登山記録詳細

ハイキング
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20181229 再見スヌーピー山!?蔵王岳~龍門滝・龍門司坂 蔵王岳、龍門滝、龍門司坂(九州・沖縄)
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記録したユーザー

ぼっけもん さん
  • 日程

    2018年12月29日(土)

  • 登山口へのアクセス

    電車
    その他:[往路]8:09発 鹿児島中央 鹿児島本線(国分行) - 8:40着 加治木
    [復路]13:19発 加治木 日豊本線(鹿児島中央行) - 13:48着 鹿児島中央

  • 天候

    晴れ!

この登山記録の行程

加治木駅08:49 - 10:02蔵王岳 - 11:09金山橋 - 12:05龍門司坂12:27 - 12:34龍門滝12:42 - 13:11加治木駅

 帰省途中でのプチ寄道で、鹿児島県加治木町の「蔵王岳」に行ってきました。
 蔵王岳は、鹿児島市から鹿児島空港へ向かう高速道路の加治木ジャンクションのすぐ横にあり、標高はわずかに158mながら、天を突くようにそそり立つ姿は圧倒的な存在感を放っています。また、ジャンクションの近くには日本の滝百選の一つに数えられる「龍門滝」があり、空港に向かう高速バスの車窓から否応にでも目に飛び込んでくる蔵王岳、龍門滝は以前から気になる存在でした。

 今回、背中をグッと押してくれたのはNHK大河ドラマ「西郷どん」でしょうか。龍門滝の近くにはロケ地となった「龍門司坂」があり、鹿児島県人なら今年中に見ておかねばと、妙な義務感にかられ、思い切って出かけてみました。

 実際に歩いたコースは
○加治木駅~蔵王岳~龍門司坂~龍門滝~加治木駅
となります。加治木駅から蔵王岳の登山口までは徒歩で1.2kmほど。駅周辺の住宅街を抜け目に飛び込んでくる山容は、隣のこんもりとしたお山とあわせ、スヌーピーが寝ころんで天を仰いでいる姿にそっくりです。ということで、わが郷里の竹山に続き、蔵王岳にもスヌーピー山の名称を使わせていただきました(笑)。どうやら、蔵王岳も竹山と同じく火山岩頸のようで、マグマが軟らかい地層に貫入し、冷えて固まった後、周りの軟らかい地層が浸食されて出来たものだとか。

◎[参考]20170430 スヌーピー山!?*竹山(指宿)
 https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=91771

 蔵王岳登山口は、山麓にある田んぼのあぜ道沿いにあります。目印は、あぜ道に沿って張られた電気柵(?)つけられた「通電中、さわるな」と書かれた注意書きがある箇所、そこから電気柵をまたいで取り付きます。いきなりの急登に続いて金網で隔てられた高速道路の脇を進んでいくと、途中、それらしき踏跡を辿って杉林に入っていきます。道標はないものの、踏跡は明瞭であり、所々に赤テープがあります。山頂に近づくにつれ岩場があらわれ、ロープ、岩や木の根を伝って登っていけば国旗掲揚台が設置された不思議な山頂に到着します。登山口から山頂まで30分弱、あっという間の登頂となりました。

 山頂の様子や眺望等、詳しくは写真をご覧いただくとして、誤算だったのは帰省のために衣類やパソコン等を詰め込んだバッグ。事前の調査では加治木駅にコインロッカーがあるはずだったのですが、なんと、一年前に撤去されてしまったとのこと_| ̄|○。預けるところもなく、仕方なくバッグをかかえての歩荷訓練となってしまいました。さすがに、蔵王岳山頂近くの岩場では危ないと思い途中でデポしましたが、キャリーバッグにしなかったのがせめてもの救いでした。「ちゃんと確かめよう、コインロッカー」、今回の教訓です。

[参考情報]
 ◎あいらフットパス龍門浪漫コース
  https://aira-kankou.jp/footpath/engine/pdf/ryuumon.pdf

登山中の画像
  • おはようございます。今日のスタートは加治木駅、ネットでの事前調査ではコインロッカーがあるはずだったのですが、一年前に撤去されたとのこと。どうすんじゃい、このバッグ(帰省用の衣類やパソコンが入っています)・・。
  • どうしようもないので、バッグをもって蔵王岳に行くことにしました。背中にザック、手にはバッグと不思議な井出達です。
  • おぉ~、蔵王岳が見えてきました。バスから見た時はそそり立つピークだけが目立っていたのですが、こうして見ると、スヌーピー山と言われるわが郷里の竹山にそっくり。
  • 鈴なりの小ミカン。
  • 途中にあった「田の神さぁ(たのかんさぁ)」。「田の神さぁ」は、米作りの豊作をもたらす農業神。このように石像として田んぼのあぜなどにあるのは、鹿児島を中心とした旧薩摩藩領(鹿児島県本土および宮崎県南部)に限られているそうです。
  • 「どぉーもぉ」、つられて思わず微笑んでしまいそうな、スマイル印の田の神さぁです。天保年間(1830~1843年)の作だそうです。
  • このあぜ道の先に登山道入り口があります。
  • 尖ってますね~、本当に登れるのかしらん。
  • ここから取り付くようですね。
  • 「通電中、さわるな」、不思議なもので、意識してしまうとかえってふれてしまいそう(^-^;。
  • いきなりの急登スタート。
  • 登り切ったところは高速道路の脇。しばらく金網に沿って進みます。
  • 途中、山頂に向かう踏跡らしきものがありました。ここを辿っていきます。
  • 急登が続きます。
  • 岩場の手前でバックをデポ。よくここまで持ってきました、自分をほめてあげたい(笑)。
  • 岩場
  • そしてロープを伝っていくと
  • あらわれたのは、ゴジラの背中のような大岩。登ってみたい気もするのですが・・
  • ビビリの私は、大岩の脇からソロリ。
  • まだまだ続く急登
  • 謎の国旗掲揚台がある山頂に到着~。
  • 掲揚台に日の丸が掲げられていますが、かなり痛んでします。
  • 山頂からの眺め、桜島
  • 桜島から東側に視線を移すと錦江湾。見えている3つの島は神造島(左から辺田小島、弁天島、沖小島)。
  • 桜島のアップ
  • 途中、デポしたバッグを無事にピックアップして再び登山口に戻ってきました。往復に要した時間は1時間ほど。次は龍門司坂に向かいます。
  • 加治木ジャンクション付近
  • 県道55号線を金山橋に向けてテクテク。
  • 途中にあった加治木旧城址の碑
  • ここら山越え
  • 日当たりのいい斜面では、スミレがあちこちに咲いていました~。
  • 蔵王岳。この方向からだと、ピークというよりも台形のような形にみえます。
  • 加治木町の街並みの向こうには桜島が見えています。
  • アップしてみました。
  • 木漏れ日が気持ちいい
  • たくあん作り、懐かしい風景が残っています。
  • 網掛川にかかる金山橋。
  • 金山橋は、金鉱石や物資を加治木港に運搬する金山道路に架けられた橋で、島津家が金山経営のため、明治12年ころに架設したとか。
  • 橋の構造は円弧の美しいアーチ形。長さは23メートル、幅は4.2メートル、川床からの高さは約10メートルあります。
  • 橋の上流側に見えているのは板井手の滝 ( いたいでのたき )
  • ここから「あいらフットパス龍門浪漫コース」にはいります。
  • 雲水峡に立ち寄ってみましょう
  • ここは金山橋の下流側になります。この先は・・・
  • 龍門滝になっていました~、高度感ありありです!
  • 途中にあった展望台
  • 加治木の町並み
  • 龍門司坂へ
  • 龍門司坂は「西郷どん」だけでなく、「翔ぶが如く」、「篤姫」、「龍馬伝」のロケにも使われているんですよ。
  • 龍門司坂は薩摩の経済・文化を支えた幹線道路で、寛永12年(1635年)に着工し、その100年余後に完成したと言われます。
  • 当時は1,500メートル余りありましたが、現在は464メートルが残っているだけだそうです。
  • さすがにこの季節なので、苔はちらほらといった感じですが
  • 古道の趣は十分
  • こちらは「西郷どん」のオープニングで西郷隆盛が触れる「決意の杉」
  • 龍門司坂の終点。
  • 登ってきた道を戻って龍門滝に向かいます。
  • 昔、唐人がこの滝を称して「漢土の龍門の滝を見るのが如し」と言ったことから、龍門滝と呼ぶようになったと伝えられています。
  • 龍門滝
  • 川に降りて、滝をみることができるようです。
  • でっかいなぁ~!
  • さっきは左側の木の茂みにいたんですね。
  • 板状節理の岩肌を水が流れ落ちています。
  • 水の透明度が半端じゃないですね。
  • 無事に加治木駅に戻ってきました。蔵王岳、龍門司坂、龍門滝をゲットでき、本日のミッションはコンプリート!長年の懸案であった蔵王岳、龍門滝をこの目で見ることができ喉につかえた骨がとれたようです(笑)。それにしても、バッグが重かった・・・とぼやきつつ、「おやっとさぁ」でした。
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、登山靴・トレッキングシューズ、スニーカー・サンダル、ザック、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、健康保険証、ホイッスル、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、GPS機器
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  • ガバオ さん
    ぼっけもんさん、こんにちは!

    今年最後(?)のレコ、楽しく拝見しました。
    タイトルにスヌーピー山とあったので、帰省されて竹山に登られたのかと思いましたが、別の山だったのですね。火山岩頭の異様な山容、竜門滝の姿と共にとても印象的です。

    それにしても、有る筈のコインロッカーが撤去されていたとは、衝撃的な田舎あるあるですね!
    それにもめげずに荷物を抱えて歩かれたとは、ぼっけもんさんの行動力に頭が下がります!
    途中でデポした荷物、、、他の登山者が見たら、色んな意味でビックリするでしょうね(笑)

    今年は未知だった九州の山々について、沢山知ることが出来ました。
    来年も、楽しい山行レコをお待ちしています。 良いお年をお迎えください!

  • すてぱん さん
    ぼっけもんさん、こんにちは

    ガバオさんが既にお書きになられていますが、私もキャプションなしにバッグが木の枝にかかっていたら、思わずケータイ取り出して警察に連絡してしまうかもです。それも登山用ザックではないから、思い悩んでしまいそう。良い予行演習になりました(笑)

    スヌーピーと評されたら、以後この山容を見たらどうしたってスヌーピーにしか見えなくなりそうです(笑)。この格好で仰向けに寝ている犬なんて、実際には見たことありませんからね。で、ぼっけもんさんは、スヌーピーの口先まで登られたわけですね?鹿児島だけで少なくとも2匹スヌーピーが仰向けで寝ていることが明らかになったわけですが、全国的にはどうなんでしょう。あの隆起が粘度の高い溶岩によるものだとしたら、火の国独特のものなのかもしれませんね。

    輝く錦江湾の景色も、素晴らしい!

    末筆になりましたが、ご家族共々どうぞ良い年をお迎えください。

    すてぱん拝

  • すー さん
    ぼっけもんさん、こんばんは。

    帰省途中に寄り道されて山登りとはいかにもぼっけもんさんらしくてくすっとしてしまい
    ました。(笑)しかもコインロッカーが無くなっていてバック持参で山登りとは!
    さらに驚いたのはそのバッグをデポされたとは!!!私ならパソコンが無くなってしまうのが
    怖くて躊躇してしまいそうですが、兄弟子の度胸を見習わなければ!と思いました。(笑)

    師匠もおっしゃっていますが、未知だった九州の山々が兄弟子のレコで少しだけ身近に感じ
    られたような気がします。また来年もいろいろな山を紹介してくださいね。

    今年もあっという間の一年でしたね。どうぞ良いお年をお迎えください♪

  • ぼっけもん さん
    ガバオさん、こんばんは!

     実は年60回山行を目指しもう一山と思っていたのですが、今回が山納めになってしまいました。その最後の山行でまさか歩荷訓練をするハメになろうとは・・。当初はキャリーバッグで準備をしていたのですが、虫の知らせだったのでしょうか、直前でバックに変更しました。もしキャリーバッグだったら、あれを担いでの歩荷訓練なんて想像したくありませんね(^-^;。

     さて、今年も、あたかい、そしてツボを外さない突っ込み&コメントをいただき、ありがとうございました。頂いた中でも「よっ、おつかれさん」と「金・城・湯・池」は秀逸でした。殿堂入りコメントとさせていただきます(笑)。来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!

     ぼっけもん拝

  • ぼっけもん さん
    すてぱんさん、こんばんは!

     バッグを持っているとどうしても片手がふさがってしまい、後先のことを考えずにデポしてしまいました。ご指摘を受けてみると、私もこうした場面に出くわしたら警察に連絡してしまうかもしれませんね・・自分でやっておきながら(^-^;。

     私もあお向けに寝ている犬は見たことはありません(笑)。ちなみに、スヌーピーが屋根の上で寝ているのは閉所恐怖症だからだそうです。でも、あの格好で寝なくてもよさそうですが、今回はちゃんとスヌーピーの口先まで行きつけました。加治木には蔵王岳以外にも火山岩頸の山があり、例えば、雲水峡の先にある展望台からの風景(「加治木の町並み」のコメントを付した写真)に、3つのピークが見えていますが、右のピーク「湯湾岳(160m)」も火山岩頸だそうです。残念ながらこちらはスヌーピー型にはなっていませんが、すてぱんさんがおっしゃる通り、九州で発見の確率が高そうです。
     
    来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!

  • ぼっけもん さん
    すーさん、こんばんは!

     三つ子の魂百までといいいますが、この年齢になってもやっていることは、学校帰りに寄り道をしてランドセルを放り出して遊んでいた頃とかわりませんね、お恥ずかしい。パソコンのご指摘はごもっとも、姉弟子を見習わねば・・・(^-^;。

     さて、8月以降、九州の山レコになりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。こちらの山は関東に比べマイナーな感じは否めないのですが、あちこちに山岳信仰、修験道の遺構が残っており。雰囲気は姉弟子のホームグランドの秩父の山々によくに似ているような気がしています。引き続きお付き合いください。そういえば、宝登山の蝋梅はそろそろでしょうか、姉弟子のこと、きっとチェックされているのでしょうね。楽しみにしています(笑)。

    来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!

     ぼっけもん拝

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