行程・コース
天候
晴れ 山頂部は強風、時々ガス
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
猿倉駐車場
この登山記録の行程
4:08猿倉登山口駐車場-5:13白馬尻荘-(途中休憩15分)-10:30白馬山荘-10:57白馬岳11:14-11:31白馬山荘-(途中休憩20分)-13:20白馬尻荘13:40-14:36猿倉登山口駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は降雪後のパウダースノー滑走が期待できそうな白馬岳で再び山スキーしてきた。
11月23日~25日の3連休は、降雪後でいい条件が期待できたので、当初は2泊3日で雪倉岳と朝日岳で山スキーする予定でいた。
しかし、蓮華温泉に通ずる林道白池線のヒワ平ゲートまで車で登る途中、積雪が急激に増え、しかも強烈な降雪にあい、標高800m付近で車で登れなくなった。
Uターンして引き返すにも一苦労で、山から逃げ帰ってきたという情けない結果となった。
11月23日は山に登る気になれず、次の日の24日にどこに登るか考えた。
林道白池線の強烈な降雪を考えると、燕岳から常念岳あたりが積雪的に丁度いいだろうと思い、1泊2日で一ノ沢から大天井岳に登ることにした。
11月24日は天気は良かったものの、登山中に見えた常念岳が悲しいくらいに雪が少なく、嫌気がさして、引き返すことにした。
その後、高ボッチ山に行き、周囲の山々を眺めて、25日はどうするか考えた。
諏訪湖越しの富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、常念山脈、火打山の眺めはとても素晴らしかった。
登ろうとしていた大天井岳は悲しいくらいに雪が少なかった。
雪が被って真白なのは、北アルプスの鹿島槍ヶ岳から北側の山々と、火打山くらいだった。
結局、25日は唐松岳に登ることにして、八方尾根に行ってみると、スキー場の積雪がかなり少なかったので、白馬岳に変更した。
24日の晩は猿倉駐車場で車中泊し、25日の4時ごろ猿倉を出発した。
猿倉から白馬尻までは、川の渡渉が5箇所ほどあるので、歩いて登った。
白馬尻からシールで登った。
大雪渓の危険ゾーンは、日の出から2時間以内の気温が低く、かつ、明るいタイミングで通過するようにした。
日の出前だと暗くて見えづらい大雪渓のクレバス、シュルンドに落ちる可能性が高くなり、一方、日の出から2時間以降だと大雪渓両脇の崖からの雪崩や落石が発生しやすくなるので、自分なりの基準を作っておいた。
予定通りの時間帯で大雪渓を通過し、大雪渓から小雪渓にうまく雪が繋がっていて、小雪渓の雪の多いところを登った。
白馬岳頂上宿舎には寄らず白馬山荘へ直登し、登山道を経て白馬岳頂上に着いた。
白馬岳頂上からは、登る予定だった雪倉岳、朝日岳がよく見えたが、本当はあの山に登りたいのにという、悔しい気持ちだった。
登頂時は快晴で日本海が良く見えたが、しばらくすると富山方面からのガスで真っ白になってしまった。
風は強かったが、前週の富士山頂上の爆風と比べれば、かわいいもの。
スキーの準備をして、山頂から、シュカブラができた登山道を滑走し、白馬山荘を通過して、パウダースノーで覆われた小雪渓に滑り込み、迷路のようになった小雪渓をつないで大雪渓上部に出た。
大雪渓上部で昼食とし、柔らかくて心地いい日差しの下でまったりとした。
いつもだと杓子岳側から雪崩か落石が発生しているのだが、この日は雪崩や落石も見あたらず、とても静かだった。
締めにパウダースノーの大雪渓を末端まで滑走した。
白馬尻まで滑走しようと思ったが、積雪不十分だったので、歩いて降り、登山道、林道を経て、猿倉まで下山した。
今シーズンは山スキーをいいペースでこなしているせいか、今回の山行では筋肉痛にはならなかった。
フォトギャラリー:71枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | タオル | グローブ | サングラス | 腕時計 |
カメラ | 健康保険証 | 非常食 | 行動食 | GPS機器 | アウターウェア |
オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | アイゼン | ビーコン | ヘルメット |
【その他】 スキー 兼用靴 ウィペット シール |
みんなのコメント