行程・コース
天候
曇りのち晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:武蔵小山5:45→東急目黒線→日吉6:03~04→東急東横線→横浜6:20~36→東海道線→熱海7:59~8:05→東海バス→玄岳ハイクコース入口8:23
復路:伊豆仁田15:06→伊豆箱根鉄道駿豆線→三島15:20~37→東海道線→熱海15:51~16:06→上野東京ライン→横浜17:16~28→東急東横線→武蔵小杉17:41~47→東急目黒線→武蔵小山18:01
この登山記録の行程
玄岳ハイクコース入口バス停206m8:25→舗装道路終点8:42→熱海新道陸橋9:02→好展望地9:19→玄岳799.2m9:28~40→伊豆スカイライン9:46→氷ヶ池9:57~10:02→荒れた林道10:13→熱函道路10:29→丹那断層10:41~50→熱函道路陸橋11:02→畑毛分岐(知らずに通過)11:08→別荘地に迷い込んで道迷い→畑毛分岐(戻る)12:03→柿沢川12:32→柏谷横穴群12:57~13:15→湯~トピアかんなみ13:20~14:40→伊豆仁田駅14:53
合計4時間(17.8km。湯~トピアかんなみ迄。別荘地での道迷い分除く)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2月23日(土)は、熱海の玄岳に登って来ました!でもそれだけじゃすぐに終わってしまうので、伊豆箱根鉄道駿豆線の伊豆仁田駅まで、丹那断層→柏谷横穴群→湯~トピアかんなみとつないで縦走してみました。
玄岳から伊豆仁田方面に下る登山道は、昭文社の山と高原地図に載ってないだけで地元が整備したものがあります。でも一般道に出てからが意外とわかりにいです。というのは、あの辺りは箱根や熱海に近いのため別荘地が多く、その別荘地に行く道だけが広く立派に整備され、昔からある道は狭い枝道のようになっているので、昔からの道がメインに描かれている地図とは道の感じがかなり異なります。
で、良い道に引き込まれて別荘地に迷い込むと、山の一角だけを切り開いて造られた別荘地のため、道がことごとく外部に通じておらず、出られなくなります。そもそも細かな道が多すぎて、地図を見ても現在地がわからなくなってくるし、そのせいで今回は1時間も時間をロスしてしまいました。
でも、道に迷わずすんなり行ければ、後半一般道が多いので、熱海から玄岳を越えて伊豆仁田まで縦走するのは、距離の割りにそんな大変なことではありません。熱海に戻らなくとも日帰り温泉はあるし、断層とか横穴群とか河津桜とか見るべきものもそこそこあるので、玄岳に下から登りたいけど余った半日どうしようと思っている人に結構お勧めです。
という感じで、まず玄岳には熱海からひばりヶ丘行のバスで玄岳ハイクコース入口バス停まで行きます。朝雨が残る可能性があったので、当初の予定より1時間遅れの8時25分スタート!バス停のすぐ手前に大きな玄岳の標識があるので、そこからまず別荘半分普通に住んでるの半分みたいな感じの住宅地の中の急坂を登って行きます。
住宅地が終わってもうしばらく登って行くと、舗装道路の終点に着き、その先は荒れた林道みたいな山道を登ります。特に見るべきものもない単調な道なのですが、適度な傾斜で効率良く高度を稼いでくれます。
そして30~40分登ったところで熱海新道の上を陸橋で越えます。これが途中にある唯一のランドマーク。
さらに単調な道を登って行くと、徐々に道の両脇に笹藪が増えて来ます。そうなれば山頂まであと少しで、突如として熱海方面が見下ろせる好展望地に飛び出します。最後の休憩に良さそうな場所です。
でも山頂まであと少しなので休まず通過すると、玄岳山頂東下の広い笹原に出て、あとは笹原の中の急坂をよじ登れば、玄岳山頂799.2mに到着です。バス停からほぼ1時間ちょうどで到着しました。
玄岳山頂は笹原を刈り払った広場のような場所で、熱海方面は当然のことながら、反対側の沼津方面も見おろせます。若干ガスっているものの沼津アルプスが良く見えます。天気が避ければ富士山も見えるんでしょうが、今日は残念ながら見えず。
玄岳山頂で風をよけながら10分少々休憩したら、反対側の道を氷ヶ池を目指して下ります。箱根みたいな笹原の中の道なんですが、笹の根が滑ったり、中途半端に刈られた笹の切り株がひっかかったりして、意外と歩きにくいです。
その歩きにくい道を5~6分下ると伊豆スカイラインに出るので、車に注意して渡って右に少し行くと、続きの道があるのでもうひと下りします。すると下りきったところで三叉路にぶつかります。ここが函南方面に下る道の分岐です。でもその前に氷ヶ池を往復します。氷ヶ池は山の中の窪地に水が貯まったような場所です。
氷ヶ池からさっきの分岐に戻って下山を始めます。最初のうちは深い笹藪の中に切り開かれた道を行きますが、すぐに林の中の荒れた林道のような道に出ます。林道に出る手前の右側にあるテープに引き込まれないように注意。荒れた林道はやがてコンクリートで舗装された道となり、牧場の脇を抜けて熱函道路に飛び出します。
熱函道路を渡り、さらに下り続けると丹那断層の標識が出てくるので、左の道に入るとすぐに丹那断層公園に着きます。氷ヶ池から約30分で到着。公園内には断層が見られるように穴を掘った上に屋根が被せてある展示スペースがあります。伊豆のジオパークの模型やトイレもあります。ここで2度目の休憩。
休憩後、公園の前のクネクネ曲がった道を西に進みます。すると新山集会所がある交差点に出るので左折して再び熱函道路を今度は陸橋で渡ります。
ここから伊豆仁田へは地図で見ると一本道が通じているので、何も考えずとにかく前に進めばいいはずなんですが、そうは問屋がおろさなかったのが問題!
最初に書いたように、この辺りは高原状の別荘地にするにはもってこいの場所なので、あちらこちらに広大な別荘地が広がっていて、道もそこに向かう道だけが広く立派に整備されていて、古くからの道は狭いままなので、一本道のつもりで道なりに進んで行くと、別荘地の中に入り込んでしまいます。
で、横に下ればいいだろうと思って行くと、ことごとく行き止まりで出口がない!すったもんだしたあげく、別荘地の入口まで戻ってその手前で車が多数曲がって行く道に入ると、そこも別荘地の奥の方に通じる道で、伊豆仁田方面に下る道は行き止まり!
また元に戻って、さらにはるか手前まで戻って「畑毛」方面の標識がある角を曲がって、ここが正解だったみたいで、ようやく伊豆仁田方面に下ることができました。結局1時間近くタイムロス。
畑毛方面の標識がある分岐は、別荘地に向かう道は立派な2車線の道。畑毛方面に行く道は1.5斜線の簡易舗装の林道みたいな道。しかも畑毛方面に曲がってすぐ、別の別荘地に向かう立派な道が右上に分岐しているので、そちらに引き込まれる危険性もあり。
たまに地元の車が通るぐらいの交通量の少ない道を、30分ほど下ると、いとも簡単に柿沢川とその支流が交わる辺りで、伊豆仁田の市街地に出ました!あの苦労は何だったんだ!
柿沢川の周辺はやたらに満開の河津桜の木が多く、綺麗な場所だな~と思っていると、函南町がさくら祭をやっていたので近くまで行ってしばし見学。会場内に入って見るのは、ただ土手の広場でカラオケ大会やってるだけなので…。
さくら祭会場から、白道坂という坂を上って反対側に下ると、湯~トピアかんなみの標識と柏谷横穴群の標識があるので、そこを左折してまずは柏谷横穴群に向かいます。
ここは、一言でいうと埼玉の「吉見百穴」みたいな遺跡で、公園の脇の斜面に古代人の住居かなんかの横穴がたくさんあります。あえて見に行くようなものではありませんが、湯~トピアかんなみから5分ほどの場所にあるので、温泉に行くならついでに寄っても損はありません。
柏谷横穴群を見学したら、あとはダラダラ歩いて湯~トピアかんなみに向かいます。湯~トピアかんなみは、静岡県の函南町にある日帰り温泉施設で、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉。中はちょっとボロいですが、料金は700円と安目で、内湯も露天風呂もわりと広く、サウナも2つあるのでお得感があります。
でもそれだけじゃ普通の日帰り温泉なんですが、ここの凄いところはとにかく「沼津アルプス」の眺めが良いことです!露天風呂からも食堂からも、大平山と鷲頭山中心に沼津アルプスが一望出来ます。
それもそのはず、湯~トピアかんなみのある伊豆仁田駅は、奥沼津アルプスの最寄り駅である原木から1駅しか離れておらず、下山後歩いて寄り道するのも十分可能な距離にあるからです。昔、沼津アルプスの帰りに伊豆長岡まで行ったことがあるんですが、こっちの方がはるかに近いです。
温泉で汗を流した後、今日は、朝1時間遅く来たのと途中で1時間タイムロスしたのもあり、意外とラーメン激戦区の伊豆仁田駅周辺のラーメン屋を探索するのは諦めて、温泉の食堂で極めて普通の市役所の食堂にでもありそうなカツカレーを食べて帰りました。
でもそれだけじゃ腹いっぱいにならなかったので、三島駅の立ち食いそば屋で「三島コロッケ蕎麦」も食べました。これもごく普通のコロッケ蕎麦。ワサビ入れるとかしてもう少し頑張れ三島コロッケ!
熱海駅(静岡県)から玄岳ハイクコース入口 バス時刻表 - 熱海駅-ひばりヶ丘・上の山[東海バス]
https://www.navitime.co.jp/bus/diagram/timelist?departure=00307078&arrival=00307026&line=00055492
丹那断層公園 | 南から来た火山の贈りもの 伊豆半島ジオパーク
https://izugeopark.org/geosites/tannadanso-park/
柏谷横穴群 | 南から来た火山の贈りもの 伊豆半島ジオパーク
https://izugeopark.org/geosites/kashiya/
湯~トピアかんなみ【公式ホームページ】
http://yu-topiakannami.jp/
フォトギャラリー:50枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ |
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