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無雪期登山
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涸沢カール紅葉一周ぐるり旅!初雪のオマケあり 北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳(北アルプス・御嶽山)
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逆十字の天使 さん

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(09:00)・・・河童橋(09:04)[休憩 4分]・・・明神(09:44)・・・徳沢(10:26)[休憩 5分]・・・横尾(11:12)[休憩 40分]・・・本谷橋(12:41)[休憩 10分]・・・涸沢(14:19)

【2日目】
涸沢(06:40)・・・南稜取付(08:07)[休憩 20分]・・・南稜テラス(09:07)・・・北穂高岳(09:45)[休憩 131分]・・・涸沢のコル(13:14)・・・涸沢岳(14:18)[休憩 15分]・・・穂高岳山荘(14:50)

【3日目】
穂高岳山荘(06:20)・・・奥穂高岳(06:52)[休憩 18分]・・・最低コル(08:20)・・・紀美子平(08:45)[休憩 15分]・・・岳沢パノラマ(10:00)・・・岳沢小屋(11:20)[休憩 40分]・・・河童橋(14:00)[休憩 20分]・・・上高地バスターミナル(14:25)

総距離 約26.9km 累積標高差 上り:約2,718m
下り:約2,718m
コースタイム 標準:18時間5分
自己:16時間16分
コースタイム倍率 0.90
台風明けで、雨がまだ降っていたスタート直後の上高地バスターミナル~横尾までのルートはぬかるみや、沢の増水などにより歩きにくい状況でした。
横尾から涸沢までの歩行は天気も快晴になり歩きやすかったのですが、今度は逆に暑くなって半袖でも辛かったです。
初日は涸沢までしか行かないからって補給用のドリンクを一切携帯していなかったのが仇となって、随分と喉が渇きました。
2日目の朝はモルゲンロートを楽しみにしていましたが、朝食の時間と被ってしまうので、モルゲンロートをちゃんと観たい方は、朝食を弁当にするか、涸沢ヒュッテかテント村に宿泊するのをお勧めします。
ただし涸沢ヒュッテは混雑時、布団1枚に3~4人寝る事もあるそうなので、僕は宿泊するなら涸沢小屋が良いと思います。ご飯も美味しかったですよ。
またこの日は夜から明け方にかけて、山頂付近では初冠雪となり、北穂高岳に向かう南稜ルートも雪や霜柱が所々に観られ、ライチョウも冬毛に変わりつつありました。
道中引き返して下山される方がいて、どうやら山頂付近はマイナス7~8℃の気温で風も強く、防寒対策が甘いとかなり厳しいコンディションだったみたいです。
北穂高小屋では槍ヶ岳方面に行きたくても行けないで足止めを食らっている登山者が多かったです。
大キレットが長谷川ピークまで白くなっていたので、あのコンディションで飛騨泣きはヤバかったと思います。
僕も南岳でUターンを予定していましたが、スタートが遅かった事と、北穂高岳までの登りで思いのほか疲労が溜まっていた上にルートの凍結もあったので、諦めて槍ヶ岳が姿を現すまで小屋のテラスで1時間50分程度、ランチも交えて長めの休憩を取る。
北穂高小屋の北側で雲の切れ間から大キレットを眺めているとブロッケン現象を観測。
ここでは雲が抜ける度にブロッケンを何度も楽しめました。
あと北穂高小屋のカレーライスは絶品です!コーヒーも3杯頂きました。
最後にコーヒーと雪だるまと槍ヶ岳をセットに写真を撮る事も出来たので、ようやく穂高岳山荘を目指して動きます。
しかし北穂高岳~涸沢岳~穂高岳山荘の縦走路も、岐阜県側の斜面及び北壁がみぞれ交じりの雪の影響で、路面や岩場が凍結しており、かなり難易度が増していました。
滝谷ドーム~奥壁バンド付近の岐阜県側の斜面で滑落する。
妙に携帯電話の電波が良く、そんな危険な箇所を歩いている時に限って、やたらと電話やメールが来るので「いい加減にしてくれ!」って思っていた矢先の滑落。
ホームセンターで購入したゴムラバー付き手袋のグリップが良かったので、九死に一生を得た感じです。
涸沢槍のトップでは凍り付いた岩にしがみついて動けない方がいたのですが、どうやらハシゴのとりつきまでの距離が遠くて、どうトラバースして良いか判らなかった模様。
こんな日にたまたま同じルートを一緒に歩いて下さった方と協力して、ルートを指示しながら動けないでいた方をサポート。
それにしてもあの滑りやすい路面で、我々を含めて6~7名の方がこのルートを縦走していましたが、皆さんかなりの変態ですね。
僕は終始生きた心地がしなかったです。
涸沢岳山頂に無事到着した時は「生きててよかった~!」って本当に嬉しかったです。
一緒に歩いて下さった方とも、それがきっかけで仲良くなりました。
3日目は前回天候の悪化で諦めた西穂高岳までの縦走をリベンジしたかったのですが、穂高岳山荘付近の気温が僕の計測で1℃程度。
風は10~15m毎秒程度の強風だったので、奥穂高岳山頂に到着するまでの間に耳と首が冷えてしまい、強烈な頭痛になってしまう。
そんなこともあって、今回は自分の意志で西穂までの縦走を断念。
吊尾根~重太郎新道経由で下山する事に。
吊尾根も大した事はないと馬鹿にして歩いていましたが、想像以上に歩きにくく頭痛に響きました。
本来でしたらせっかくこのルートを歩くので、前穂高山頂にも行きたかったのですが、紀美子平に着いた時には既にグロッキーで、穂高岳山荘で知り合った夫婦の登山者にも「一緒に登りませんか?」と誘われたのですが、とても登れそうも無くてお断りしました。
そして紀美子平からの最初の下りの傾斜を見てビックリ。
高度感がまた強烈で・・・しかも岩は滑りやすい。
そのうえ団体さんのパーティーも多く、渋滞とまでは言いませんが、所々で道をお譲りする事が多かったので、ここの下りではトータルで40分くらいのロスがありました。
もちろんその分ゆっくり下山できたので、脚にもダメージが出始めていた僕としてはありがたかったです。
岳沢小屋で昼食後、沢を横断して林道に入るところで、外国人の登山者に道を譲り返される。
譲られると邪魔にならないように急いで通過してしまうものですよね?
そのうえ外国人の方がジェスチャーで誘導してくれたのが、沢に並行している岩場。
疑わずにそっちへ向かった僕は、しばらく下ったところでルートを外れている事に気付く。
止むを得ず崖を這い上がって本来のルートへ復帰しますが、ここでまた大きくタイムロス。
罠にはめられた感満載ですが、外国人の方の親切心を疑う訳にはいきませんので、これも旅の良い思い出という事で、14時ジャストに河童橋へ到着!
オコジョに出会うのを楽しみに歩きましたが、残念ながら糞しか確認できませんでした。(笑)
いずれにしても穂高を十分満喫できた3日間で楽しかったです!

この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、カメラ、健康保険証、ファーストエイド・医療品、熊鈴・熊除けスプレー、非常食、トレッキングポール
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