行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(08:20)・・・ミクリガ池(08:23)・・・エンマ台(08:25)・・・雷鳥平(08:48)・・・別山乗越(09:52)[休憩 17分]・・・剱澤小屋(10:32)[休憩 10分]・・・平蔵谷出合(11:38)[休憩 15分]・・・長次郎谷出合(12:14)[休憩 5分]・・・真砂沢ロッジ(12:40)[休憩 10分]・・・二股(13:39)[休憩 10分]・・・仙人峠(15:04)・・・仙人池ヒュッテ(15:14)
【2日目】
仙人池ヒュッテ(07:35)・・・仙人温泉(08:45)[休憩 15分]・・・仙人谷ダム(10:51)[休憩 10分]・・・阿曽原温泉小屋(11:49)
【3日目】
阿曽原温泉小屋(06:30)・・・欅平(10:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏休み第2段は、室堂から入山し剱沢雪渓を降りいわゆる裏剱を回り込み雲切新道を黒部峡谷へ抜け水平歩道から宇奈月温泉欅平へ抜ける縦走を計画しました。
【9月26日(1日目)】
室堂は紅葉の盛り。しかも快晴。雷鳥沢を登り別山乗越を越えると正面は剱岳。ただひたすら美しい!今回はピークをそれ剱沢方面へ降ります。剱沢小屋で雪渓の状況を聞きルートを確認。平蔵谷出合から雪渓を長次郎谷出合まで降ります。アイゼン装着。ピッケルは持参したものの、ポールで事足りました。雪渓の状況は悪く長次郎谷からクレバス多く雪渓を高巻きます。二俣までおりますが二俣までの道は赤丸印が続いておらず一瞬不安になり地図で確認しました。二股からはは仙人峠までの急登。ここで剱岳の裏に回り込みます。日本には6ヶ所氷河が現存する氷河のうち三ノ窓氷河、小窓氷河が相次いで姿を現します。迫力のある裏剱を左に見ながらやっとの思いで仙人峠を登りきり仙人池ヒュッテに到着しました。仙人池にうつりこむ裏剱の眺めがよいここで宿泊。ひと風呂浴びた後食事。天候は下り坂で18時頃から雨が降りました。
【9月27日(2日目)】
仙人池ヒュッテをゆっくり出発。仙人温泉の噴煙を見つつ急坂の雲切新道を下ります。雨でよく滑り急勾配なので慎重に下ります。おもったより尾根もやせていて注意が必要です。落ちたらただではすみません。以前より事故の少ない安全な登山道となったとのこと、道をつけてくれた皆さんに感謝感謝です。ただ、歩いて景色のよい道ではありません。梯子もいくつか越えます。
ようやく仙人谷ダムまで下るとここから旧日電歩道です。ダム内の道路を通過し昼前に阿曽原温泉小屋着。温泉にどっぷりつかり旅の疲れを癒します。小屋主の佐々木さんに美味しいご飯をたらふく頂き、就寝。
【9月28日(3日目)】
いよいよ水平歩道を欅平におります。直下はまっさかさまに数百m下の黒部峡谷まで切れ落ちていて迫力満点。特に大太鼓はすごい景色でした。ホウ雪崩で鉄筋の宿舎が隣の山まで吹き飛ばされ、80人を越える死者を出した志合谷などを越え欅平に下山。欅平からはトロッコで宇奈月温泉まで降りました。水平歩道のコースタイムは辛めで結構急ぎましたがあまり縮まりませんでした。
剱岳の雪渓を越え黒部峡谷まで抜けるまでのルートの多彩さ、美しさ、厳しさ。山の魅力を濃縮した山行でした。
フォトギャラリー:14枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
トレッキングポール |
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