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浅間山(前掛山)警戒レベル1で浅間連峰主峰を臨む

浅間山( 上信越)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

11:00迄晴(下界雲海)以降、霧~曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 浅間山荘5:50着 ※有料駐車場満車→離れた無料駐車場残り8台。
有料駐車場に停めるなら5:00着が望ましい

この登山記録の行程

浅間山荘(06:10)・・・二ノ鳥居(06:58)[休憩 5分]・・・湯ノ平口(07:51)[休憩 25分]・・・賽ノ河原(08:40)[休憩 5分]・・・前掛山(10:21)[休憩 60分]・・・賽ノ河原(12:30)・・・湯ノ平口(12:50)[休憩 34分]・・・二ノ鳥居(14:00)[休憩 10分]・・・浅間山荘(14:50)

コース

総距離
約13.0km
累積標高差
上り約1,253m
下り約1,253m
コースタイム
標準6時間50
自己6時間21
倍率0.93

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

浅間山(前掛山)2524m。火山警戒レベルが1に引き下げられ、念願の登頂が実現。登山者もかなり多かった。天気は以前より不安定が続き、前日まで行くか止めるかを検討。午前中の天気は晴が見込め、夜中浅間山をめざし車を走らせました。6:00前に登山口のあの浅間山荘に着きましたが、山荘前の有料駐車場はすでに満車。さらに2台車が来たので、情報を集めていた無料駐車場へ急ぎました。無事駐車!
準備を整え、鳥居からスタート。一の鳥居までは川沿いの緩やかな道を登る。二の鳥居にかけては登山道の斜度も増し少し険しくなります。(二の鳥居は崩壊し無残な姿でした)
この先が第一の難関。長坂。約150mの急登。トーミの頭の草すべりのミニ版です。九十九折の登山道を登ります。傾斜が緩みほどなくすると右手に牙山が現れます。そして徐々に高度があがり左手にはトーミの頭の断崖が鋭く迫力があります。ほどなく行くと、目の前の青空にほんの少し浅間山(前掛山)が見えます。目指す頂上を初めてここで見ることができます。
その先一部硫黄の強い香りがする谷をトラバースしますが、足を取られないよう傾斜を意識して歩きます。その先が火山館です。
火山館で十分休憩をしてから、賽の河原分岐へ到着。ここでヘルメットを装着。まわりはあまりヘルメットをつけて登る人はみかけられませんでしたが、ついちょっと前までレベル2で登れない前掛山ですから・・ヘルメット必須です。(下山時に登ってくる人はかなりヘルメットをつけていてやっぱりそうだよな・・とほっとしました)
さぁいよいよです。木々もなくなり、浅間山の岩肌の目立つ登山道をただただひたすら山腹を斜めに登ります。先日黒斑山~Jバンドを歩きましたが、そのときこの登山道を見たときは細い筋のような登山道に見えたので、「狭い」というイメージがかなり強くあったのですが、道幅は広く、時にジグザグにもなっています。このところ天候が不安定で雨も浸み混んでいたため、登山道も湿り気があり、火山なので登り安くはないですが、すべらない程度に足がひっかけられる感じでした。
高度があがると左手にJバンドの第一外輪山。その先に雲海の北軽井沢。そしてただひたすらきつい斜度の登山道を登り続けます。
ふっと、看板が見えます。これが立ち入り禁止の看板。登り切った!
目の前は浅間山の火口丘。100mも登れがパックリ口を開けた火口ということです。そして右に目をやると・・・・!青空の中にはえる第二外輪山の前掛山が目に飛び込みます。この景色がかなり感動的で、ここにこれた!と喜びに感じます。そう思いながら、この第二外輪山にはまだ少し斜度のある登りになります。
第二外輪山の稜線を浅間山火口丘を見つつ、正面に前掛山が近づきます。足取りは軽くうれしくて笑顔ですね。そして前掛山2524m頂上標にタッチ!。下界は雲海が広がり時おり街並みが雲間から見えて頂に立っている実感がわきます。そして目の目に浅間山火口が圧倒的な大きさで迫ります。時折噴煙もあがり火山であることも感じます。
ここに自分が立つというのは夢でもあったし、目標でもあった。こんな景色がひろがっていたんだと、ここにこれたことに、そしてこの景色を見せてくれたことにも感謝です。山・・・やっぱりいいですね。

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フォトギャラリー:48枚

登山口。

茶褐色の川

樹林帯

一の鳥居

不動滝

崩壊してしまった二の鳥居

九十九折の急登を登る

牙山

左手にはトーミの頭の断崖が迫る

ハクサンフウロ(白山風露)

今日はじめての浅間山

硫黄の匂いが強いです

火山館

火山館から見た「剣ヶ峰」

湯ノ平のナナカマド

賽の河原の分岐
ここでヘルメット装着、浅間山登山の準備。自己判断で登ると書いてあります。

朝日に輝く浅間山。木々が低くなってきた。

第一外輪山

高度があがり浅間山の岩肌のみ

傾斜のある登山道をひたすら登る

Jバンドと鋸岳
第一外輪山の端

青空に向かって登ります。急になってきた。

鬼押し出しのある北軽井沢方面の雲海

立ち入り禁止の看板が見えた!あの先が浅間山の火口。

青空にそびえる第二外輪山の前掛山。

前掛山

シェルター

浅間山火口丘

前掛山へ向かう

前掛山の稜線を歩く

浅間山の火口が目の高さになる

前掛山

小諸方面の雲海

浅間山(前掛山)頂上標柱

前掛山から見た浅間山の景色1

前掛山から見た浅間山の景色2

前掛山から見た浅間山の景色3

前掛山から見た浅間山の景色4

前掛山から見た浅間山の景色5

1時間ほどのんびり頂上にいたら、徐々に浅間山火口がホワイトに。

第二外輪山がホワイトアウトへ
山の天気は急変します

下山

12:00ぐらいには頂上は霧につつまれる

さらにホワイトが広がる

火山館からの下山。すぐあの硫黄の谷

シラカバがきれい

二の鳥居から、下山は右のコースへ。

下山後、浅間山荘の温泉、最高でした。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ トレッキングポール

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登った山

浅間山

浅間山

2,568m

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