行程・コース
天候
晴れ(風強し)
登山口へのアクセス
電車
その他:
往)越生駅から徒歩
復)都幾川四季彩館からイーグルバス。(せせらぎバスセンターで乗換)東武線武蔵嵐山駅
この登山記録の行程
越生駅(東武越生線7:22着/7:45出発)-(越生神社)-高取城址(8:15)-幕岩展望台(8:57)-大高取山(9:10)-(梅園神社)-越生梅林(9:45着/10:15発)-(最勝寺)-上谷の大クス(10:57着/11:13発)-弓立山登山道入口(11:40)-弓立山(12:05着/12:20発)-八幡神社(12:47)-四季彩館(13:03着)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
花の便りに誘われて、越生の大高取山と梅林を訪ねてきました。5分咲きの梅林は十分楽しめましたが、ついでのつもりで立ち寄った上谷(かみやつ)の大クスは圧巻で、脇役が主役を食うとはこのことです。
≫都心の梅の咲き具合からすると少し早いかな~と思いつつ、越生駅に降り立ちます。 初めて降り立つ駅というのは良いもので、駅前の枝垂れ梅や太田道灌ゆかりの案内板に気分が盛り上がります。
大高取山は駅から気軽に登れる里山で、山頂から北に下れば越生梅林です。 その越生梅林は先週から梅まつりが始まったばかりで、花は5分咲きといったところでしょうか。 若干物足り無くはありましたが、早春の気分を味わうには調度良い咲き具合だったかもしれません。
越生梅林から弓立山に向う途中にある大楠が次のお目当てです。 昭文社の地図ではその先が行き止まりに見えますが、調べてみると北に通り抜ける地道が有りそうなので立ち寄ってみました。 林道の入口の「上谷(かみやつ)の大クス」と書かれた看板に俄然期待が高まります。
遠目からもそれと分かる大クスは正に圧巻で、今まで見て来た巨樹の中でも1、2を争う風格です。 実は日比谷公園にお気に入りの楠の大木があるのですが、その大木でさえ、この大クスの枝の一振り程度かと思えてしまいます。 案内板に埼玉県下第1位、全国でも16位の巨木とありましたので、立ち寄った甲斐があったというものです。
大クスの裏手に続く山道に入り、ぞろぞろと登ってくるハイキングイベントのハイカーさん達に道を譲りながら大附の集落に出ると、車道を少し登った所から弓立山に取り付きます。 弓立山の山頂からは霞がかった武蔵野丘陵が一望できました。
ところで、弓立山の山頂で埼玉県警のお巡りさんに職務質問されたのには驚きました。 聞けば先般の堂平山の山火事が不審火だった可能性があるそうで、こうして巡回をしているそうです。 不審火は論外ですが、展望の良い山頂でBBQをする人もいるそうなので、ちょっと笑えない話です。
弓立山を北に下って八幡神社に下山の挨拶を済ませると、都幾川四季彩館のお風呂に初ドボーン!
初めてのイーグルバス路線を乗り継いで、これまた初めての武蔵嵐山駅前の東雲食堂で熱燗を頂き、花と巨木を巡った一日もしっかり締まりました~。 (嫌なものも飛び始めました・・・ズズッ)
本日の総歩数28,144歩、歩行距離18.4km、消費カロリー1,279kcal、脂肪燃焼量91g也。
フォトギャラリー:94枚
初めて降り立つ越生駅。国鉄時代の名残りを残した様な駅名の看板が味を出しています。
駅前の枝垂れ梅が気分を盛り立ててくれます。
越生は太田道灌ゆかりの地だそうです。
道灌の波乱に富んだ生涯ならば、大河ドラマも有りではないでしょうか!?
マンホールの図柄にも梅と山吹ですね。菊とカエルが気になります。
駅前から高取山に向います。
山の麓の越生神社に入山のご挨拶。
境内には足腰にご利益が有るという子の権現の祠があって、銅製のわらじが添えられています。
〆縄が掛けられた狛犬の不遜な笑い顔。まるでお縄を掛けられた大泥棒の風格(!?)です。
こちらはお縄になってしょぼんとした様な、、、(笑)
昔の、熱気にあふれる越生神社のお祭りの写真が残されていました。
神社の裏手から登山道に入ります。
尾根を登り切った小ピークは高取城址です。
平らに均された城址には、越生神社の奥宮が鎮座していました。
〆縄のかかった二本の巨木が雰囲気を高めています。
尾根道沿いにはシダの下草が目立ちます。
途中の展望台で展望が開けます。
昭文社地図には載っていませんが、大高取山の手前から幕岩の展望台に向う巻き道がありました。
巻き道を通って、幕岩の展望台へ寄り道。
大高取山に登り返します。
三角点のある、大高取山(376.2m)の山頂は、南側だけ展望が開けています。
山の東面はゴルフ場で、時折プレーヤーの歓声が聞こえてくるのはご愛敬です。
山頂からほんの30分ほどで里に下りてきました。
越生梅林は直ぐそこです。
梅林に入る前に、梅園神社にお参り。
個性的な狛犬は大正生まれでした。
写真で気付きましたが、両方とも吽形? お腹の下の天女らしき人形も気になるところです。
橋を渡って梅林に入りましょう。
入園料は300円です。
福寿草のお出迎え。 並んで植えられているようで、やや野趣に欠けるのが残念です。
梅の開花具合は、5~6分といった感じでした。
いわゆる「梅林」という場所は初めてですが、いいものですね~。
♪
天気も良くなって、青空に花が映えます~。
♪
♪♪
♪♪♪
良い感じです♪
蝋梅は終わりかけです。
満開になったらさぞ素晴らしいでしょう~
屋台も沢山出ていました。
こちらは銘木「魁雪」。太田道灌親子も愛でたかもしれない!?古木らしいです。
梅林を後にして、今度は上谷(かみやつ)の大クスに向います。
良く見れば、足元にはホトケノザやイヌフグリが小さな花を咲かせています。
途中立ち寄った名刹、最勝寺の梅も見事でした。
最勝寺の向いの「大豆工房みわ」で試食させて貰ったお豆腐は、間違いなく過去最高のお味でした♪
道端の花も、、、
菜の花も、、、春を告げています。
野趣味たっぷりの福寿草を発見。
サクラソウですね。何故か懐かしい~。
大クスまで、30分程の林道歩きです。
見上げると、、、一目でそれと分かる巨木の雰囲気が漂っています。
先ずは手前の広場から、、、それでも大きさに圧倒されます。
幹周り15m、樹高30m、推定樹齢千年以上、埼玉県下第1位、全国でも第16位に認定さてているそうです!!
近付くほどに圧倒されます。
テラスの男性と比べると大きさが分かりますね。
根元には祠があります。
反対から見ても、でかい!
兎に角でかい!
一旦、周りの景色を眺めてクールダウン。
もう一度見上げて、再びその大きさに圧倒されます。
とても一本の樹の枝振りとは思えません!
しつこい様ですが、もう一度。
遠近法を差し引いても、見事にでかい!!
名残りを惜しみつつ大クスの裏の登山道へ。根元の人が見えますか?
大クスから北に抜けると、大附の山上集落です。
八朔200円。
車道を登って行くと、弓立山登山口の標識があります。
長閑な風景ですね。
ゴルフ場が見えるのが玉に傷ではあります。
先月山火事があったという堂平山。右に笠山も見えます。
誰もいない弓立山に到着。
気持ちの良いピークです。(この後、県警のお巡りさんに職質を受けました!)
男鹿岩です。
思いっきり逆層ですが、、、ボルトが打ってありましたから、岩場のゲレンデになっているのでしょう。
弓立山を北に下って、八幡神社に下山のお参り。(狛犬は居ません)
スマホのナビに従って、四季彩館を目指します。
四季彩館に到着
雰囲気の良いお風呂に初ドボーン!途中から貸し切り状態でした♪
イーグルバスの運転手さんに、山火事の時の様子などを聞いたりしながら、、、
せせらぎバスセンターで乗換え。一番接続の良かった武蔵嵐山駅行きに乗換ました。
こちらも初めての武蔵嵐山駅。
唯一開いていた駅前の「東雲食堂」は、70年前からのお店だそうです!
私と20違いのお婆ちゃんが店主です。
こちらのモツ煮も絶品でした~!
武蔵嵐山駅のホームに「新日本百景」と有りますが、、、その下に「週刊読売選定」と有るのが気になるところです(笑)
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
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