言葉、朝の草原を歩いたらひんやりした露に触れて秋の訪れを知る。なんとも風雅な言葉だと思います。

  • すてぱんさん おはようございます。コメントをいつもありがとうございます。
    自家用車でアプローチする事が多いので…計画変更ができているのかもしれませんね。
    今回は、沢沿いに咲く花を…目的で行ったので諦めが早かったのでしょう。また、ビジターセンターの前日情報で西沢の木橋が外れている事が周知されていたので・・もしかしたら無理かな…とも考えていました。
    そして、以前訪れた時に、桟橋や木橋が、比較的しっかりと設置されたいた・・用木沢を歩くことにしました。ただ、秋山の落葉後の踏み跡の見えないような状況や清水の流れるような状況は、想定していなかったので、自分たち以外にハイカーがいないとルートどりに自信が持てずに・・結構戸惑いました。
    今年の紅葉は、どうなんでしょうか・・標高の高い場所では、ウラシマツツジの草紅葉が始まり、ナナカマドも色づき出したと聞こえてきます。
    きっと、何処かで綺麗な紅葉に出会えるはず・・と期待したいと思います。
    天候、体調に気をつけて…次の登山記録、楽しみにしています。

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