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赤城山(長七郎山、地蔵岳、鳥居峠)道祖神2018

赤城山(長七郎山、地蔵岳、鳥居峠)( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

利平茶屋駐車場8:20***鳥居峠9:45***長七郎山10:35(休憩40分)***八丁峠11:50***地蔵岳12:20(休憩15分)***鳥居峠14:00***駐車場15:10

コース

総距離
約11.7km
累積標高差
上り約985m
下り約989m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

日に日に朝の風が冷たくなってきた。
朝の散歩で登校する小学生と同行。
今日は1,2年生が私服でリュックサックを背負っている。
どうやら遠足で動物園に行くらしい。
大きなバスで学校以外の場所に行くのってワクワクするよね。
そう言えば自分が小学生の時は遠足と言えばハイキングが多かったような。
太平山、筑波山、妙義山。
でも今は遠足でハイキングなんて行かないんだよなあ。

本日は遅めに家を出る。
上武国道を走り利根川を渡り大間々方面へ。
雲一つない秋晴れに大きな裾野を広げた赤城山。
地蔵岳の鉄塔群もかすかに見える。
渡良瀬鉄道沿線を日光方面に向かい、道の駅くろほねを過ぎたら右に折れ県道62号線を老神方面に。
この道を通ると気になっていた双体道祖神の標識。
ちょっと寄り道して、まずは赤城神社入口。
幾つもの石仏に交じって手をつなぐ道祖神。
夫婦の穏やかな表情が微笑ましいな。
お次のは少し先の沿道に不動明王と一緒に安置されていた。
安曇野から発祥した道祖神は特に長野県と群馬県に多い。
村の入口に置かれ邪気払いの目的があるそうだが様々な表情に男女が手を繋いだり酒器を持ったり他の石仏より人間臭さがあって何となく好きなんだよね。
一の鳥居址を右折し暫く行くと二の鳥居。
前橋の大鳥居が有名だけど小さいけどこっちの道にもあるんだ。
さて県道70号線の行き止まりが利平茶屋森林公園。
今日はここから赤城山を歩いてみよう。
8時過ぎ日曜日だと言うのに駐車場には1台の車もない。
紅葉の時期だけどあまりこちらから登る人は少ないのかな。
身支度を整え8時半前に出発。
キャンプ場の中を通り抜け奥のケーブルカー跡のコンクリートの階段を上って行く。
最盛期には沢山の人が利用したそうだが10年間で廃線。
鳥居峠までわずか6分で人を運んだ廃線をゆっくり歩く。
暫く行くと、あれれ、道がない。
廃線道は遮断されていて仕方ないので右側の斜面で登れそうな場所を探す。
踏み跡がないが20mほど上に登山道があるはずなので慎重に急斜面を登る。
あった、あった、登山道。
ここからは掛け橋や落石などで崩れた場所もあったが道は良く整備されている。
黄葉した楓などの広葉樹に目をやりながら進むとまたケーブルカーの道と交差。
この下が御神水の水源なので立ち寄ってみる。
掘立小屋の水場からは綺麗な清水が流れ落ちていて給水し小休憩。
さて戻って鳥居峠までの最後の直登階段ルート。
見上げるが何百段あるのだろう。
勾配の強い階段をひたすら登り続けると山頂駅が見えてきた。
振り返ると遠くに筑波山まで見え好展望。
鳥居峠からは手前に覚満淵、奥に大沼が一望。
ここから車道脇を小沼へ。
広く整備された遊歩道はとても歩きやすい。
木々の隙間から小沼を見て小地蔵山にも寄ってみる。
小地蔵山は木々に覆われ展望無。
分岐に戻って足尾の山々を眺めながら気持ちの良い尾根道を歩いて長七郎山に10時半頃到着。
西側には地蔵岳、荒山、その先は榛名山や浅間山が見え、南側は八ヶ岳から秩父の峰々、真っ白な富士山、丹沢の山まで見える。
東側は足尾山地の先に筑波山とまさに大展望。
広々とした山頂は団体さんも多く、皆さん思い思いに記念撮影。
日曜日と言うこともありこりゃあ地蔵岳はもっと混んでいるかな。
ちょっと早いがここで昼食タイム。
南側に腰を降ろして霞ががる関東平野を眺める。
小さな子供を連れた家族連れも多く、背中越しに街が銀色に光っているよとか遠くに富士山が見えるよとか聞こえてくる。
40分ほど休憩したのち小沼まで降り東側を半周。
湖面には小魚がたくさん見え周囲も紅葉が綺麗だな。
小沼から八丁峠に向かいここから歩きやすい木道を登って地蔵岳へ。
山頂手前の見晴らし台からは先ほどまでいた小沼がエメラルドグリーンに輝いている。
宇宙防衛基地のようなパラボラアンテナが林立する地蔵岳も大勢の人が休憩していた。
山頂からは黒檜山や大沼は勿論、燧ケ岳、至仏山、武尊山、谷川岳まで雄大な風景が広がっている。
今は無くなってしまったがここにもロープウェイがあったんだよね。
建物などすっかり無くなってしまったが乗った当時が懐かしいな。
さて眺望を楽しんだら大洞駐車場まで急坂を下る。
こちらは行き交う人も少なく道も滑りやすい。
地蔵岳を往復するなら八丁峠のほうが断然登り易いな。
それから辿り着いた大沼の湖畔は人と車で大変な混雑。
覚満淵も団体が多く、風景を撮っているのか人を撮っているのかわからない状態。
14時鳥居峠を後にして帰路は脇の林道を200mほど進み利平茶屋までの九十九折りの登山道を下る。
先ほどの喧騒が嘘のような静かな山道。
ピンクリボンが何か所もあり迷うこともなさそう。
途中ケーブルカーの階段と交差して1時間ほどでキャンプ場を通り駐車場に到着。
帰りは粕川温泉元気ランドで汗を流して帰宅。

紅葉シーズンで快晴の天気だからしょうがないけどやっぱり観光地は平日に来たほうがゆっくり散策できるよね。
でも今年は台風の影響か紅葉する前の落ち葉が目立ち今一つ。
里山のもみじは綺麗に紅葉するかなあ。

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装備・携行品

登った山

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