行程・コース
天候
雨時々止む→下山時には曇り一時晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
枝折峠駐車場を利用。休日は早い時間に満車になるようなので朝4時くらいに到着。さすがに早すぎたので5、6台程度が止まっていたのみでした。悪天候だったのも影響しているかも。
この登山記録の行程
0400 枝折峠駐車場到着、仮眠
0530 出発
0555 明神分岐点、明神峠
0640 道行山分岐点
0715 小倉山
0740 百草ノ池
0830 駒の小屋
0845 中ノ岳・駒ヶ岳分岐
0850 越後駒ヶ岳山頂
0910 駒の小屋、休憩
0930 出発
1015 百草ノ池
1045 小倉山
1115 道行山分岐点
1200 明神峠
1225 枝折峠駐車場到着
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
越後三山の一角にして、唯一の日本百名山に選ばれている越後駒ヶ岳に行ってきました。せっかくの三連休なのに天候不順・・・でしたが、なかなか歩きごたえのある山でした。
ルートはもっともポピュラーな枝折峠からの往復です。駐車場はすぐに満車になるという情報を得ていたので朝早めに到着。さすがに早すぎたので仮眠してスタートしました。スタート時点では曇りで弱風。少し肌寒さはあったものの行動開始すれば適温になるくらいの温度でした。雨が降る予報で仮眠中も小雨が降ったり止んだりだったので、初めからレインウェアを着込みました。今回はゴアテックスのレインハットを初使用したのですが、予想以上に快適でした。メガネ着用していると雨の水滴が付いたり、レインウェアのフードをかぶったりするとすぐに曇ったりしますが、それらが一切ありませんでした。さすがに強風時はだめでしょうが、弱風環境だったらこれ一択です。
駐車場横の登山口で登山届を書き、登山道へ。ルート全体を通して、非常に整備されており歩きやすかったです。序盤は比較的狭い尾根を歩いていく感じです。ところどころ、崩壊したのか足場が悪くて狭い岩場がありますが慎重にいけば大丈夫でした。
アップダウンを繰り返しながら稜線を歩いていくルートになり、小倉山のあたりまでは歩けど歩けど、一向に標高が上がらない生殺し状態になります。また、樹林帯区間になるのであまり風は通りません。晴天時はかなり暑いと予想します。逆に、強風をいい感じに防いでくれるので荒天時は助かるかも。
木々の切れ間からこれから上る越駒を眺めつつ、歩を進めていき、途中のチェックポイントである道行山、小倉山、百草ノ池をパスしていきます。すると森林限界を突破し、越駒の迫力ある岸壁や沢筋、中ノ岳や八海山、周囲の山々が見えるようになってきます。
そのあたりまで来たら岩場がメインになってきます。足場はしっかり切られているので慎重にいけば特に難しくはないと思います。鎖場やロープをつかむところはありませんでした。岩場にはペイントで案内がかなり小刻みに示されているので、それに従えばよいと思います。
岩場区間を抜けると駒の小屋にたどり着きます。トイレあり、近くに水場あり。そこから山頂まではすぐです。最後の一登り(高低差100mくらい)すると山頂です。森林限界を超えたあたりからガスが濃くなり、山頂に着いてもサッパリな景色でした。また来るからいいです(強がり
しばし山頂で何をするでもなく滞在し、小屋へ戻りました。中で休憩しつつご主人と世間話。朗らかな人柄の御仁で楽しいひと時でした。また来てお話しさせていただきたいです。
その後は来た道を戻ります。途中晴れ間が差し、振り返るときれいにガスが取れた越駒・・・。少々悔しさも感じつつも、近い山出しまた来れるから・・・と思い、枝折峠まで下山しました。
帰りしなに枝折峠から少し下った交流センターユピオで日帰り入浴し、帰宅しました。
注意点を一つ
標準コースタイムは登り6時間、下り5時間程度になりますが、実際はそこまで時間はかかりません。私は登り3時間15分くらい、下り2時間40分くらいでした。コースタイムが結構甘いので、これから登られる方はご自身の体力や歩行ペースを鑑みて計画検討されるのが良いと思われます。
フォトギャラリー:50枚
枝折峠駐車場
登山口
階段や木道が多いです
木道
明神分岐
明神峠
尾根歩き前半は少し狭い岩場が何カ所かあります
道行山分岐
道行山までは片道数分らしいですが、藪が鬱蒼としていたので行きませんでした。
木々の切れ間から山頂が見えます
小倉山
百草ノ池
森林限界を抜けて前駒に出ると山頂が間近に見えます。
残雪も。
岩がごろごろし始めます
この岩場が出るあたりから少し急な岩場が続きます。
ガスがせりあがってきます・・・
構わずに岩を登る
駒の小屋
トイレあり(チップ制)、水場は近くにあるようです(今回は水場利用せず)。
小屋の脇から山頂へ続く道が伸びています。テン場のスペースは確かに狭く、7、8張りというのもわかります。今回は1張りだけでした。
山頂へ続く道もガスで何が何だか・・・
イワイチョウが黄色く染まり、草紅葉が着々と色づいている感じです
中ノ岳方面への分岐
稜線は一足早く色づきが進み、ナナカマドの実と葉が鮮やかな赤に。
分岐から間もなく山頂
豊斟淳尊の銅像だそうです。山頂に金属って、避雷針?
山頂碑(新しいほう)
2003年は登山者多かったのかな。
展望は望めませんでした。
山頂広場
うーむ
ナナカマド
笹原
駒の小屋の中。きれいです。
下山し始めると、登ってくる方を何度かすれ違いました。
小倉山分岐
晴れてる・・・
こんなところもあります。
木道ですが、草に隠れかけています。
車道が見えてきた
最後の難所?を抜け
下山
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
腕時計 | カメラ | ツエルト | 健康保険証 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
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