行程・コース
この登山記録の行程
陣馬高原下(08:42)…新道登山口(08:57)…陣馬山(陣場山)(09:32)[休憩 10分]…奈良子峠(09:57)…明王峠(10:01)[休憩 5分]…底沢峠(10:09)…堂所山(10:19)[休憩 5分]…景信山(10:48)[休憩 35分]…城山(小仏城山)(11:49)[休憩 20分]…高尾山(12:30)[休憩 5分]…琵琶滝(13:04)[休憩 2分]…高尾山口駅(13:18)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は奥高尾縦走路を陣馬山から高尾山まで縦走トレランしてきました!
このコースは今年の初春に、今年の登山・トレラン始めに通ったコースです。去年も何度か通っています。
最もよく登ってるコースで、今年は奥高尾に始まり、奥高尾に終わる山行となりました。
天気予報では晴れでしたが、山梨方面は雲が掛かっていて富士山は見れませんでした。
東京都心部側は晴れていて、新宿のビルがくっきり見えるほど良く見渡せました。丹沢の大山もこの日はくっきり△の山容が良く見えていました。
今日から急に気温が低くなり寒さを感じました。この日は風はなかったですが、グローブしていても手が冷たく感じました。
今年は暖冬とのことでまだ雪や霜はなかったですが、高尾山陵もいよいよ冬に入りそうな気配です。
高尾山側の紅葉もほぼ終わりで、先週紅葉していた木も枯れ始めてきました。登山道は落ち葉でいっぱいです。
このコースはトレラン初心者にオススメです。
以下、良いところ。
・アクセスが非常に良い。
高尾駅からバスが出ていてバス停から登山口のアプローチがしやすい。
高尾山は高尾山口駅が近い。
・登山適正シーズンが長い。
・各山頂に茶屋や売店が豊富。
堂所山以外の各山頂に茶屋や売店か充実しています。トイレも多いです。
昼飯持っていかなくて良いので荷物が軽くなります。
・景色が良い。
陣馬山、景信山、小仏城山の山頂は景色が良く、小仏峠や一丁平の展望台も景色が良いです。
晴れていれば富士山が見え、陣馬山からは奥多摩・大菩薩・南アルプスが見えます。
景信山、小仏城山の山頂からは富士山、反対方面に東京都心部が見渡せます。丹沢が近いので大山や塔ノ岳・丹沢山、蛭ヶ岳も良く見えます。
・歩きやすい、危険個所が少ない、巻き道が多い。
奥高尾縦走路は人気のコースで、特に高尾山から陣馬山までは非常に人気があり、歩き慣らされています。
岩場や鎖場、トラバースの危険個所は特にないです。堂所山が急坂で悪天候時は滑りやすいです。
堂所山、底沢峠から景信山辺りはまき道が多いので、いちいち急坂を通る必要はないです。
・エスケープルートが多い。
反面、分岐が多いので迷いやすいですが。
・ハイカーが多い。
不慮の事故が起きた時は安心です。すれ違い・追い越し時は焦らず慎重に。
・高尾山口駅から日帰り温泉施設が超近い。
駅から徒歩1分のところに温泉施設があります。
以下は難点です。
・分岐が多く迷いやすい。
走り慣れてないうちはスマホの登山地図アプリ見た方が良いです。
まき道かと思ったら別のコースだった…とかよくあるようです。
・高尾山付近は混雑する、マナーが悪いハイカーが多い。
シーズン中は6号路は上り専用で下りは利用できません。1号路のケーブルカーは大混雑します。
高尾山はミシュランに登録されているくらいなので、外国人観光客含めて観光客が非常に多いです。登山慣れしていない観光客が多いので大らかな気持ちで挨拶しましょう。
・陣馬高原下、小仏のバス停は混雑する。
高尾駅北口のバス乗り場は土日・祝日はいつも長蛇の列です。
・夏時期は非常に暑く湿気がすごい。
関東近郊の低山なので、涼しくはないです。
以下、このコースの各ポイント。
▽陣馬高原下~陣馬山
陣馬高原下のバス停から陣馬山の山頂へは新道登山口と和田峠を通るコースがあります。
和田峠方面は峠までアスファルトの道路を登っていきます。和田峠からは木階段の直登コースと登りやすい登山道があります。新道登山口の方が距離が短く時間も短めですが、ちょっと登りがキツイです。
和田峠からの分岐点とぶつかると、その先いくつか分岐ありますがどの方向から登っても陣馬山の山頂に着きます。
陣馬山の山頂には茶屋が充実していますが、あまり早い時間は営業してないため注意してください。また、登山シーズンの昼時は混雑しやすいです。
▽~景信山
途中の明王峠に茶屋・売店とトイレがあります。トイレは小さくてあまりキレイではないです。
明王峠過ぎると小ピークが連続します。底沢峠からはまき道が多くなります。堂所山も巻くことができます。堂所山は展望のない地味な山頂ですが、登りたい人はどうぞ。
景信山の手前に分岐があり道標があります。この分岐の巻き道通ると景信山の山頂通らなくなるので要注意です。景信山の山頂も茶屋や売店が充実しています。トイレは離れたところにあります。
▽~小仏峠、小仏城山
景信山の山頂から小仏峠までは下り坂です。途中、岩で滑りやすい箇所があります。
小仏峠からまた複数の道に分かれていますが、右側から登ると相模湖が一望できる展望ポイントを通ります。
峠過ぎると再び登り坂です。山頂手前の分岐を右側から登ります。左側からも行けますが城山山頂をぐるっと周ることになります。
小仏城山の山頂も茶屋や売店が充実しています。
▽~一丁平
小仏城山からは木階段が連続します。丹沢のバカ尾根のようにずっと続いています。分岐が多いので迷わないように注意が必要です。
一丁平の手前に分岐があり、右側から登ると展望台に出ます。展望台は休憩所と展望台があり、晴れていれば富士山や丹沢が見渡せる絶景ポイントです。
一丁平は広々とした平たんなところで休憩所としても最適です。水道の水、トイレがあります。
▽~高尾山
高尾山手前に3本の分岐があります。真ん中は地獄の階段で右と左は階段道のまき道です。まき道から通ると高尾山山頂手前の分岐に出ます。
左側が比較的ゆるやかで歩きやすいです。右側は道が狭く草木が生い茂っています。マゾ好きな方は真ん中の階段からどうぞ。途中にトイレともみじ台に茶屋があります。
高尾山手前の分岐も複数のコースに分かれています。真ん中は石の階段道で高尾山の山頂に直結しています。左側は5号路で4号路・1号路の分岐とぶつかります。右側はまき道で高尾山の山頂は通りません。
階段ツライ人は左の5号路から登ると良いと思います。1号路・4号路の分岐(トイレのところ)に出るため、高尾山山頂に寄ることもできます。
▽~高尾山口駅
ここからは高尾山口駅まで複数のコースに分かれます。
1号路は一番歩きやすいですが観光客が非常に多く登山者向きではないです。6号路は登山道の中で一番人気のコースです。沢沿いを歩いたり、琵琶滝を経由します。紅葉シーズン中は6号路は上り専用になります。
稲荷山コースも人気です。6号路が登り専用の時は稲荷山コースから下山する人が多いです。
3号路は遠回りするため距離があり、高尾山登山ルートの中ではマイナーなコースですがハイカーは少な目で比較的静かな登山楽しめます。
高尾山陵は複数の多彩なコースがあり、中でも南高尾山陵と奥高尾縦走路はトレイルランナーにも人気があります。
東京近郊でこれからトレラン始めようと思っている方は、ぜひ奥高尾縦走路を通ってみてください!
フォトギャラリー:41枚
陣馬高原下のバス停。バス停にトイレありますが小さくていつも並びます。トイレは高尾駅で済ませておきましょう。
高尾駅北口から陣馬高原下行きのバスが出ています。土日・祝日は長蛇の列ができるほど混雑します。
和田峠に向かう道路の坂を登っていきます。沢沿いの道路で夏は涼し気です。
新道登山口。右側の道路を登ると和田峠方面です。急坂ですがこの登山道の方が近道です。
しばらく樹林帯を登っていくと和田峠からの登山道とぶつかります。ここから山頂まで分岐が多くなりますが、どこから登っても山頂に着きます。
陣馬山の山頂に到着!
山梨側は今日は曇ってて富士山見えず。
丹沢側も雲ってます。
丹沢の大山はくっきり見えます。
明王峠を経て景信山に向かいます。
奈良子峠。
明王峠に到着。この峠は茶屋とトイレがあります。茶屋の横に不動明王が祀られています。一礼して先に進みます。
底沢峠。ここから小ピークが続き、まき道が多くなります。
堂所山は巻くこともできますが、今回は巻き道を極力使わず全てのピークを通りました。この山頂は展望や茶屋はなく地味な山頂です。
小ピーク通りすぎ景信山山頂に到着。山頂手前の分岐は間違えないように要注意です。
都心部側はよく見渡せます。
新宿の高層ビル群がくっきり見えました。
茶屋で食事。なめこうどんが有名ですが、この鍋焼きうどんが好きです。
景信山の茶屋から小仏城山と高尾山が見えます。
丹沢側。左側のキレイな△の形した山が大山です。
相模湖も見えます。
小仏峠まで下りました。
小仏峠の坂登ったところにある展望台。展望台から相模湖が一望できます。
小仏城山の山頂に到着。今日も多くのハイカーで賑わっていました。
今日は大山がとてもキレイに見えます。
一丁平の展望台より。
高尾山~一丁平の木階段エリア。巻き道ありますが今回はこの地獄の階段登っていきます。登りはマジきついです。
一部紅葉が残っていましたが、先週よりだいぶ減りました。もう高尾山も冬に入った感じがします。
高尾山山頂手前の階段。5号路の方が走りやすいですが今回は階段から登ります。
高尾山山頂に到着。今日も混雑。
高尾山山頂から東京都心側。
今回は6号路から下山。琵琶滝で今日の無事に感謝し一礼。
琵琶滝。
高尾山口駅まで無事下山!今年もお疲れ様でした!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ |
バックパック | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | |
【その他】
水1.5ℓ (ハイドレーションパック1.5ℓ) ウィダーインゼリー、プロテインゼリー ※トレッキングポールはトレラン用ポール (軽量、折り畳み式) 緊急時以外未使用 ※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ |
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