2018年最後は高尾山の裏の要倉山へ(醍醐丸、市道山経由で瀬音の湯まで縦走)
要倉山、本郷山、御堂窪山、本宮山、高茶山、メシモリ岩山、醍醐丸、市道山、臼杵山、瀬音の湯( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
要倉山、本郷山、御堂窪山、本宮山、高茶山、メシモリ岩山、醍醐丸、市道山、臼杵山、瀬音の湯( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
晴れ
電車
その他:
往路:武蔵小山5:07→東急目黒線→目黒5:08~22→山手線→新宿5:34~50→京王線特急八王子行→北野6:24~25→〃各駅→高尾6:35~55→西東京バス→関場7:19
復路:武蔵小山5:07→東急目黒線→目黒5:08~22→山手線→新宿5:34~50→京王線特急八王子行→北野6:24~25→〃各駅→高尾6:35~55→西東京バス→関場7:19
関場バス停260m7:30→要倉山取付き7:32→テレビアンテナ約360m7:41→新多摩線78号鉄塔452m7:53→要倉山三角点549.3m8:18→要倉山山頂562m8:23~30→御堂窪山(本郷山)650m8:51→本宮山(高茶山)732m9:10→道間違い18分ロス→メシモリ岩山750m9:52→醍醐林道9:54→生藤山方面分岐9:57→醍醐丸867m10:21~30→市道山795.1m11:08→臼杵山842.1m11:58~12:10→荷田子峠12:44→荷田子交差点220m12:55~13:00→荷田子バス停13:03→瀬音の湯13:12
合計5時間42分
12月29(土)は、年末なので高尾山でいいかと思ったんですが、高尾山は温泉が意外と混んでそうな気がしたので、広い意味で考えれば高尾山の一部と言えなくもない要倉山に約30年ぶりに行って来ました!
で前日に、帰りはどうしようかと調べていたら、市道山からぐるっと回って夕焼小焼に戻るルートが出てきて、便利そうなのでそれにしようと思ったら、1ヶ月前にガバオさんに行かれてしまっていたので、そのまま直進して瀬音の湯に行って来ました。
要倉山の道の感じは、東京の有名なバリエーションルートなのでとても良好で、マイナーな山域の一般道並みの踏み跡があり、標識こそないですが、道しるべのテープも頻繁にあるので迷う心配はほとんどありません。
ただ1箇所、本宮山から和田峠に向かう尾根が、ここは山頂で南に方角を変えた後、下り始めてすぐ右側の尾根に乗り移るんですが、そのまま直進する尾根にも右側の尾根と同じような踏み跡とテープとあり、踏み跡とテープだけ見ていると南側の尾根に引き込まれるので注意が必要です!今回調子良くかなり下まで行ってしまい、結果20分近くタイムロスしました!
それから後半の市道山の尾根ですが、ハセツネのレースのコースになっている部分だけやたらに良く整備されていて人も多く、それを外れて臼杵山の方に行くと、一気に道が細く荒れた感じになって、人にもほとんど会わなくなくなるので、夕暮れ時に前半のノリで突っ込んで行くと、多少ヤバイことになるかも知れません。
逆に考えると、ハセツネコースだけ選んで裏高尾の縦走路と組み合わせて回れば、日帰りでかなりのロングコースが組めます。
という感じで、まず高尾駅から6時55分発の陣馬高原下行バスで関場バス停まで行きます。夕焼小焼バス停の次です。
年末だというのにさすが高尾山という感じでバスが満員で中で出発の準備が出来なかったので、7時19分にバスを降りてからクソ寒いところで準備して7時30分スタート!
バスの進行方向すぐの二又を左に曲がって橋を渡ると、民家の横の広場のような場所に電波塔がたっているので、その脇を山にぶつかるまで進むと、やぶの中に山をよじ登る踏み跡があります。そこが要倉山の取り付きです。
急斜面をよじ登って尾根に出るとしっかりした踏み跡があるのでそれをたどると、約100m登った約360m地点にテレビのアンテナが、さらに約100mの452m地点に送電線鉄塔が現れます。
送電線鉄塔から軽く下り、急斜面を登り返すとほとなく北斜面が伐採された眺めの良いゆるやかな尾根に出て、その伐採地が終わって再び杉の植林の入ると要倉山です。
要倉山はまず山頂手前に549.3mの三角点があり、その先に562mの山頂があります。関場バス停から1時間弱で到着。山頂の展望はありませんが、まわりが伐採でスカスカになったせいか、木々の間から隣の戸倉三山方面が良く見えます。
まだ休憩する時間じゃないんですが、一応今日の目的地なので軽く休憩後、南西方向に折れる感じで先へと進みます。
要倉山から下りきった鞍部が要倉峠で特に標識はありませんが、ここから再び南斜面に伐採地が始まります。
要倉峠からひと登りしたピークが尾根の中谷尾根の名前の由来になった中谷山573mらしいんですがここも標識無し。
中谷山からさらに伐採地のへりをひと登りすると、北側に尾根が分岐している場所に出て、その北側の尾根を少し登った一番高いところが御堂窪山650mです。ここには手書きの標識がありました。要倉山からここまで約20分。
先程の分岐まで戻り、再び伐採地沿いに進むと、関東平野が一望できる昔の要倉山からは想像もできない好展望地に出て、筑波山が良く見えるので何度も写真撮影を試みるも、携帯のカメラでは良く写らず、諦めて先に進みます。眺めの良い伐採地はここで終わりで、この先醍醐林道までは林の中となります。
次の本宮山(高茶山)732mは林の中の展望の無いピークです。ここでコースは南に方角を変えてすぐに南西方向の尾根に乗り換えて進むのですが、山頂の南東側にあるという山名の由来となった熊野神社跡地への踏み跡がないかと左側に注意しながら下っていったら、見事に分岐を通りすぎ、はるか下まで行ってしまいました。
それで分岐まで戻り、目印になるテープを探したのですが、最初に書いたように、間違って下った尾根と正しい尾根両方に同じようなテープの印と踏み跡があり、見た目でのルート判別不能の状態だったので、ここ要注意です!
正しい尾根に乗り直し、先へ進みます。要倉山縦走コースの最後のピークであるメシモリ岩山750mは、この尾根では珍しい落葉樹の自然林のピークです。ここを過ぎるとすぐに醍醐林道に飛び出し本日の前半修了!時間は10時ちょっと前で、本宮山で道を間違えた時間を含めて関場バス停から約2時間半かかりました。
ここから醍醐林道を和田峠手前まで行き、生藤山方面へ続く登山家に入ります。この道は高尾山~陣馬山のハイキングコースの延長みたいな非常に良く整備された登山道で、尾根を巻きながら登って行くと、分岐から約20分ほどで本日の最高地点である醍醐丸867mに着きます。
この先後半戦に入るので、地図を確認しながら2度目の休憩をとります。
醍醐丸から市道山へ通じる通称吊り尾根は、昔は人のあまり行かないか細い道が通じているだけの場所だったんですが、物凄く久しぶりに入ってみたら、広くて非常に歩きやすい道に変わっていました。
こんな道だったかな~と思いながら小走りに下って行くと、その疑問はすぐに溶けて、とにかく逆から走ってくるやたらにトレイルランナーが多いんです!それで気がついた。そうここはあの人気のハセツネのコースの一部だったと!それでこの年末の忙しい時期なのにこんなにトレーニング兼試走の人が多いのわけかと妙に納得。こんだけ走る人が多ければ道も良くなるよな。
でもまあその恩恵をこちらも十二分に利用させていただいて、醍醐丸から市道山まで昔なら1時間は確実にかかっていたところを40分弱で到着。
市道山795.1mは、ここも昔はなんの面白味の無い林の中のピークだったんですが、関東平野が一望できる登って楽しいピークに様変わりしいました。休憩したかったんですが醍醐丸からあまり時間がたっていないため見送って、次の臼杵山を目指します。
暗くて地味でつまんないのが戸倉三山の良さだったのに、時代は変わるな~!
そんなことを思いながら、臼杵山への道に入ると、ハセツネの恩恵は市道山までで、昔ながらの細くて木の根の張り出した、たまに岩っぽいところもある歩きにくい道が戻ってきて、進む速度も一気にペースダウン。ああ市道山までの良かった道が懐かしい…。
でもまあ50分かかってほぼ12時ちょうどに臼杵山842.1mに到着。ここも市道山同様に展望の良いピークに様変わりしていました。なにはともあれ久々の休憩をとって昼飯にします。
臼杵山からの下りは瀬音の湯行くので荷田子に下ります。ここの道も昔ながらのあまり人の来ないような細道で、落ち葉の下に木の根や浮き石が多数隠れているので意外と時間がかかり、12時55分、ようやく荷田子の信号のところに下山。
目の前にバス停があったような記憶があるんだけど見当たらないので、とりあえず温かい缶コーヒーを飲んで数分休憩後、信号を渡ってあとはダラダラ歩いて瀬音の湯を目指します。
そしたら裏道の知らない場所に荷田子のバス停があった-!こんなとこに移動されても、最近奥多摩に来てないベテランには絶対にわかんねーぞー!と思いました。終バスに乗り損ねて遭難したらどーする?まあ十里木まで歩けばいいだけの話だけど…。
そんなことを思いながら、13時12分、無事に瀬音の湯に到着。観光客が餌でもやるのか駐車場に猿の群れがいました。
瀬音の湯はph10.1のアルカリ性温泉で、料金は土日900円。年末でクソ寒いわりに意外と混んでいて、登山者もそこそこいました。やっぱ山奥といえど東京だな-。秩父は祭の湯は別にしてこんなには人はいないと思う。
でも混んでいるといっても普段の土日ほどではなく、そこそこゆったりつかれました。まあ戻って高尾の温泉に行くよりはマシだったのではないかと。
温泉から上がった後は、バスの時間までかなりあったので、食堂でグラスビールを飲んで、冷たいそばはいだったので温かい肉そばを食べました。食堂はそばが中心でメニューも少なく、もう少しオリジナルなものがあった方が良い気がしました。
飯を食った後、15時16分の瀬音の湯経由のバスで帰ったんですが、なんと年末なのに増発便が出て、座りきれない人は後のバスにしてくれと言われてました。 やっぱ東京だわ-!でもその後、武蔵五日市からはホリデー快速に乗れて、新宿までノンストップで楽でした!
秋川渓谷 瀬音の湯 公式ホームページ
http://www.seotonoyu.jp/
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