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雲取山一泊登山(温泉山荘一泊)

雲取山( 関東)

パーティ: 1人 (みっちゃん さん )

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行程・コース

天候

初日:曇りのち時々晴れ、2日目:早朝、吹雪、のち晴れ

利用した登山口

親川   鴨沢  

登山口へのアクセス

バス
その他: 奥多摩駅よりバスで親川へ

この登山記録の行程

【1日目】
親川(09:25)・・・丹波天平(11:10)[休憩 10分]・・・サオラ峠(12:00)[休憩 25分]・・・三条ノ湯(14:10)

【2日目】
三条ノ湯(03:40)・・・三条ダルミ(05:40)[休憩 15分]・・・雲取山(06:10)[休憩 110分]・・・小雲取山(08:15)[休憩 5分]・・・雲取奥多摩小屋(08:40)・・・ブナ坂(09:10)[休憩 5分]・・・七ツ石山(09:45)[休憩 5分]・・・七ツ石小屋(10:10)・・・堂所(10:30)・・・小袖乗越(11:00)[休憩 10分]・・・鴨沢(11:35)

コース

総距離
約26.4km
累積標高差
上り約3,015m
下り約3,035m
コースタイム
標準11時間40
自己9時間35
倍率0.82

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

親川から丹波天平まで九十九折りの道をひらすら登り、途中、林が開けたあたりでコースが分かりづらく逸脱してしまったため、GPSで場所を確認し、軌道修正。丹波天平で小休止後、小雨がぱらついたがサオラ峠に到着するまでには止んだ。サオラ峠で参拝し、三条の湯に向けて細いひたすら歩く。途中、いくつか沢があり、その沢沿いを歩き、橋を渡り、また沢沿いを進む。やがて、三条の湯が見えてくる。
三条の湯には14:00過ぎに到着。Check In後に小屋に入り、着替えをしていると小屋のオーナーが薪ストーブに火をつける。絶妙なタイミングだ。濡れたウエアーを薪ストーブの周りにあるロープにかけたハンガーにぶら下げる。そして待望の温泉。ほんのり香る硫黄とつるつるした優しい湯が冷えた体にはたまらない。決して熱すぎず、ぬる過ぎず、丁度良い湯かげんで、30分ほどのんびりと浸かり、小屋へと戻りベランダで持参したビールを一杯。空を覆っていた雲が流れ、青空がどんどん拡大していく。
早朝出発したため、布団の中でお昼寝。
17:30に夕飯のお呼びがかかる。山小屋の食事としては豪華だ。地の野菜や穀物、南米産のジャガイモなど調理したもの、また、食害防止でハントした鹿の肉の燻製。ご飯は、澤の水をつかって薪で炊いたおこげ付きの白米で、いくらでも食べられる。夕食後には筒の楽器で演奏会や山のお話し。その後、また、温泉を楽しみ、翌朝の準備を行い、20:00に寝床へ。
3:00に何となく起床。静かに着替えて、炊事場で前夜に作ってもたっらお弁当(ちらし寿司)と持参したバナナを食べて、03:40に出発。空は星空だ。三条だるみに向けて歩いていると、途中、路面が凍結している場所が出始めたが、アイゼンは使用しなくとも行けそうだ。三条だるみまでもう少しというところで、雪が舞い、あっという間に吹雪になった。三条だるみで休憩する予定をしていたが、吹雪でそれどころではない。雲取山山頂まで急登となり、路面も凍結していたが、アイゼン無しでどうにか山頂小屋に6:10に到達。吹雪は止む気配はなく、ご来光は絶望的だ。小屋の中には一夜を過ごした3名の登山者が下山の準備をしていた。小屋の中の気温は2℃とひんやりしている。
小屋の中で暖をとり空腹を満たしていると、周りが明るくなるとともに雪雲が流れ青空に。
小屋の窓から太陽の光が差し始めた。すぐに小屋から出てご来光を拝む。
頂上からは富士山を始め、奥多摩周辺の山々から丹沢、北アルプスの白く染まった山々が一望できる。早起きしたご褒美だ。
8:00に山頂を出発し、鴨沢に向かう。週末とあって年末でも鴨沢からの思った以上の登山者とすれ違う。
右に富士山、北アルプスを見ながら、ひたすら下る。途中、七つ石山に登り、そしてまた下る。場所によっては急登があり、思った以上に上るのは大変だと思った。下りでよかった。鴨沢には思った以上に早く到着。バスは鴨沢手前の停留所、留浦からあるようだ。バスの停留所間の距離が短く、歩いても10分程度だ。
今回、初めての雲取山であるが、三条の湯山荘に宿泊し、湯に浸かってゆっくりできる魅力と山頂からの眺めが素晴らしかった。冬ならではの楽しい登山を経験だった。

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フォトギャラリー:26枚

親川登山口、バス停の石垣から登る。民家の前を通過して山の中へ。

倒木の生えたコケ

小さな沢

大きな沢

三条の湯が見えた

三条の湯のフロント

食堂での演奏

お風呂。石鹸やシャンプーの使用はご法度。ここは東京の水源地。

早朝、三条だるみへ。残雪が凍っている。

三条だるみから山頂へ。吹雪で前が見えないぞ!

微かなご来光???

おやおや!

やったぜ!

山頂からの富士山。

山頂からの富士山。

すごいぞ!!

富士山付近は突風で雪が舞てるぞ!!

北アルプスも良く見える!

雲取山山頂小屋

奥多摩湖。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ 軽アイゼン GPS機器 ライター カップ
クッカー

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登った山

雲取山

雲取山

2,017m

七ツ石山

七ツ石山

1,757m

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