行程・コース
天候
曇り。雪は降らず!
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:武蔵小山5:07→東急目黒線→目黒5:10~22→山手線→池袋5:43~6:00→東武東上線→小川町7:13~20→〃→寄居7:35~42→秩父鉄道→野上7:56
復路:秩父温泉前11:30→皆野町営バス→皆野11:48~12:00→秩父鉄道→御花畑/西武秩父12:17~38→西武秩父線→飯能14:31~40→快速急行元町・中華街行→渋谷15:38~40→東急東横線各駅→学芸大学15:48
この登山記録の行程
野上駅8:02→萬福寺(長瀞アルプス登山口)8:10→天狗山分岐8:27→304mピーク8:33→氷池分岐8:39→野上峠8:44→小鳥峠8:49→奈良沢峠(林道)8:51→毒キノコに注意の看板(宝登山山頂入口)9:00→宝登山9:16~30→関東ふれあいの道標識9:39→西光寺(登山道出口)9:48→山形バス停9:50→根古屋橋バス停10:05→満願の湯10:16
合計2時間14分
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2月9日(土)は、関東地方に雪の予報が出ていたので、雪が降ってる最中に登ると面白そうな山ということで、長瀞アルプス経由で宝登山に登って来ました!
そしたら、さすが南岸低気圧に強い北秩父、雪は全然降らず、当然雪を被ったロウバイの写真も撮れず、ただ普段より重い荷物を担いで何もない裏山をウロウロしただけというしょーもない結果になってしまいました!行った意味無し!
まあそれでも、以前から気になっていた宝登山から直接満願の湯に下る道の探索だけはして来ました。この道は、地元の山仕事の道をつないだ半分バリエーションルートみたいな道かと思っていたんですが、関東ふれあいの道が通っている関係でマイナールートの割にはとても良く整備されており、立派な標識も随所にあるので、誰でも問題なく行くことが出来ます。ちなみに下の車道に出たところから満願の湯までの距離は約3キロです。
長瀞アルプスのスタートは長瀞駅の1つ寄居寄りの野上駅です。駅前の道を真っ直ぐ進み、しばらく行ったところで標識に従い右にカーブして行くと萬福寺というお寺と観光トイレがあり、その横から取りつきます。
登山道は、最初のうち掘れた中に石がゴロゴロある滑りやすい道を進みますが、尾根に上がると良く踏まれた歩きやすい登山道となり、それが最後まで続きます。
ピークを適度に巻きながら進んで行くと、まず最初に天狗山の分岐に着きます。この天狗山は登りきった最高地点ではなく、ピークから反対側に下ったところにある神社なので、今回は行くの面倒なんでパス。
天狗山分岐からさらに5分ほど進むと、304mピークに着きます。ここは巻き道もあるんですが、山頂まで1分もかからないので一応寄って行きます。ただ山頂には何も無し。
304mピークを過ぎると、次は氷池分岐があり、ここも下ってしまうのでパス。
氷池分岐の次は、野上峠という十字路があります。道が横切っているので峠とわかりますが、野上峠の標識はありません。
野上峠の次は小鳥峠で、ここは標識はあるんだけれど、峠道が藪に埋もれてしまっています。
そして小鳥峠のほんの少し先が林道が通っている奈良沢峠で、ここで実質的に長瀞アルプスは終わり、あとは宝登山登山口まで林道を進みます。
長瀞アルプス登山口から奈良沢峠までの所要時間、今日は雪が予想されるため登山靴なので全然走らずに約40分。やっぱ雪がない楽すぎて…。
それでもそろそろ降りだすんじゃないかと、希望だけは大きく持って、林道を進みます。
林道を緩やかに登って行くと、10分ほどで左手に毒キノコに注意の看板が現れます。そこが宝登山山頂への入口です。ここから山頂まで標高差100mほどしかないのですが、階段が多くて意外としんどいです。
ただ、階段のせいというより、今日は雪用にゴアウインドストッパーのズボンをはいてきたので、それが出だしから暑くて暑くて、そのせいでしんどく感じただけかもしれません。普段の格好だとしんどくもなんともないかも。
それでも16分ほどで登りきり、9時16分、宝登山山頂497.1mに到着しました!長瀞アルプス登山口から1時間6分、トレランシューズで普通の荷物だったら1時間切れるなって感じですね。
宝登山山頂は南側が刈り払われていて、秩父盆地と隣の皆野アルプス(破風山)が一望出来ます。
さて山頂まで来たら、何はなくともロウバイです。宝登山のロウバイなんですが、昔来た時は山頂から少し下ったところに小さなロウバイ園が1つあるだけだったのに、久しぶりに来てみたらそれが何倍にも増えていました!っていうか、山頂直下の東側から南西にかけて全部伐採して、そこにロウバイを植えたので、山頂と神社がロウバイの海中に取り残された島みたいになっていました。いくら観光客がたくさん来るからって、ちょっとやり過ぎ…。
でもまあありがたく見学させていただいで、一回り後、長瀞駅の方には下らず、今来た道を毒キノコの看板がある林道まで戻って根古屋方面に進みます。ちなみにこの根古屋というのは皆野町営バスの日野沢線と金沢線が交わる根古屋橋バス停のことです。
毒キノコの看板からまず林道を下って行くと、車が通れる林道の終点のような場所に着き、そこに関東ふれあいの道の石碑と標識があるので、それに従い左折します。
左折してさらに下って行くと、いつしか林道は人しか通れない幅の山道に変わります。でも道はしっかりしているので心配はありません。そしてほどなく車道に出ます。前に西光寺というお寺があります。
車道に出たら左折します。するとすぐ皆野町営バス金沢線の山形バス停があります。このバス停から皆野駅にバスで行くことも出来ますが、満願の湯へ行くのでそのまま緩やかな坂道を下ります。2kmほど下ると左手に橋があるので、そこを渡ると根古屋橋バス停です。このバス停は金沢線と日野沢線、両方の皆野町営バスに乗ることが出来るので、乗れるバスの本数が2倍になります。
満願の湯は、根古屋橋バス停から今来た橋の上を戻って、反対方向に2バス停ほと進んだところです。歩いて10分ほどの距離です。
そして10時16分、満願の湯に到着。雪山を想定していたので12時過ぎに着く予定だったのですが、まるで降らなかったので2時間早く着いてしまいました!
満願の湯は皆野町の日帰り温泉施設で、料金は土日900円(3時間)、泉質はph9.3の単純硫黄温泉です。秩父観音霊場の最後の水潜寺の近くにあるため、観音霊場廻りを全て終えた(満願になった)人が巡礼の汗を流す温泉として、満願の湯と名付けられました。
ハイキングでは、主に破風山、城峯山に登った人が帰りに寄るのですが、最近は隣の宝登山にも触手を伸ばし、人数がまとまったら長瀞駅まで送迎バスが迎えに来てくれるようです。今日下ってきた道を来ればバスはいらない気がするんですが、長瀞町的には駅の方に下山して飲食してくれないと町の利益にならないので、このルートは地図から抹殺されており、しょうがないんで皆野町が長瀞駅まで迎えに行ってるってことだと思います。
意地を張らずに合併して北秩父市とでも名乗れば全て解決するんでしょうが、そうはいかない田舎の事情があるんでしょうね。
満願の湯は、10時開店のところへ10時16分に行ったので連休とはいえ当然空いていて、まあ雪の予報が出ていたので、都心の人のみならず地元の人もこの日は自粛したってのもあるんでしょうが、超ゆったりとお湯につかってのんびりすることが出来ました。
でも帰りのバスの時間が11時30分を逃すと、14時15分まで無いので、昼飯は諦めてビールだけ飲んで皆野駅へ。
皆野駅は高そうな鰻屋が2件あるだけなので、すぐ来た秩父鉄道に乗って西武秩父で何か食べようと向かったら、武甲山に雪が積もって真っ白で、その先の西武秩父線沿線も雲がかかって絶対雪が降ってる感じだったので、電車が運休になったら帰れなくなるため、西武秩父で昼飯も諦めて、そのまま西武線に乗って帰ってしまいました。
いつものことながら、秩父も南部と北部じゃ天気が違うな-。
ちなみに西武秩父線沿線の雪ですが、芦ヶ久保~正丸の峠周辺だけで、吾野から先は完全に無くなりました。
長瀞アルプスハイキング | 長瀞町観光協会公式サイト
https://www.nagatoro.gr.jp/長瀞アルプスハイキング/
秩父温泉 満願の湯 | 奥長瀞自然峡
http://www.chichibuonsen.co.jp/
町営バス | 秩父音頭のふる里 皆野町 埼玉県秩父郡皆野町ホームページ
https://www.town.minano.saitama.jp/traffic/bus/
フォトギャラリー:35枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
みんなのコメント