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八ヶ岳 主峰・赤岳~中岳~阿弥陀岳縦走

赤岳・中岳・阿弥陀岳( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

1日目 霧~雨,2日目 快晴

利用した登山口

美濃戸口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 美濃戸口・八ヶ岳山荘駐車場 \500/1日
4:50着山荘に近い場所に駐車。この時点ではかなりたくさん空いていた。

この登山記録の行程

【1日目】
美濃戸口(05:47)・・・美濃戸(06:55)[休憩 5分]・・・堰堤広場(07:46)[休憩 5分]・・・赤岳鉱泉(08:48)[休憩 42分]・・・行者小屋(10:05)[休憩 72分]・・・赤岳天望荘(12:44)

【2日目】
赤岳天望荘(06:05)・・・赤岳(06:53)[休憩 60分]・・・中岳のコル(09:38)[休憩 10分]・・・阿弥陀岳(10:22)[休憩 50分]・・・中岳のコル(11:40)[休憩 16分]・・・行者小屋(13:18)[休憩 30分]・・・赤岳鉱泉(14:25)[休憩 35分]・・・堰堤広場(15:55)[休憩 5分]・・・美濃戸(16:35)[休憩 5分]・・・美濃戸口(17:28)

コース

総距離
約20.3km
累積標高差
上り約1,914m
下り約1,914m
コースタイム
標準11時間5
自己12時間45
倍率1.15

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

八ヶ岳の主峰、赤岳。文三郎尾根に続く岩場。中岳への鞍部縦走。阿弥陀岳への急登。アップダウンを繰り返し3座縦走!
初日は天候が悪く、行者小屋では雨が激しくなり足止め。名物のラーメンで体を温める(笑)
小降りになり雨の中、地蔵尾根に向かう。急斜面につけられた階段からいよいよ本格的に急登が始まる。人ひとりが登れる階段とそれに続くクサリ場が難関エリア。超えたところでお地蔵さんが出迎えてくれて一瞬ほっとする。さらにクサリ場を越え稜線の分岐に到着。ホワイトアウトで何も見えず、看板通り左へ歩を進めると間もなく「赤岳天望荘」。ここで宿泊。
夕方、天気が徐々に回復。阿弥陀岳右に夕日が沈み、北には不気味なほどの横岳が威圧感を出す。その間には奥穂高岳・槍ヶ岳も見えた。
翌2日目。天気予報通りの快晴!雲海がすごい。360°すべてがみわたせる。幾度か八ヶ岳はきているが、ここまでの快晴はないほどものすごい快晴。
赤岳~中岳~阿弥陀岳と三座縦走し、その頂からは高度の違いによって見え方が変化するが、みえる山は360°とどれをとっても申し分ない。
まずは富士山。雲海の上に浮かぶ島?のよう。左には金峰山、富士山の右、南アルプス(特に鳳凰三山・北岳・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳)、中央アルプス(木曽駒ヶ岳)、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス(特に奥穂高岳・槍ヶ岳、白馬岳)、浅間山、蓼科山、天狗岳、硫黄岳、横岳と百名山のオンパレード。そして赤岳、中岳、阿弥陀岳のうち2つがいづれか見えることに・・・。高度の差と三座いづれかが見えることによって、雰囲気がかわり、各頂上の景色に変化がでる。
お気に入りは、阿弥陀岳からの360°パノラマ。やはり主峰赤岳が望めることで、インパクトがちがいます。また高度は下がるが中岳からの景色も捨てがたい。稜線を歩いても頂上に立っても前後に赤岳と阿弥陀岳が迫りくる。この迫力はなかなかのもの。もちろん2899mの主峰赤岳からの眺望も大迫力。すべてを見下ろしてみることができる訳ですから。
初日こそ雨で地蔵尾根を登るのは大変でしたが、2日目の快晴にはとても素晴らしい贈り物を頂いたようです。
最高な2日間!でした。

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フォトギャラリー:103枚

美濃戸口。登山届を提出し出発。

まずは美濃戸まで・・・

美濃戸。北沢と南沢の分岐。北沢に進む。

堰堤広場。ここから本格的な登山道。

北沢。

赤岳鉱泉。雨で霧に包まれる。

赤岳鉱泉から行者小屋へ向かう途中の急登。

中山乗越。

行者小屋。雨が強くなりここで雨宿り。名物のラーメンを食べる。

地蔵尾根に向かう

いよいよ斜度が増す

この階段から本格的な急斜面が始まる。まるでフィールドアスレチックです。

次はこんな階段

急な階段!注意!雨で滑る。

いよいよ核心部。細い階段。

クサリ場。雨で滑る。

お地蔵さんが出迎えてくれる。もうひと踏ん張り。

この急斜面を登る。先が霧で不気味です。

岩稜のクサリ場。

あそこが分岐!と思わず叫ぶ。

稜線に出ました。右赤岳、左横岳。

ホワイトアウトの中赤岳方面へ。

赤岳天望荘

しばらく宿で休憩をしていたら、夕方近く次第に雲が切れ始める。初めて見る赤岳。すごい!

下界も見える。

赤岳が徐々にそのベールを脱ぐ(笑)

青空も見え始め、赤岳の雄姿が目の前に。
これは感動した!

そして、左に金峰山、右に富士山です。

と思ったやさきまた上昇気流で赤岳が雲に・・・でも幻想的に。

そしてそして夕日。阿弥陀岳の右側に夕日が沈んでいく。

気づけばあの横岳が・・・。こわいほど不気味。

雲海がとても綺麗。

見下ろせば、雨の中登ってきた、赤岳鉱泉と、ラーメンで暖まった行者小屋。あそこから・・・来たんだ。

富士山と赤岳天望荘

横岳のまわりの空がほんとうに美しい。

阿弥陀岳と夕日

夕日にズームアップ。

雲海の向うになんと、北アルプスが見える。

奥穂高岳と槍ヶ岳。

夜景が綺麗でした。夜中冬の星座のオリオン座が輝き、プラネタリウムでした。

そして2日目の朝。5:20。富士山が雲海に浮かぶ。

金峰山の左手より日の出。5:37。

蓼科山前に広がる雲海。

太陽に照らされて輝く横岳。

赤岳が青空に映える。
いよいよ主峰赤岳に挑む。

中学生?の団体さんがいて登山道は大渋滞。おかげで写真がたくさん撮れた。
急登がたいへんです。

振り返るとお世話になった赤岳天望荘と横岳がそびえる。横岳がだんだん低くなる。

もう少しで頂上!

北側の頂上に到着。真正面が山頂です。人が多い!まず、北側の頂で写真をたくさん撮る。

赤岳の影に重なる太陽を浴びた阿弥陀岳。

峰ノ松目、蓼科山、天狗岳、硫黄岳

そして、その右手に横岳へと続く

さらに東の雲海。これが本当に綺麗。

西側には雲海の先に中央アルプス。

阿弥陀岳の頂上の先に乗鞍岳。雲海を背にした阿弥陀岳は凛々しい。

そして雲海が広がり、その奥には北アルプスが穂高岳から白馬岳までずーっと続いている。

硫黄岳と横岳の頂上部。

赤岳山頂。まずは山梨百名山。そしてその前に1等三角点。

赤岳山神社

南峰の最高点2899m頂上標

南峰から望む南アルプスと手前の権現岳。

雲海の先に富士山

赤岳頂上で展望を楽しんだ後南の岩場を下る。一番の危険個所。ここでも中学生の団体さんにより渋滞でした。

阿弥陀岳の御小屋尾根。

岩稜を下る途中。権現岳が目の前に。

権現岳の頂上部。

降りてきた道を見上げてみた。険しい岩稜。

赤岳の岩稜と阿弥陀岳

権現岳の向うに南アルプス

大渋滞の中、慎重に下る。

見上げれば、登り、下りで入り乱れる登山道。

岩稜帯を抜け、横岳・硫黄岳が目線より高くなる

目の前には中岳と阿弥陀岳が重なって見える。この稜線を歩く。

中岳手前の鞍部

振り返るとさっきまでいた赤岳が・・

中岳の登り

中岳頂上。

どっしりとした赤岳。近すぎてとんがっていないところが不思議。

横岳・硫黄岳・天狗岳が奥へと続く

目の前には阿弥陀岳が高くそびえる。

南には権現岳

中岳のコルへと向かう途中

阿弥陀岳最初の難関のハシゴ。

急斜面のクサリ場。この先も歩くというよりよじ登る感じ。

阿弥陀岳頂上を見上げる

最後の登り

阿弥陀岳頂上2805m

権現岳

南アルプス。手前には編笠山。

赤岳

横岳・硫黄岳・天狗岳

横岳にズーム

赤岳頂上部

御世話になった赤岳天望荘

硫黄岳頂上部

天狗岳

蓼科山

南アルプス

中央アルプスと御嶽山

北アルプス

行者小屋へ向かう途中の横岳と・・

赤岳

赤岳鉱泉からの赤岳と横岳

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ トレッキングポール

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登った山

赤岳

赤岳

2,899m

阿弥陀岳

阿弥陀岳

2,805m

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