行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)東武東上線 小川町駅から8:14発イーグルバスにて、終点の白石車庫(8:53着)下車
復)和紙の里からイーグルバス(14:22)にて、パトリアおがわ下車(14:30)-パトリアおがわから徒歩にて小川町駅(約40分)
この登山記録の行程
白石車庫バス停(8:53着/9:00出発)-ジブリの壁絵(9:10/9:15)-定峰峠(9:45)-白石峠(10:45)-堂平山山頂(11:15着/11:50発)-笠山神社(12:30/12:35)-林道・萩平分岐(13:17)-(道迷い林道周回)-萩平分岐(13:35)-常光寺前(13:50)-和紙の里バス停(14:22)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
定峰峠の車道の側壁に描かれたジブリの苔アートと、堂平山からの大展望を堪能してきました。 人気のハイキングコースですが、人も車も少ない、年の瀬ならではの静かな低山の雰囲気を満喫できました。
≫「苔を削って描かれたジブリキャラクターがすごい!」というネット記事が気になって読んでみると、その場所は定峰峠ではありませんか! これは是非見ておかなければと、年の瀬の日程を調整して、小川町駅からイーグルバスに乗り込みました。
終点の白石車庫バス停から、槻川(つきかわ)を渡って定峰峠に続く車道を進みます。この槻川の水源の大霧山、堂平山、笠山は比企三山と呼ばれていて、外秩父七峰ハイキングコースが稜線を繋いでいます。
歩き始めて10分程の谷間のカーブの先に苔に覆われた側壁があり、いきなり等身大のトトロが眼に飛び込んできます。 キャンバスの壁の長さは30m程でしょうか、苔を削って描かれた壁画のクオリティは高く、何より苔とジブリキャラクターの相性が抜群です。 一体誰が?、、、無粋な詮索はネットに任せるとして、来シーズンも新しい苔アートを見てみたいものです。
苔アートを後に、蛇行する車道をショートカットしながら定峰峠に出ると、そのまま白石峠に向います。
帰省する人も多いのでしょう、年の瀬の山はとても静かで、普段の週末とは一味違う雰囲気です。 落ち葉を踏む音に混じって間延びしたカラスの鳴き声が聞こえ、冬枯れの頭の上をジェット音が通り過ぎて行きます。 普段よりゆっくり歩きながら、時間を工面して来たのは正解だったな~、と独り言ちます。
もう一つのお目当ては、前回雲で隠れていた堂平山からの展望です。 俄かに強まった季節風にレイヤーを重ね、カップ麺をすすりながら、両神山から関東平野の隅々までをしっかり目に焼き付けました。
予定では笠山から萩平に下って、名前が気になる竜ヶ鼻(リュウゴッパナ)まで足を伸ばすつもりでしたが、道に迷ってロスタイムもあったので、御堂川沿いの車道を歩いて和紙の里へ下り、発車直前のバスに飛び乗りました。
パトリアおがわは年末休館でお風呂には入り損ねましたが、駅前のそば処「しむら」ご自慢の、蕎麦茹で釜でつけた地酒の熱燗で、2018年最後の山行もしっかり締まりました~。
本日の総歩数34,771歩、歩行距離24.8km、消費カロリー1,418kcal、脂肪燃焼量101g也。
お世話になった皆様、どうぞ良い年をお迎えください。来年も宜しくお願いします♪
フォトギャラリー:70枚
東武東上線で山に向うのは初めてです。車窓から見えるのは、今日登る笠山ですね。
小川町駅から、8:14発の白石車庫行きイーグルバスに乗り込みます。5,6人の登山者と地元の方がちらほら。
終点の白石車庫バス停です。トイレは槻川の橋を渡った所に有りました。
定峰峠に続く車道を進みます。「頭文字D」の聖地でもあるとか。レッカー車呼ぶことに成らない様に~。
10分程で、それらしき苔の側壁が見えてきました。。。
お~、いきなりトトロがお出迎え!
ほぼ等身大のトトロ。力作です!
隣には真っくろくろすけが。
その先は、千と千尋の神隠しのコーナーです。
これって、どんなキャラクターでしたっけ?
こちらはお馴染のかおなしですね。
雰囲気出してます。
そして、ラピュタのロボット兵ですね。確か、本物の肩にも苔が生えていましたね~。
こんな感じで並んでいます。いったい誰が描いたのでしょうか?
少し戻って、山道で定峰峠に向いましょう。
壁画の手前の沢の右岸に付けられた山道に入ります、
途中、何度か車道を横切って道が続いています。車は殆ど見かけませんでした。
30分ほどで、定峰峠に到着しました。峠の茶屋はお休みの様です。
茶屋の裏手の尾根から、これから向う堂平山(右)と笠山が見渡せます。
手摺のついた急登。
この時間帯は風も無く、静かな年の瀬の低山歩きを存分に満喫できました。
立ったまま化石になった様な立ち枯れの木。家に飾りたくなる様な造形です。
今回は、川木沢ノ頭は巻いて行きます。
白石峠に下る最後の長い階段。下の峠から人の笑い声が聞こえてきます。
白石峠には、サイクリストのグループがわいわいと談笑中。
そのまま堂平山に向います。剣ヶ峰も山頂下の林道で巻いちゃいました。
堂平山のへの最後の緩やかな登り。
堂平山の山頂に到着。風が強くなって来ました。
山頂からの展望を満喫します。先ずは関東平野と筑波山。
武蔵丘陵の先に東京湾方面。
奥多摩の山稜。富士山は見えませんでした。
そして、今日二つ目のお目当て、前回見る事の出来なかった両神山の姿。
浅間山は隠れていましたが、榛名山は良く見えました。
今シーズンの初カップヌードルで身体を温めます。
もう一度、秩父盆地と両神山を眼に焼き付けます。
山頂の北面は、気持ちの良いパラグライダーの滑斜面になっています。
斜面の脇を通って、笠山に向います。
冬枯れの樹林越しの笠山。
笠山の山頂標(837m)
その先のもう一段高いピーク(842m)に、笠山神社が鎮座しています。
猫のお札で有名な笠山神社。
神殿の裏に、古い祠が佇んでいました。
赤城山は雪雲に隠れ、冷たい北風が吹きつけて来ます。
両神山にも冷たそうな雪雲が掛かってきました。
如何にも冬の低山らしい山道を下って行きます。
途中、何度か林道を横切ります。
バンガロー風の民家の前の林道に出ました。
左に下れば皆野のバス停ですが、「外秩父七峰縦走ハイキングコース、第2コース」の案内を見て、林道を右に登って行きます。
萩平の八幡山神社を参拝。
その後、コースを見失って20分ほど彷徨した後、ようやくそれらしき道に出ました。正面に見えるのが竜ヶ鼻の様です。
想定外のコースアウトに挫けてしまい、竜ヶ鼻を諦めて和紙の里への道標に従います。
林道を下ったところで常光寺を見て、ようやく場所を特定できました。
そのまま、林道を歩いて和紙の里に向います。
採石現場となった山を見ながら進みます。
年末の土曜日に拘わらず、採石運搬の大型トラックが走りまわっていました。
昭文社の地図には、けい石採掘場と書かれています。
日帰り入浴したくてパトリアおがわで下車したら、まさかの休館。仕方ないので、小川町駅まで歩きました。
最後は、小川町の町並み散歩です。
廃業している店も目立ちますが、○○屋の屋号を掲げたお店が立ち並んでいます。
小川町の地酒、晴雲酒造の酒蔵。
ムムッ?、、、何処かのキャラにそっくり!ですが、よく見ると微妙に違います。
40分ほど歩いて、小川町駅に戻ってきました。
駅前のお蕎麦屋さん、「しむら」で締めましょう。
地酒セットは、帝松(みかどまつ)と小皿と、お蕎麦がついて900円です。モツ煮とビールはオプションです。
調子に乗って一本追加。 蕎麦茹で釜で熱燗にしているのでお酒の味が引き立ちます。おでんは具が7つで400円!旨し!
駅のホームに名産品の展示ケースが。昔はどの駅にも有りましたよね、、、。
小川町の地酒。左から「武蔵鶴」「晴雲」「帝松」です。
そして、一押し名産の小川和紙ですね。次回はゆっくり和紙の里の見学をしたいところです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 |
テーピングテープ |
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