行程・コース
この登山記録の行程
奈良田(02:00)・・・奈良田第一発電所(農鳥岳登山口)(02:30)・・・吊橋(森山橋)(03:10)・・・大門沢小屋(04:36)[休憩 10分]・・・大門沢下降点(07:40)・・・農鳥岳(08:20)・・・西農鳥岳(08:55)・・・農鳥小屋(09:35)[休憩 10分]・・・間ノ岳(11:00)・・・中白峰(11:40)・・・北岳山荘(12:00)[休憩 30分]・・・北岳(13:10)[休憩 10分]・・・北岳肩ノ小屋(13:30)・・・小太郎尾根分岐(14:20)・・・白根御池小屋(15:00)[休憩 15分]・・・広河原(16:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
長時間&夜行登山に慣れるため、お盆休みを利用し、2名で南アルプスへ弾丸登山!私は高い標高が苦手なのでペースが落ちることが想定され、広河原の最終バス16:30に間に合わないことも想定したが、何とか食らいつき、16:30発車時間ジャストに広河原に到着という奇跡を成し遂げた。
8月14日 16:00頃 奈良田へ到着。温泉に入り、駐車場で軽食を摂りそのまま車中泊。夜中の出発に備えた。
2:00といえば草木も眠る丑三つ時。漆黒の闇になれないルートに一人は流石に怖すぎるが、2名でヘッドライト×2ハンドライト×2煌々と光を放ちながら奈良田を出発。農鳥岳登山口へ。
暫く進むと、闇の中にLEDランプが4つ灯ったように見えたが、それは動物の目が光を反射していたのだ。!?うわっ、こっちに近づいてくる!
・・シカだった
朝まではまだまだ長い、早く明るくならないかなあ
日の出直前に大門沢小屋に到着、宿泊の登山者たちが朝食を取ったり、出発の準備をしたり厳かに執り行われている。
ここで朝ご飯のおにぎりを食べる。すると空が紫色になり、日の出の景色に・・これが本当に綺麗な景色だった。今度はここでゆっくり宿泊して朝日をずっと眺めていたいと思った瞬間だった。
大門沢下降点に到着しいよいよ3000m級の稜線歩きだ。
農鳥岳に8時過ぎに到着したが既に6時間以上過酷な道を歩き続けているので疲れているし、標高が高くなると心臓が苦しくなる症状がやはり発生してここでペースが一気に落ちる。テント泊装備でここには来たくないなあ・・そんなこと思っていたら雨が下から横から色んなところから降ってくる。慌ててレインウエア装着。中にヒートテックの上下を着ていたので寒さはしのげた。・・暖かい装備でよかった・・・
北岳山荘に着くと雨はさらに激しく。私はどうしても温かいものが食べたくなり、山荘で食事をとりたいと相方にお願いし、長期休憩を取ることに。鼻水をすすりながらカップラーメンをすすった(笑)
相方:もう一刻の猶予はない、これ以上ペースを落とすと最終バスに乗れないぞ・・
と、忠告を受ける。足を引っ張って申し訳ない。だが、バスが無ければ走って駐車場まで帰るだけだ。半ばヤケクソ(笑)
走りながら北岳に取り掛かる。・・なんかもう一回富士山5合目から登り返しているような感覚でただただ修行のように辛かった。
北岳山頂に着くと外国人が多かった。ツアーのようだからスケジュール的にキャンセルできず弾丸で突っ込んできたようだった。装備が100均のカッパ着ている人多かった。
相方:これくらいのコースを普通にこなせないようではロングレースは完走できんぞ・・
と、忠告やら叱咤激励を受けながら、猛烈な勢いで下山、16:30に広河原に到着し最終バス出発に滑り込み乗車!ボロボロの体で奈良田駐車場に戻り温泉に入り、帰り道頑張って車を運転するのであった。
道は覚えたから、次回は多少余裕ができるだろう。
しかし、奈良田から農鳥岳までの登りは不安定な橋を渡るなど危険個所がそれなりにあるので、細心の注意で進みたい。皆様もお気をつけください。
下記写真もご参照ください。
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フォトギャラリー:23枚
奈良田に到着。なんか丹沢みたいだな。
女帝温泉 硫黄が効いてます
さて、食事と寝る準備だ
これがあればよく寝れる(笑)
2:00出発 真っ暗です・・
揺れるつり橋 慎重にね
・・ここ渡るの!?
落ちたらタダじゃ済まない
大門沢小屋 良い山小屋でしたね
大門沢小屋からの朝焼け よっ!ひょっこり富士山!幻想的です
急登が延々と続く・・・
おい!後ろを見てみろよ!
そこには絵はがきのような景色が
アルプス万歳
高山植物も咲き乱れる
そういえばトランスジャパンアルプスレースも開催中。選手のように颯爽と登っていると自画自賛
よしっ!稜線に出たぞ!
空も飛べるはず
農鳥岳到着、このときは調子に乗るほど元気・・しかし、
雲行き怪しく、ガスって来たと思ったら、後はずっと雨
だんだん体力が奪われ
・・・反省(もう限界)
からの復活!(カラ元気)
日本標高第2位の北岳です
怪我なく無事下山。無事が何より、お疲れ様でした!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | カップ | カトラリー |
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