行程・コース
天候
高曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)西武秩父駅から西武観光バス、定峰線(T1)、西武秩父駅8:32発-定峰(終点)9:00着
復)パトリアおがわからイーグルバスにて東武線小川駅(ほぼ一時間に一本運行)
この登山記録の行程
定峰バス停(9:05発)-登山道分岐(9:10)-(定峰神社参拝)-時計台道標(9:34)-水神(9:43)-旧定峰峠(10:17)-定峰峠(10:53着/10:58発)-川木沢の頭(10:50)-白石峠(12:00)-剣ヶ峰(12:17)-堂平山(12:35着/12:55発)-七重峠(13:10)-笠山山標(837m)(13:33)-笠山神社(13:37着/13:42発)-笠山神社下社(14:06)-二十二夜塔(14:45)-(氷川神社参拝)-切通し橋(15:22)-パトリアおがわ(15:35着)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
外秩父の堂平山と笠山を歩いて来ました。 峠で車道と交わるハイキングコースですので、静かな山歩きという訳には行きませんが、堂平山からの大展望は晴れた日にもう一度見てみたいものです。 低山の紅葉はまだまだですが、もう手袋が必要な季節になりました・・・。
≫比企三山と称される大霧山、堂平山、笠山を結ぶ稜線は、頃合いのハイキングコースとなっていて、肩のリハビリ山行には持って来いです。 東武線小川町駅からイーグルバスを使ってアプローチするのが一般的ですが、折角なら峠の起点となる定峰集落から歩いてみようと、西武秩父駅から定峰行きバスに乗り込みました。 旧定峰峠へ向かう道は、終点の定峰バス停から少し戻った路傍の古い石標が目印で、登山者向けの道標は有りません。 石標に刻まれた元禄の年号に峠の歴史が偲ばれます。
定峰神社にお参りを済ませ、長閑な定峰の山上集落の先で山道に入りますが、ここにも登山者向けの道標はありませんので、前日に読んでおいた「埼玉県の山(山と渓谷社)」の道案内が役立ちました。
昔ながらの面影を残す旧定峰峠から先は、車道と並走する「外秩父七峰ハイキングコース」を歩きます。 遠く近くに鳴り響くバイクの排気音が耳に触りますが、合間にふっと訪れる静寂を味わうのも悪くありません。 定峰峠の先の手擦りの付いた急登と、白石峠の手前を急降下する丸木の階段は、ちょっとしたアトラクションです。
一番の見どころは堂平山頂からの展望で、車でも上がれてしまうとはいえ、やはり自分の足で登って眺める景色は一味違います。 天文台ドームで週末の昼間だけ営業しているというおばさんの自家製豚汁も格別でした。
笠山の山頂には、猫の図柄の護符で知られる笠山神社が鎮座しています。地形図の標高は837mなのですが、神社の脇に842mと書かれた山頂標が立っているのが気になるところです。
笠山から笠山神社下社を目指して下山すると、そのまま歩き通して、パトリアおがわの日帰り風呂に初ドボーン。 小川町駅前通りの餃子屋さんで餃子ともつ煮を頂いて、今週もしっかり締まりました~。
本日の総歩数38,426歩、歩行距離26.5km、消費カロリー1,614kcal、脂肪燃焼量115g也。
フォトギャラリー:81枚
高曇りの西武秩父駅。バスの時間に余裕はあるので特急を使わずに来ました。
初めて使う定峰行きバス。車窓の景色から目が離せません。
終点の定峰バス停の先には林道が続いていますが、登山口は少し戻ります。
車道の脇に佇む、元禄の年号が刻まれた道標が登山道の目印です。
最初のお目当ての定峰神社に入山のお参り。狛犬は居ませんでした。
そのまま登って行くと、突然視界が開け、定峰の山上集落に出ます。
ガイドブックにも出ていた時計付きの道標を確認。
水神の石標の脇から林道をショートカット出来ます。
次の林道に出たら、少し右に下った沢の脇から白山大権現の小さな石碑を見て山道に入ります。
林道を離れると、いきなり雰囲気のある峠道となります。
県の森林公社の皆さんの仕事でしょうか、道の水はけを良くする為の道普請されているのが分かります。
こうしたお陰で安心して山を歩けると思うと、有り難い限りです。
旧定峰峠に到着。
祠の周囲が、石板で囲われています。
ここから稜線に沿ってが、外秩父七峰ハイキングコースとなります。
この山域に伝わる、ダイダラボッチの伝説の説明版がありました。
直ぐ下に林道が並行しています。
思いの外広葉樹林帯が多く、植生も豊かでした。
想像していたものより、かなり小振りな獅子岩
確かに獅子にも見えますが、セントバーナードの方が近いかも。。。
車道と交差する定峰峠には、バイクや自転車が登ってきています。
峠の茶屋。静かに営業を続けています。
谷を挟んで、これから向う堂平山(右)と笠山が望めます。
何と、、、立派な手すりの付いた急坂が現れました。
川木沢の頭には二本の電波塔が立っています。
視界が開ける南側に、パラグライダーが飛んでいました。
白石峠への下りは、丸太の階段の急坂です。
振りかえるとこんな感じです。逆ルートで無くて良かった~。
白丸峠もライダーさん達で賑わっていました。
飲み物の売店が大繁盛。
林道と交差して、直ぐに山道に入り直します。
花の、、、では無くて、きのこの首飾り~♪
剣ヶ峰の手前で再び林道と交差します。林道を歩けば、剣ヶ峰を巻くことも出来ます。
今度は、谷を挟んで大霧山が見えてきました。
剣ヶ峰のピーク(876m)にも大きな電波塔が立っています。
林道と山道を交互に歩いて堂平山に向います。
堂平無線中継所とあります。
明治百年記念林??
天文台ドームのある堂平山の山頂に到着しました。
大展望が開けますが、残念ながら両神山は雲に隠れています。
本日ドーム内食堂営業中、の看板が有ったので覗いてみました。
鳩山町のおばさんが、自家製のカレーやおにぎりを持ってきて営業しているそうです。
天気のいい土日の昼間だけの営業ですが、今日は天気が今一つで商売あがったりだそうです。
折角なので、具だくさんの豚汁を頂きました。これで200円は良心的です!!
コースはパラグライダーのスロープの脇を通過していきます。
これから登る笠山が見えます。
堂平山と笠山の間の鞍部が七重峠です。
笠山へは、そこそこの急登です。
笠山(837m)の山標が立っていますが、笠山神社は更に登ることになります。
猫の図柄の護符で知られる笠山神社です。
神社のあるピークの方が明らかに高く、842mの山標が立っていました。(???)
神社の鳥居を潜って、参道の石段を下ります。
この石段が、今日一番の急坂でした!
振りかえるとこんな感じ。ちょっとした岩場ルートの様な傾斜です。
笠山神社の下社にもしっかり立寄りました。
下社の鳥居を潜ると、後は林道を下るだけです。
白い花を付けた蕎麦畑が広がっていました。
「福島家のマキ」も今日のお目当てです。
樹齢200年、胸高周囲3mで、温暖な地域に自生するマキの樹が、関東内陸の山間部で大きく育つことは珍しいそうです。
山間集落の長閑な景色が広がっています。
振り仰ぐ笠山の山容。
「電話ケーブルに発砲禁止」の看板。思わず「電線音頭」を思い出してしまいました。
かなり立派な、二十二夜塔
馬頭観音は至る所に残っています。
日本の原風景ですね。
川の流れも清らかです。
腰越の氷川神社に寄り道して、下山のお参り。
古い物ではありませんが、個性的な顔立ちです。
レトロな歩道橋。
ようやく、パトリアおがわに到着しました~。
笠山が良く見えます。
イーグルバスは1時間に一本走っています。
無事、東武線小川町駅に到着。
駅前通りの餃子屋さんで、湯上りセットを頂きました。
気になるお店が立ち並ぶ駅前通り、、、
小川町に来る機会が増えそうな予感がします!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
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