石砂山北尾根(八坂山~鉢岡山~石砂山~伏馬田城跡~峯山~やまなみ温泉)
八坂山、峰、金剛山、杉峠、鉢岡山、川上峠、石砂山西峰、石砂山東峰、伏馬田城跡、峯山、やまなみ温泉( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
八坂山、峰、金剛山、杉峠、鉢岡山、川上峠、石砂山西峰、石砂山東峰、伏馬田城跡、峯山、やまなみ温泉( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
晴れ
電車
その他:
往路:武蔵小山5:07→東急目黒線→目黒5:10~22→山手線→新宿5:34~50→京王線特急→北野6:24~25→〃各駅→高尾6:35~42→中央本線→藤野6:55
復路:やまなみ温泉14:14→神奈中バス→藤野14:28~39→中央本線→高尾14:51→元祖敏々亭びんびん高尾店14:58~15:18→高尾15:30→京王線準特急→明大前16:15~18→渋谷16:25~33→山手線→目黒16:38
藤野駅7:00→お墓(八坂山登山口?)7:13~16→八坂山420m7:39→峰423m7:41~48→金剛山410m7:51→杉峠8:00→新和田(赤沢バス停分岐)8:04→鉢岡山460m8:20→市道(電柱篠原59番)8:36→県道517号8:43→釜の沢バス停先分岐8:46→石砂山北尾根入口8:48→大石神社8:50~52→〃〃入口8:55→巻き道を見送り尾根に登る350m9:10→川上峠499m9:38~50→石砂山西峰572m10:16→〃東峰578m10:26~40→伏馬田城跡分岐10:51→伏馬田入口バス停分岐11:02→伏馬田城跡(尾崎山)536m11:14→仁の丘11:24→菅井トンネル前(峰山分岐)11:33→青根・峰山分岐11:38→天神峠分岐11:45→峰山570m12:10~28→やまなみ温泉12:48
合計5時間48分
1月5日(土)は、新年早々ということでまた高尾山、の近所の藤野の石砂山をバリエーションルートの北尾根から登って来ました!
ルートはほぼ、松浦隆康さんの『バリエーションハイキング』(新ハイキング社)に載っている通りに行ったのですが、藤野駅から日連大橋を渡って割烹花咲の脇から八坂山に取り付くところが大規模な工事中で、少し戻って手前のお墓のところから斜面をトラバースして尾根に取り付きました。この工事のせいで八坂山山頂の標識は下り通行止になっています!
お墓から尾根に取り付くまでは、猪の足跡程度の踏み跡しかありませんが、尾根に乗ってからは明確な踏み跡が出てきて、要所要所にトラロープも張られているので、問題なく八坂山420mに登り着くことが出来ます。藤野駅から約40分で到着。山頂からは中央線沿線の山が扇山を中心にして一望できます。
八坂山から次の峰423mへは1~2分の距離で、さらに素晴らしい展望が待っています。今日登る山でここ以上の展望はないと思うので少し休憩。
峰から金剛山410mをピストンして杉峠に向かいます。金剛山山頂は前日光の古峯神社から招魂されたという山火事防止の神社があります。
杉峠は、さっき八坂山に取り付いた場所の少し先にある八坂神社から上ってくる古い峠道が横切っていて、その道を反対方向の鉢岡山方面に右折します。
平坦な歩きやすい道を進むと、すぐに新和田集落の上部に出て、鉢岡山へは集落をかすめるようにしてそのまま林道に入ります。
林道はまず送電線鉄塔の下を通り、展望台のような建物と不法投棄されたスバルレガシィの残骸の間を抜けると、灌木と下草が延び放題の伐採地に出て、西側から大きく回り込むように進むと、峰から約20分で鉢岡山460mに着きます。
朝早いから当然誰もいないだろうと思っていたら、先客が1人いました。鉢岡山の山頂には電波塔があって、昔は展望が良かったのですが、今は延び放題の灌木のせいで、間から少し景色が見える程度です。
鉢岡山からの下山路は、まず電波塔から電柱の続いている方に向かい、急斜面になる手前で左手の赤テープのある方に折れて、南側の尾根を下ります。この尾根は途中で2つに分かれるので右に進み、平坦になったところで右に下る山道の跡が出てくるので、そこを下ると56番の電柱のところから車道に降りられます。ただここは最後に急斜面になるので、もう少し先まで下って59番の電柱のところから降りた方が楽かもしれません。
車道に降りたら、左折してどんどん下ると県道517号に出ます。出たら左折して
2~3分進むと、土日はバスの来ない釜の沢バス停があり、その少し先に右に入る道があるので右折します。角に消火栓と飲料の自動販売機があります。
右折して少し進むと、橋を渡る手前に木の扉のついた害獣除けの柵があるので、そこが石砂山北尾根の取り付きです。でもついでなんで取り付く前に橋の向こう側の大石神社に寄って行きます。大石神社は文化財に指定されている社殿と神楽殿が一体化した立派な神社です。
さっきの害獣除け柵に戻って、8時55分、いよいよ石砂山北尾根に取り付きます。石砂山北尾根は最初は尾根を巻く山道からスタートします。この山道は最初2~3回は尾根を巻いた後、尾根上の道に合流しますが、約350mの尾根が南に向きを変える地点で西側に下って行ってしまうので注意が必要です。
350m地点でで南に向かう尾根に乗ると後は踏み跡のみとなって、黄色テープを目印に進むこととなります。ここから先の石砂山北尾根は、割りと緩やかな勾配の登りやすい尾根で、たまに倒木が道を塞ぐ程度でやぶもほとんどない歩きやすい尾根です。
そしてどんどん進んで行くと、登りはじめて約45分で石祠のある川上峠に到着。ここは鞍部ではなく499mピークの山頂なのですが、その昔篠原の集落と川上の集落を繋ぐ峠道が通っていたことから川上峠と呼ぶらしいです。ゴルフ場を見下ろす葉の全部落ちた自然林の林の気持ちの良い場所なので少し休憩して行きます。
川上峠から石砂山西峰は、一旦鞍部まで降り、緩やかな勾配の小ピークを1つ越えてから、最後に急斜面をよじ登ります。途中にある大岩は左右どちらからか巻きます。
そして川上峠から約25分ほどで石砂山西峰572mに到着。川上峠と同じような自然林の中のピークで、手書きのプレートがある以外は何もない場所なので、東峰で休憩することにしてそのまま通過。
西峰から東峰との鞍部まで下ると東海道自然歩道の道に合流するので俄然道が良くなります。そして整備された階段を登って石砂山東峰578mに10時26分到着。ここで大休憩にします。
石砂山東峰はテーブルやベンチが並ぶいかにも山頂といった感じの場所で、南側が刈り払われており、北丹沢の焼山から黍殻山の尾根を間近に見ることが出来ます。この山はヒルが出るので冬は登山シーズンのはずなんですが、他の登山者の姿は無し。隣の石老山は新年早々混んでるんでしょうけどね。
石砂山で今日の目的は達成したので、あとはダラダラとやまなみ温泉を目指します。ってゆーか、道志側に降りても16時過ぎまでバスが無いので、やまなみ温泉に下山するしか帰る手段がありません!
石砂山からやまなみ温泉は、篠原に下山して車道を行くのが一番近いのでしょうが、12時前に着いてもしょうがないので、いつもの菅井経由峰山の道で行きます。この道は山の集落間を繋ぐ古い山道をベースにしているため、平坦な非常に歩きやすい道になっていて、距離の割りにどんどん進めます。
それで時間調整のため、普段は行かない伏馬田城跡に寄って行きます。伏馬田城跡は、伏馬田入口バス停への分岐を見送り、さらに10分ぐらい進んだところに入口があります。入口の標識を曲がるとすぐ上に城跡があるように見えますが、そこではなく、一旦下って再度登り返した536mピークに城跡の標識があります。標識以外に古い石碑が幾つかあり、展望は特にありませんが、木々の間から、石砂山よりさらに近づいた焼山が大きいです。
伏馬田城跡からは、来た道は戻らず直接菅井に下る道があるのでそちらの道を下ります。この道は最後仁の丘という見晴らしの良い農園に出て、菅井集落に下り立ちます。
菅井集落に下りたらしばらく車道を進みます。すると山岳界でも有名な片山右京さんのレーシング会社のすぐ先のT字路のところに菅井下のバス停がありますが、ここも土日はバスの便がありません。悪しからず。でもここで右折して峰山を経由せずに車道を行った方がやまなみ温泉まで1時間近く早いです。
菅井下バス停前を直進するとすぐに菅井トンネルです。峰山へはこの手前の道を右折します。
ちなみにトンネルを抜けて道志側に降りると30分ぐらいでいやしの湯にも出られます。15時半にいやしの湯を出れば東野か平丸のバスに間に合うので、時間が合ったらこちらで温泉という選択肢もあります。
といっても今からでは早すぎるので、予定通り峰山経由でいやしの湯を目指します。峰山への道は右折後、坂の一番上の民家の脇から未舗装の林道に入り、峠まで上ります。峠で林道は終わり、左に行く山道は天神峠への道で、峰山は直進します。
直進するとすぐ網子への分岐を分け、その先に見晴らしの良い送電線鉄塔があります。網子への分岐はその後も2~3箇所出てきて、それを見送りながら起伏の少ない道を進むと、峰山山頂への分岐が出てくるので、そこを上ります。もう少し先の小舟側から登る道もありますが、時間は変わりません。
峰山山頂への道はひたすら階段の最後にして結構しんどい道です。でも低山なんで菅井トンネルから40分で12時10分に到着。峰山570mの山頂には南側と東側が刈り払われた広場になっており、丹沢の大室山とさっき登った石砂山が良く見えます。
今朝登った金剛山と同じコンセプトの山火事防止のための神社があって、祭神は違うんだろうけれど、この辺に山は登り易い分だけたびたひ山火事に襲われたんでしょうね。何はともあれここで本日最後の大休憩。
峰山からはやまなみ温泉と東尾垂の湯、2つの温泉に下山することが出来ます。でも2019年初頭現在、東尾垂の湯はポンプ故障のため長期休業中なので、やまなみ温泉に下山するしかありません。
やまなみ温泉への道は、分岐後、滑りやすい急坂が続きます。ここトラロープも何もないので天気の悪い日は要注意です。でも低山なのですぐにやまなみ温泉バスターミナルの脇に下山出来ます。やまなみ温泉は2~3分のところ。
やまなみ温泉は、旧藤野町の日帰り温泉施設で、今は相模原市立となっています。料金は3時間700円で、泉質はph9.0のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫黄塩泉。まあ要するに若干アルカリの若干しょっぱい、若干湯の華が浮いている薄口の温泉なんですが、場所的に高尾のすぐ先でバスの便も多いのでとても便利です。
ここで1時間少々ゆっくりしてからバスで藤野駅に出て、高尾まで行ってから南口のいつものびんびんで八王子ラーメンを食べて帰りました。
相模湖近くの立ち寄り温泉 藤野やまなみ温泉
http://yamanami-onsen.jp/
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