• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

20040808-0809雲ノ平→高天原→竹村新道→湯俣温泉

太郎平、雲ノ平、高天原温泉、水晶岳、野口五郎岳、竹村新道、湯俣温泉( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (244 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

二日とも晴

利用した登山口

折立   高瀬ダム  

登山口へのアクセス

電車
その他: 040807(土)、08(日)
新大阪2332→きたぐに→432富山510→バス→720折立

040809(月)
高瀬ダム1627→タクシー→1655薬師ノ湯1818→バス→1829信濃大町1855→1952松本2022→ワイドビューシナノ26→2222名古屋2232→ノゾミ157→2323新大阪

この登山記録の行程

【1日目】
折立(07:26)・・・三角点(08:10)[休憩 3分]・・・太郎平小屋(09:11)[休憩 15分]・・・薬師沢小屋(10:17)[休憩 17分]・・・アラスカ庭園(11:33)[休憩 6分]・・・祖母岳分岐・・・祖母岳(12:07)[休憩 8分]・・・祖母岳分岐・・・雲ノ平(12:24)[休憩 14分]・・・高天原峠(13:22)[休憩 3分]・・・高天原山荘(13:52)[休憩 15分]・・・高天原温泉(14:17)・・・夢ノ平(14:28)[休憩 30分]・・・高天原温泉(15:08)[休憩 45分]・・・高天原山荘(16:13)

【2日目】
高天原山荘(04:50)・・・岩苔乗越(06:33)[休憩 9分]・・・ワリモ北分岐(06:49)・・・水晶小屋(07:10)[休憩 5分]・・・水晶岳(黒岳)(07:34)[休憩 11分]・・・水晶小屋(08:05)[休憩 17分]・・・東沢乗越(08:39)[休憩 2分]・・・竹村新道分岐(09:22)[休憩 7分]・・・野口五郎小屋(09:54)[休憩 31分]・・・竹村新道分岐(10:42)[休憩 10分]・・・南真砂岳(11:30)[休憩 13分]・・・湯俣岳(12:26)[休憩 16分]・・・槍見石展望台・・・湯俣温泉晴嵐荘(13:39)[休憩 55分]・・・高瀬ダム(16:04)

コース

総距離
約49.1km
累積標高差
上り約4,465m
下り約4,546m
コースタイム
標準30時間20
自己14時間29
倍率0.48

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 下界では厳しい暑さが続く8月上旬、私にとって予てから懸案の高天原温泉に行ってきました。また、以前北鎌尾根に行く途中に素通りした湯俣温泉と温泉をハシゴして北アルプスを横断しようと計画しました。ただ、休みの関係で日程は現地1泊2日のみであまりノンビリとすることはできませんでしたが、山と温泉で日頃のストレスを幾らかは解消できたと思っています(^_^)。以下簡単にUpします。

【山  域】北アルプス
【山  名】祖母岳、水晶岳南峰、野口五郎岳、真砂岳、南真砂岳、湯俣岳
【メンバー】単独
【 コース 】
20040808(日)
所要時間08h47m
折立726→810三角点813→911太郎平926→1017薬師沢小屋1027→1133アラスカ庭園1139
→1207祖母岳・アルプス庭園1215→1224雲ノ平山荘1238→1322高天原峠1325
→1352高天原山荘1407→1417高天原温泉→1428竜晶池1458→1508高天原温泉1553
→1613高天原山荘(泊)
20040809(月)
所要時間11h24m
高天原山荘450→522水晶池530→641岩苔乗越642→649ワリモ乗越→710水晶小屋715
→734水晶岳南峰745→805水晶小屋822→839東沢乗越841→922竹村新道分岐929
→954野口五郎岳1025→1038真砂岳分岐→1042真砂岳1052→1130南真砂岳1143
→1226湯俣岳1242→1339湯俣・晴嵐荘1434→1506無名避難小屋1514→1528車道終点1530
→1614高瀬ダム


20040808(日)
*土曜日の仕事を終え、サッカーのアジア杯の日本優勝をテレビで見届けてから出発、きたぐにで富山へ。予約していたバスで折立に到着。身繕い後に出発。
*ザックの重さは水1L入れて約7kg。外見だけは半袖Tシャツにランパンとランニング登山だが、練習不足で体が重い・・・(>_<)
*どうにか太郎平に到着。天気は良いが、周りの山の頂には雲がかかっている。
*自宅にメールを送ったりしてしばし休憩後、薬師沢に向けて出発。
*3分程後に小沢を横切る。
*最初はグイグイ高度を下げるが途中から緩く登ったり下ったり、なかなか長く感じる。何箇所か木道にベンチ、テーブルなどがある。
*木橋を3つ渡り、沢が近づいて尾根を下るとようやく薬師沢小屋到着。
*ここで水を補給。
*吊橋を渡り、一度河原に下りる。黒部川の水量は割りと少なそう。
*ここから雲ノ平に向けて急登。岩が多くて滑りやすく早くも足がつりかける(>_<)
*傾斜が緩むとすぐに木道末端。そのすぐ先に広場あり。
*一度、木道が途切れ、再び木道になるとすぐにアラスカ庭園。何組かのパーティが休憩している。周囲の山々の展望が良い!
*以後はずっと木道が続き、走れるところは走る。高原のジョグは気分爽快(^_^)
*奥日本庭園を過ぎるとアルプス庭園への分岐。目の前の丘が祖母岳、数分の登り。
*祖母岳頂上がアルプス庭園とのことらしい。ベンチとテーブルがありここも展望良好でのんびりしたい所。
*更に木道を辿り、雲ノ平山荘でしばし休憩!ここからは木道でなくなる。
*目の前のちょっとした峠を超え、アンテナのようなものが立つ無人施設を過ぎるとコロン尾根の下り。
*奥スイス庭園の標柱が途中にある。
*しばらくはお花畑の中の下り、高山植物に疲れが癒される。
*樹林帯に入りグイグイ下ると大東新道分岐の高天原峠。
*峠から一下りで木橋を渡り、ゆるく登っていくと広い湿原の横に出る。そこから雪の重みで(?)傾いた高天原山荘はすぐだった!
*この日はかなりの混雑で布団1枚に2人とのことだった。1泊2食で8400円。
*受付を済ませて荷物を整理してまずは竜晶ノ池を目指す。
*温泉を過ぎ、ゆるく登っていくと樹林帯の中にオアシスのような竜晶ノ池!反対側まで池の畔を歩いていくと樹林の背後に薬師岳が大きい!!!結局30分程池畔で休んでいた(^_^)。ただし、池を1周する道は無かった。
*温泉(からまつの湯)まで戻り待望の入浴!!!3つある温泉の内、下が女性用、真ん中が混浴露天、上が女性用露天で、男性が入れるのは一つのみ・・・やはり女性客が多いのか?
*小屋への帰路は登り、汗をかかないようにノンビリと戻った(^-^)
*ねむりの湯というのが他にあったはずなのだが、よぉわからんかった???
*高天原山荘の食堂は狭くこの日は夕食は第4陣まであった。YAMAYAMAは第3陣で18時から、男性単独行者ばかり4人のテーブルでしばし山談義(^_^)
*敷布団1枚に2人だったが毛布は1人に1枚あり、隙間風の入る山荘だったが、2階で登山者が多かったこともあり、半袖で寝ても全然寒くは無かった。


20040809(月)
*朝食は4時半から。早立ちの登山者は3時過ぎから起き出していた、YAMAYAMAも4時前には起床。
*朝食後、すぐ出発。温泉沢経由で登ることも考えたが、時間に余裕が無いので穏健に岩苔乗越を目指した。
*小屋の近くの湿原からは背後に薬師岳が大きく望めた。
*少し寒かったし、下草がぬれてそうだったので、雨具のズボンをはいて歩き出した。
*一登りすると水晶池への分岐、少し下るとここもオアシスのような水晶池。背後に水晶岳の双耳峰が池の背後に高い!
*分岐へ登り返し、更に樹林の中の道を登る。が、2日目で体が重くペースが全然上がらず(-_-)
*お花畑に出て振り返ると薬師岳が立派!
*沢を渡り、岩苔乗越までの道はお花畑のトレール、疲れて重い体が心は癒される。
*岩苔乗越、ワリモ乗越を過ぎ、ペースは更に落ち、水晶小屋手前の登りで軽装の男性単独行者2人が抜いていった。
*水晶小屋でしばし休憩。ガスが多く、展望はすっきりせず。
*水晶岳に向かう途中、雷鳥の親子発見!
*水晶岳南峰では雲ノ平方面は望めたが東側はガスで全く見えず。やはり百名山の一つだけあって登山者はそれなりに多い。去年も水晶岳には来たので今回は北峰はパス。
*水晶小屋に戻り、湯俣まではまだ大分時間がかかりそうだったので、ポカリスエットを補給。
*暑くなってきたし、ここからはランパンになって裏銀の縦走路に足を踏み入れた。大学生時代から実に20年ぶり!!!
*大学時代に逆コースで縦走した時、ガスの中何回もニセピークに騙された覚えがあるのだが、やはりいくつもアップダウンを超えていく縦走路である!
*東沢乗越の石仏(?)は20年前も覚えがあった。
*烏帽子方面からの縦走パーティも結構多く、何パーティもすれ違った。
*徐々にガスが晴れ周囲の山々の展望が良くなり、更にペースが落ち、休憩が増えた(^_^;)
*真砂岳の巻き道の手前が竹村新道の分岐。ここからしばらくで古い道標があり、真砂岳頂上への分岐だった。
*重い足を引きずってようやく野口五郎岳頂上に到着\(^o^)/北側すぐに見える錆びた金属の柱が立つピークも同じくらいの標高に見えたがどうなのだろう???
*野口五郎小屋を直下に見ることができた。
*ここで30分程大休止。男女二人組と男性単独行者がやってきた。写真をパチパチ撮り、栄養と水分を補給し、下山開始。
*竹村新道分岐までは戻らず、せっかくだから真砂岳頂上を踏んだ。頂上にケルンはあるが山名を表示するものは無し。
*真砂岳山頂から下る踏跡があったので、そのまま下山。巻き道と合流して尾根をグイグイ下る。
*途中崩壊地の脇を通るところもあるが、道はよく整備されている。
*南真砂岳を越えて樹林帯に入るまでは展望も良い。晴れていたら硫黄尾根や北鎌尾根がなかなかの迫力なのでは、と思われる。
*しかし、南真砂岳と湯俣岳への登り返しはわずかだが、疲れた体にはキツい(>_<)。
*湯俣岳は樹林の中のピーク。三角点があった。
*湯俣まで下山者を追い抜くことは無かったが、南真砂岳の下りで登りのパーティ3組とすれ違った。
*11時過ぎ頃から雨が降り出し、一時はかなりの本降りとなり湯俣に着く頃には汗と雨で全身びしょぬれ・・・
*湯俣の晴嵐荘で入浴(\500)。本来は河原に露天風呂を掘ったり噴泉塔に行って川湯に浸かったりノンビリするのが良いのだろうが、ここは内湯だけで我慢。しかし、内湯は狭かった!!!
*宿泊者もかなり多そうな感じだった。
*入浴後気を取り直し、びしょぬれの服をまた着て、高瀬ダムを目指す。ここはジョギングモード!でも、歩くのとあんまり変わらないペース(^_^;)
*再び強い雨となり、またもビショヌレ・・・
*無名避難小屋でしばし休憩。車道終点に出て、ダム湖畔のダートの車道を進み、長いトンネルを二つ越えるとようやく高瀬ダム到着\(^o^)/
*当初は葛温泉まで走っていって入浴の計画だったが、悠長にしてるとその日の内に帰阪できなくなるので、あっさり断念。
*タクシーを呼び、薬師ノ湯で温泉に浸かって(\600)、どうにかその日中に帰阪できた(^_^)高瀬ダム-薬師ノ湯:タクシー\5460(>o<)

 展望にはあまり恵まれませんでしたが、高天原、湯俣、薬師ノ湯と温泉をハシゴできたし、高天原界隈と竹村新道に新たに地図に青線を引けたし、まぁそういう意味では満足のいく夏山山行でした(^_^)

続きを読む

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

野口五郎岳

野口五郎岳

2,924m

南真砂岳

南真砂岳

2,713m

水晶岳

水晶岳

2,986m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

野口五郎岳 富山県 長野県

裏銀座コースの展望稜線を行く

最適日数
1泊2日
コースタイプ
周回
歩行時間
19時間
難易度
★★★
コース定数
74
野口五郎岳 富山県 長野県

岩苔小谷から水晶岳に登り、高瀬ダムへ

最適日数
3泊4日
コースタイプ
縦走
歩行時間
26時間20分
難易度
★★★★
コース定数
96
水晶岳 富山県

新穂高温泉から読売新道を使って水晶岳・赤牛岳を縦走

最適日数
3泊4日
コースタイプ
縦走
歩行時間
26時間50分
難易度
コース定数
106

244さんの登山記録

登山計画を立てる