行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
6:15 魚沼市吉田→(乗合タクシー)→ 7:20 奥只見ダム
7:50 奥只見ダム→(奥只見遊覧船)→ 8:30 尾瀬口
8:40 尾瀬口 →(会津バス) → 9:20 御池
この登山記録の行程
御池(09:25)・・・広沢田代(09:53)・・・熊沢田代(10:19)・・・俎嵓(11:05)[休憩 5分]・・・柴安嵓(11:23)[休憩 5分]・・・燧ヶ岳分岐(12:49)・・・見晴(下田代十字路)(12:59)[休憩 30分]・・・竜宮十字路(13:53)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(14:13)・・・牛首(14:20)・・・山ノ鼻(14:36)・・・鳩待峠(15:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
新潟出張が決まった9月上旬。
突然、「山に登りたい!」と思いつき、
新潟からの帰りに登れる山を探し始めた。
会社の行き帰りでスマホなどで検索していたら、
これも昔から行きたかった「尾瀬」に東北一の山があることを発見!
一緒に行く人を探すも、そんな長距離を一緒に行ってくれる人には
出会えず、一人で行くことに。。。
まぁ、一人で登った方がマイペースで行けるしね。
体力にはそれなりに自信があったので、トントン進んでみようと!
ヤマケイオンラインなどで調べたところ、
新潟側から入り、群馬に抜けるコースの推奨は、
燧ヶ岳登山を終えて尾瀬ヶ原で1泊。
翌朝早くに尾瀬ヶ原を出発し、群馬側の入り口の鳩待峠に抜ける、
ということだったので、途中見晴の山小屋を予約。
リュックサックや登山靴、ウェアなど
いろんな登山道具を買い揃えいざ、出発!
9/22(土)
新潟出張からの帰り、浦佐で下車。
コシヒカリで有名な魚沼の小出、
というところにある民宿旅館「源次郎」に宿泊。
翌朝、魚沼市観光協会で予約した乗合タクシーが
源次郎まで来てくれるんだって。
「源次郎」は老夫婦?親子?が経営する民宿。
夜ごはんは刺身と豚のしゃぶしゃぶ。
おいしかったですー。
お部屋も民宿ということを考えたら十分キレイ。
洋室で一人宿泊は少し寂しかったけど、
翌朝も早いし、21時には就寝。
9/23(日)
朝は4:30起床。
ほかにも尾瀬に向かう人がいて、
朝ご飯を5:30に用意してくれるんだって。
さすがそのあたりは民宿ですね!
6:15には源次郎前に乗合タクシー
(といっても普通のタクシーでしたが…)が到着。
宿の方に別れを告げて
いざ今朝の目的地「御池」まで向かいます。
この乗合タクシーは奥只見ダムまで送っていただきました。
途中、奥只見ダムを造るときに開発した道を通ったのですが、
そこはまるでインディージョーンズの気分になるような
壁などはごつごつしていて、天井の照明しかない一本道。
朝からスリリングな景色を見て、
これから始まる登山に胸躍らせます!
約1時間ほどで奥只見ダムに到着。
そこからは奥只見ダムの遊覧船に乗って尾瀬口まで約40分の船旅。
20人ほどが乗れる小さな船でした。
尾瀬口からはバスでいよいよ登山口のある御池まで。
曲がりくねった1車線の道(国道とのこと!)を揺られること約40分。
ついに今日の登山口である御池に到着!
いよいよ初の登山開始です!
(といっても新入社員の時の会社の行事で富士山登って以来でしたが…)
最初から木道が整備されていて、
「さすが尾瀬」
と感じさせるようなスタートです。
実は頭の中で、
「なんならこのルート、自分なら1日で行けるんじゃない?」
と思っていたこともあって、最初から飛ばし気味にスタート。
ところが最初からトラブルが(*_*)
YAMAPというアプリを事前にインストールしてあって、
このエリアの山の地図もダウンロードしていたはずが、
いざ携帯を見ると
「このエリアの地図はダウンロードされていません」
との表示が( ゚Д゚)
最初だからこんなこともあるよね。
時間の記録は写真を撮って後からそれを記録すればいいしね(-_-)
と自分に言い聞かせ、先を急ぎます。
そこからは来月フルマラソンを走るためのトレーニング、
と言い聞かせ、乱れる呼吸も何のその。
ただひたすらに急坂を登っていきます。
前に犬の散歩を兼ねて登った神奈川の「大山」と比較したら
少し急だったかな、という印象。
前を行く人に断りながら追い抜いていきます。
でも呼吸は上がり、汗びっしょり。
ただいいトレーニングになっている気がします(ノД`)・゜・。
1時間40分ほどで、
まずは最初の山頂「俎嵓(まないたぐら)」に到着。
これが平均と比べてどんなものなのか、
スマホアプリがないからさっぱりわからん。。。
休憩もほどほどにして、もう一つの頂「柴安嵓(しばやすぐら)」へ。
今日の天気は最近のぐずついた天候の合間に見せた青い空。
山頂も素晴らしい天気で、360度の景色を堪能しました!
しんどさもありましたが、降りる頃には
もう「次どこ登ろうか!?」
と考えながら降りるくらいに最高な気分でした!
下山路は、初心者の私には少し手厳しい道が続きます。
さすがの尾瀬、といった感じで、どこまでもぬかるんだ道。
途中何度も足を取られ、転んでしまう有様(*_*)
もっと経験積んで歩き方を勉強しないといけないですね。
買ったばかりの新品の靴とズボンが泥だらけです(*´Д`)
宿泊予定地の尾瀬ヶ原の「見晴」には13時に到着。
予定時間は15時半くらい着予定だったので、
2時間以上は早い計算になります。
「やっぱり行けるな( ̄ー ̄)」
確信をもって、少し遅い昼休憩をとります。
昼は休憩所で焼きそば600円。
量は少ないかなと思ったけど、まぁ尾瀬だからこんなもんでしょう。
その休憩所のトイレで着替えをさせてもらって
泥だらけのズボンと靴はここでお役御免。
休憩所の店先にあった水道で軽く靴の泥を落とさせてもらいました。
ありがとうございます(._.)
昼食と着替えを済ませ、30分ほどの休憩は終了。
群馬側のバス停の「鳩待峠」に向かいます。
尾瀬ヶ原のルートはほぼお散歩コースですね。。。
トレーニングにするためにもスピードを上げました!
マラソン用の時計で時間を計って歩いてましたが、
大体1キロ10分ペース、時速6キロペースで先を急ぎます。
鳩待峠到着目標はバスの出発時間の「15:20」。
約2時間弱で着かないといけないので、
これくらいで歩かないといけないですよね。
次第にまたも汗だくに。
マラソン用の長袖ウエアに着替えていたので、対策はばっちりです!
シューズも持参していたマラソン用のもの。
30リットルのリュックを背負って、
マラソンの格好で猛スピードで追い抜いていく姿は
ちょっとやばい奴だったかもしれませんね(-_-)
湿原は秋の色を装って、なんだか物悲しい風景にも見えました。
やっぱり新緑の季節にもう一度来たいですね。
水芭蕉を見に。
「山の鼻」に近づくにつれて
周囲を歩いている人がかなり多くなってきた気が。
そんなさなか、歩きながら携帯電話を取り出して
写真を撮ろうと画面に目を落とした時、突然
「ドテッ!」
木道から足を踏み外してしまい、
湿原に足先を濡らしてしまうことに(T_T)
後ろを歩いていた子供たち、驚かせてごめんよ。
大したケガもなく「鳩待峠」へ脚を進めます。
「山の鼻」あたりでずっとヘリコプターが旋回していて、
何度も周囲をぐるぐる回っていたので、訓練かな、
と思いながら先を進むと、途中で人の列が…
レスキュー隊員の方が道をふさいでいて、
上空にはヘリコプターに引き上げられる人の姿が。
それも2名。
そんなに変な道じゃないんだけどね。。。
そこで5分ほど足止めを食らってしまったよ。
山の事故はやっぱり気をつけなきゃね。
私も万が一のことを考えて保険に入っておいたけど。
救出が終わり、封鎖された道も解除され、さぁ、先を急ぎます!
15:20着はギリギリかな。
バスを逃すと次は4:30.
1時間10分も待たなきゃいけないのは嫌だ!
急ぐぞ!
最後の力を振り絞り、全力で坂道を上ります。
最後の階段はきつかったなー。
鳩待峠に向かう人の列を横から全力で追い抜いていき、
最後には先を急いでいたレスキューの人も抜いちゃいました( ̄ー ̄)
「鳩待峠」には15:10着。
腕時計の合計距離は18.5キロになっていました。
多少の誤差はあると思うけど、6時間弱で歩き切ったのは
最初にしてはまずまずなんじゃないでしょうか?
バスの切符を買い、バス停へ急いで向かおうとしたら
なんとものすごい行列が( ゚Д゚)
係員の人いわく、この3連休にこんなに混むことは例年はないんだって。
バスも時刻表の通りではなく、ワゴンタクシーなど
いろんな車を使ってピストン輸送しているみたい。
結果、急いだのはあんまり意味がなかった、ってことか。。。
まぁ、バスに早めに乗れるだけましか(^^)/
そんなこんなで私の初登山が無事に幕を閉じました!
次は本当にどこに行こうかな?
最終的には剣岳とか?
下之廊下にも行ってみたいんだよね。
そのためにもトレーニングを続けたいと思います!
補足)見晴の山小屋には鳩待峠到着後、キャンセルのご連絡をさせていただきました…
また次の機会には泊まりたいです!
フォトギャラリー:20枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス |
着替え | 腕時計 | 非常食 |
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