行程・コース
天候
晴れ時々曇り 山頂付近で強風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
外環自動車道~関越自動車道~上信越自動車道小諸ICから約15㎞30分位で浅間山荘駐車場に到着
浅間山荘駐車場一日500円(無料駐車場も時間帯によっては利用可)
この登山記録の行程
浅間山荘(06:25)・・・二ノ鳥居(07:09)・・・湯ノ平口(08:09)[休憩 4分]・・・賽ノ河原(08:25)・・・前掛山(09:40)[休憩 5分]・・・賽ノ河原(10:24)・・・湯ノ平口(10:33)[休憩 8分]・・・二ノ鳥居(11:14)[休憩 2分]・・・浅間山荘(11:48)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
浅間山の火山警戒レベルが1になり前掛山迄登山が可能。テンクラで曇り 登山指数C 風速20mの強風予報なので現地状況判断。千葉方面から上信越自動車道からアクセスしやすさもあって浅間山荘登山口からのピストン計画しました。車坂峠~トーミの頭経由して外輪山を楽しむルートも魅力ですが、それは高山植物が咲く頃の初夏にと言う事で。
朝6時20分頃浅間山荘に到着。事前の情報により山荘駐車場手前の無料駐車場を利用する予定でしたが到着時は入口にロープが張ってあって利用不可でした。シーズンオフは早い時間は駐車出来ないようにしているのかな。浅間山荘の駐車料金は一日¥500です。
登山口の鳥居を通行した先で登山届を提出して登山開始。
はじめは緩やかな林道で橋を3回渡ると少しずつ斜度が増してきます。
でも一ノ鳥居まではそれ程の急登では無く落葉したカラマツ帯をのんびり歩きます。
道中落葉したカラマツ帯の合間から見える山肌は秋色で朝陽が照らされ一層美しい。
一ノ鳥居を過ぎると登りも急になってきます。
九十九折りに登っていき二ノ鳥居迄なかなか辿りつかない感覚でしたが一ノ鳥居から20分位で到着。見晴が良く休憩スペースと丸太のベンチの様な物もあります。
ここから火山館までは約50分位 はじめはハードな急登でしたが後半は緩やかな登りでカモシカ平の眺めも素晴らしく良い気晴らしになりました。
火山館ではトイレも水場もベンチもあって小屋内も自由に使っても良いようです。
ここから湯ノ平口、賽ノ河原辺りは左手に第一外輪山の見事な眺め。八ヶ岳に似たシラビソ帯の心地のいい緩やかな登り。初夏の高山植物の咲く頃はまたいい登山道なのでしょうね。
本当に気持ちのいい区間でした。
しかし、この森林限界を過ぎた辺りから一変します。急に強風にさらされることに(><)
そして物凄く寒く感じ二重の手袋をしても手が冷たい(><)。
そして火山特有のザレた火山岩の急登で足場が少しとられ体力も消耗します。右手には大きくそびえ立つ前掛山。その山頂部巻くように登って行くのですが、高度と強風からか足取りが急に重くなりなかなか近づきません。
唯一の救いは晴れた青空 どこを見渡しても見事な眺めが元気付けてくれたので良かった。
ここをガスガスの真っ白の中を登るのはどうにもきついと思いました。
山頂部に到達するといよいよ前掛山山頂へお鉢回りのように火山岩のガレ場、ザレ場を緩やかに登ります。左には浅間山、正面前掛山方面には大迫力の噴火口、右側には美しい外輪山そして遠くには北アルプスの山々と最高の稜線歩き。
そんな360℃の大展望を楽しみながらあっという間に前掛山山頂 登山開始から3時間20分位
山頂から八ヶ岳方面にわずかながら富士山を発見!周りに遮るものが無いので晴れていればどこを見ても素晴らしい眺めですが今回の様な寒さと強風にさらされる事は諦めてこの見事なカルデラを形成された浅間山と北アルプス、上信越の山々、八ヶ岳連峰等贅沢な眺めを見る事が出来ただけで充分満足です。強風で寒いので10分程の滞在で下山しました。
下山は同じ道で浅間山荘へ下山 特別危険な個所もないので2時間位で帰って来れました。
下山後浅間山荘の立ち寄り湯てある天狗の湯(600円)で温まりました。それ程湯船は大きくありませんがほぼ貸切状態だったのでラッキー♪ 次回は初夏の高山植物を車坂峠から来たいと思います。
フォトギャラリー:85枚
浅間山荘
浅間山周遊バスのバス停
¥1500だそうです
山荘の有料駐車場¥500
20台位は駐車できそうでした
登山口の鳥居とトイレ 6:25
登山届を提出
二ノ鳥居の協力金ポスト
最初は緩やかな林道を歩きます
こんな橋を3回渡ります
登山者のカウンター
火山と言う事を改めて認識させます
赤色の沢
落葉したカラマツの林道を歩きます
この辺りは高度1500m位なので
カラマツとシラカバなども混じっています
30分位で一ノ鳥居に到着 6:50
笹道になって少し斜度もついてきました
目の前の谷の先に火山館があります
更に急登になってきました
二ノ鳥居に到着 7:09
一ノ鳥居から20分位
火山館迄1.8km
丸太の椅子があって眺めもいい休憩場です
鳥居は倒壊していました
登山口にあった募金箱はこの鳥居を再建する為のようです
替わりに手作りの鳥居がありました
更に樹林帯を登って
火山館を目指します
九十九折りに急登をひたすら登ります
シラカバやダテカンバの樹林帯
急登が続きますが
登山道は歩きやすいです
開けてきて笹に囲まれた台地
青空の中の登山は気持ちが良い♪
カモシカ平
偶然いました
ちょっと遠かったのでスマホのズームではこれが限界
日が当たるとまた綺麗です
浅間山(前掛山)がようやく見えてきました
牙山(ギツパ)と言うらしい
有毒火山ガスが噴出している事の注意書き
確かに硫黄臭がこの辺りだけしました
沢も赤土色
こんな道を行きます
振り返ると八ヶ岳連峰
火山館に到着 8:00
無料の休憩所でベンチもあります
帰りにこちらで昼食休憩に利用させて頂きました♪
トイレもあります
浅間神社
あさま神社でせんげん神社は富士山を祀る神社とは違うようです。
青空のなかの心地いいトレッキング
第一外輪山左側がトーミの頭(黒斑山くろふやま)綺麗ですね〜♪浅間山の最も古い山だそうです
夏は高山植物のヒメシャジン目当てに車坂峠からのルートが人気だそうです
のんびりトレッキング気分になります
湯ノ平口 車坂峠からの合流点 8:09
活火山ですのであくまでも自己責任と言う事です
湯ノ平高原
ここからの外輪山(トーミの頭から黒斑山)の眺め
見上げると青空が癒される♪
シラビソの樹林帯の香りを楽しみながら
緩やかな登りでここの樹林帯は八ヶ岳にも似た登山道
左側は常にこの眺め♪
賽ノ河原の合流点 8:25
第一外輪山の稜線からJバンドルートの合流点です
そしてこの樹林帯を抜けたら森林限界
いよいよ浅間山の核心部を登ります
(前掛山)第二外輪山大きいです(^^;
振り返ると湯ノ平高原と見事な第一外輪山
間に八ヶ岳も
外輪山右側(蛇骨岳~Jバンド方面)
太陽が昇ってきました
嬬恋村方面が見えてきました
ズームすると苗場山や八海山が見えます
振り返ると蓼科山や美ヶ原
奥には薄ら中央アルプスも
朝日が眩しい
この辺りは凄く強風で体感温度もかなり寒かった
田代湖の奥に四阿山と草津白根山かな
榛名山、赤城山方面
こんなザレ道で急登です
四阿山、戸隠方面
奥にうっすら北アルプスがありました♪
第二外輪山の稜線まで登ってきました
避難シェルターここで休憩出来ます。
9:20
何度も撮ってしまいます。
第一外輪山、四阿山、北アルプス方面
そして左手には浅間山
噴煙は上がっていませんでした
この第二外輪山の稜線の先に前掛山の山頂です
最初はこんな感じから
緩やかなザレバになります
右側に第一外輪山、八ヶ岳方面
奥には中央アルプス
見事なカルデラ地形と解る第一外輪山。
ここまで登ると天気のいい日は北アルプスの山々を見ることが出来ます♪
でもこの辺りはかなり強風でした(><)
迫力の噴火口
山頂まであと少し
2568㍍百名山浅間山 前掛山山頂に到着
9:40
引いて背後には立ち入り禁止区域の浅間山
綺麗な円錐形の浅間山
山頂より右下剣ヶ峰の後ろに八ヶ岳と北岳かな 更に左秩父の山々の奥に富士山
一番左手前のギザギザは妙義山ではないかと思います
第一外輪山(黒斑山)
美ヶ原、中央アルプス方面
少し右の第一外輪山(陀骨岳)四阿山方面
こちらは嬬恋村方面 苗場山方面
榛名山、赤城山方面
前掛山山頂から2時間で下山 11:45
帰りに浅間山荘の立ち寄り湯の天狗の湯に浸かりました(600円)
右下におそらく山荘で飼われている豚
かなり太っていて大きいですが近寄っても全く逃げませんでした。
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) |
健康保険証 | 医療品 | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
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