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尾瀬ヶ原をのんびり歩き~燧ヶ岳・至仏山の眺望と草紅葉・花果実を楽しむ~

尾瀬ヶ原( 関東)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴。鳩待峠~山ノ鼻は無風。尾瀬ヶ原はやや強い風。気温駐車場7:10 9℃、16:30 17℃。ビジターセンター12℃、14:20 17 ℃℃節氏

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 鳩待峠から入山。尾瀬戸倉第一駐車場(1日1000円)から乗合タクシー(片道980円)。

この登山記録の行程

自宅5:00⇒関越道沼田IC6:30⇒7:10尾瀬戸倉第一駐車場(トイレ)7:40⇒8:02鳩待峠駐車場・・・8:04鳩待峠8:10・・・9:25山ノ鼻(トイレ)9:50・・・牛首・・・11:45竜宮十字路12:15・・・12:19竜宮小屋公衆トイレ12:25・・・12:29竜宮十字路12:30・・・12:54ヨッピ橋12:56・・・牛首・・・14:20山ノ鼻14:42・・・15:55鳩待峠(トイレ)16:00・・16:02鳩待峠駐車場16:05⇒16:30尾瀬戸倉第一駐車場16:50⇒尾瀬市場⇒関越道沼田IC⇒19:10自宅。

コース

総距離
約16.3km
累積標高差
上り約215m
下り約215m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 尾瀬ヶ原は、草紅葉が見頃を迎えました。陽射しがあたって、とってもきれいです。池塘がたくさんあり、ヒツジグサの葉も色付いていました。風がさわやかで涼しかったです。
 正面には、東北最高峰の燧ケ岳が聳え立ち、迎えてくれています。振り返って見ると、至仏山が控えていて、大きな山体です。尾瀬ヶ原からは、どこへ行っても両雄を眺めることができ、思わず何度も足を止めます。涼しい風に吹かれながらゆったりのんびりと秋の風情を楽しみながら歩きました。
 わずかですが開花している花もありました。緑色のツクバネソウ・青紫色はオクトリカブト・ヒツジグサは真っ白等々。尾瀬ヶ原の花リレーの最終ランナーであるエゾリンドウが、青紫色から桃色等に変わっていました。グラデーションがきれいです。キンコウカは、黄金色になりつつありました。
 実を付けている草木も多かったです。ナナカマド・オオカメノキ・マムシグサ・サンカヨウ・オオツリバナ・マユミ・オオマルバナノホロシ(別名オゼナス)・サワギキョウ・オオウバユリ・ツルリンドウ等々。
 歩いた距離は約17㎞、歩数は26.882歩。木道歩きが多かったので、足の裏が痛くなりました。最後の鳩待峠への上りは、標高差が200メートル。西日が当たり、風がなく、大変暑かったです。それでも、鳩待峠に着くと、そこには爽やかな涼しい風が吹いていました。
 次回は、樹木が紅葉する頃再訪したいな、できれば山小屋に宿泊したいなと思いました。


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フォトギャラリー:94枚

鳩待峠駐車場の様子。乗合タクシーを降りて、歩いて鳩待峠へ向かう(2分)。

ナナカマドがたくさんの実を付けていた。

鳩待峠の様子。休憩所には、食堂・売店有り。水洗トイレはすぐ後ろ。鳩待山荘がある。

尾瀬ヶ原の玄関口。

大きなブナの樹だ。青空が広がって来てうれしい。

山ノ鼻までは3.3㎞を下る。石の階段は、水が流れていて滑りやすい。

白いキノコだ。

ベンチが山ノ鼻まで6箇所有。復路は急な上りになるので、休憩できる。

木道も濡れていると滑りやすい。歩幅を狭くして、靴裏全体をつけて歩く。

至仏山のビューポイントに到着。右は至仏山左は小至仏山。

至仏山頂をズーム。

樹木の緑色が真っ青な青空に映える。

実りの秋だ。これはマムシグサの実。

日当たりになるため、花付が大変良い。

オオカメノキの実1。

緑色の花が咲いている。ツクバネソウ。

オオカメノキの葉が色づき始めていた。

テンマ沢付近は、熊の食用となるミズバショウが多いので、出没することが多い。鐘を鳴らしてから通過したい。

青紫色の花はオクトリカブト。

花びらをズーム。

きれいな色のキノコだ。

川上川にかかる橋を渡ると、巨木が目立つ。豪雪に負けずに成長していた。

サンカヨウの実。5月に来た時は、透明な花を付けていた。

尾瀬ヶ原ビジターセンター前の気温は9時25分12℃。帰路は14時20分現在17℃。今朝は、2.5度まで下がったそうだ。

ビジターセンター北側には、オオツリバナの実。

こちらはマユミ。

ズーム。

マユミの葉も色づいていた。

尾瀬ヶ原湿原に入ると、エゾリンドウを発見。青紫色が桃色に変化しつつあった。

これはオオマルバノホロシの実(別名オゼナス)。

ズミの実。

池塘にはヒツジグサ。

ヒツジグサも色づいてきれい。

風が出て来たけれど「逆さ燧」は、見えるかな。

進行方向には燧ヶ岳の雄姿。池塘にはさざ波が立っていたが、かろうじて逆さ燧ケ岳。

振り返ると大きな山体の至仏山が青空に映えていた。こんな良い天気の日は珍しい。

泳いで近付いて来たのはカルガモのつがい。青空が水面に映ってさざ波が水色だ。

エサはあげないよ。

燧ヶ岳は東北最高峰の山2228.1m。

橋を渡る高校生達。ザックが大きい。英語で会話をしていた。

牛首に到着。竜宮十字路へ向かう。

ここでも逆さ燧。

草紅葉の向こうは景鶴山。

小さな逆さ至仏山。

陽射しを浴びてエゾリンドウの花びらが開き出した。

丸太りのハチも蜜を求めて活動開始。

燧ヶ岳方面へ伸びる木道。

振り返ってみると歩いて来た木道。

下の大堀川はミズバショウの群生地。

グラデーションしたエゾリンドウ。

もうすっかり秋の風情だ。

シラカバが青空に映えた。

5~6月はミズバショウのビュー・ポイント。

尾瀬の写真家花畑日尚さんの作品を思い出した(定宿である原の小屋の食堂にパネル展示有)。

目に留まる赤色はヤマウルシの葉かな。

紅葉と燧ヶ岳。

もう一枚。

紅葉と池塘と景鶴山。

ヤマウルシの赤が映える。

サワギキョウの実かな。

竜宮の出口にもカルガモ。2メートル先にいたのは精悍な顔つきの雄。

雌はやさしい顔立ちだ。

もうすぐ竜宮十字路だ。草紅葉を見つつ昼食を摂ろう。

標識がある。

東は竜宮小屋・見晴・燧ヶ岳方面。

南はアヤメ平・富士見峠方面。

西は牛首・山ノ鼻・至仏山方面。

北はヨッピ吊り橋方面。昼食後はヨッピ吊り橋方面へ向かった。

燧ヶ岳が聳えて見える。

至仏山も見える。

渡る風が涼しくて気持ちが良い。

キンコウカが黄金色になっている。

エゾリンドウが満開だ。こんなに開いたのは初めて見た。

草紅葉がキンコウカにより黄金色になる日が近そうだ。

ヨッピ吊り橋を渡ってすぐにUターン。

標識。橋を渡ると東電小屋・三条ノ滝。牛首・山ノ鼻方面へ向かう。

この辺りはキンコウカが群生し、少し黄金色だ。

木道に焼印。

木道を改修中。ヘリコプターで搬出する予定で荷造り済。多額の費用がかかりそうだ。

景色に見惚れて休憩。

ここは樹木も紅葉。

やや黄金色に見える。

ヒツジグサが陽射しを浴びて開花した。

ズーム。

復路も逆さ至仏山を楽しむ。

逆さ燧が共演。競演?

ヒツジグサは、白い花と紅葉が共演。

池塘にはヒツジグサが多い。

山ノ鼻でコーヒータイムの後、鳩待峠へ向かう。オオウバユリの実。やっぱり大きいな。

山川には、赤い実のツルリンドウ。

ズーム。

鳩待峠の手前約1㎞は急登だ。ベンチには励ましの標識があった。

ここにもキノコ。国立公園内では採取してはいけない。

木道の階段から石の階段にかわれば、鳩待峠は間もなくだ。頑張ろう。ファイト!お疲れ様でした。

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