行程・コース
天候
曇りのち晴れ(am7:00山麓駅11℃)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
関越道・水上IC~291号ー谷川岳ロープウエー駐車場
この登山記録の行程
天神平(09:00)・・・分岐(09:15)・・・熊穴沢避難小屋(09:45)・・・谷川岳肩ノ小屋(11:10)・・・トマの耳(11:30)・・・オキの耳(11:50昼食休憩&富士浅間浅間神社奥ノ院まで往復12:50)・・・トマの耳(13:05)・・・谷川岳肩ノ小屋(13:15)・・・熊穴沢避難小屋(14:05)・・・分岐(14:30)・・・天神平(14:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ロープウエーに乗りこむと霧が濃くなり山頂駅・天神平に着くと真っ白…。天候は晴れに向かうはずと信じて歩き出します。リンドウ・ヤマハハコ・アキノキリンソウ・シロヨメナ・ジンジソウなどの花が辺りを彩り、静かな秋を迎えていました。歩きだしは寒かったのでウインドブレーカーを一枚羽織歩き出します。雨に濡れた木道を黄葉のはじまった広葉樹林が秋色に染まり期待感が高まります。天神平峠の分岐まで15分ほど…濡れて滑り易い木道や泥濘に注意を払いながら歩きました。歩きだすと暑くなりウインドブレーカーを脱ぎました。
熊の穴避難小屋辺りでは霧がはれ、目の前にひろがっていく景色と紅葉する木々が増えていくのに気分が高揚していきます。ここから先は鎖のあるゴロゴロとした岩の急登が続き少し息が上がります。鎖に頼らずに手足を使って登れますが、岩と小さい石が混ざっているので落石しない様に歩くのが大変でした。ネルシャツも暑くなり脱ぎました。
天狗のたまり場まで来ると肩の小屋へむけて青い空に突き抜けていくような爽快な景色がひろがります。笹の緑と黄金色の草原がモコモコと山肌を覆い柔らかな印象を受けました。肩の小屋への尾根は階段状の斜面に人の列が続いていくのが遠く見えました。
肩の小屋に着くと急に風が強く吹きはじめ、ウインドブレーカーとネルシャツをまた着ました。
今しか見られない光景。登らなければ観られない展望。山々を秋の錦繍に染める紅葉に息をのむ瞬間…来てよかった~と心から思いました。「すばらしい!!」と感嘆する声が彼処であがっていました。肩の小屋でバンダナと登山バッチ・登頂記念木札を購入。トイレは外に2つしかなく長い列ができていました。
肩の小屋からトマノ耳とオキノ耳まではすぐそこ、眺望と紅葉を楽しみながら進みます。狭い山頂は人がいっぱいで風も強いのでオキノ耳の先で昼食休憩をとりました。風をよける場所はありませんでした。あまりに景色が美しいので、気が付くと1時間近く山頂で費やしていました。その後、富士浅間神社奥ノ院まで往復して下山しました。
登山道全体で整備がされており、危険なところは無いように思えましたが、登山装備はしっかりして登りましょう。涼しくなったせいか水分は一人あたり1.0Lあれば充分でした。(下り)ロープウエー入り口に靴洗い場があったので利用させていただきました。山麓駅で新鮮野菜(お買い得)やお土産を購入して帰りました。駐車場は6Fに停めるとチケット売り場に直接でられて便利そうでした。
当日、御嶽山で噴火があったことを帰りがけに知り、改めて自然の驚異と畏怖を感じ他人事ではないと感じました。
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