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行程・コース

天候

曇り!

登山口へのアクセス

電車
その他: 博多駅山頂(屋上)からスタート

この登山記録の行程

博多駅屋上14:13 - 17:14博多駅

コース

総距離
約9.1km
累積標高差
上り約6m
下り約6m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 昨夜の雨も早朝にはあがり、心配した雨は大丈夫そう~♪。ということで、久しぶりに狛犬を訪ねて歩いてみることにしました。ルートは博多駅を起点として、博多の歴史ある神社(住吉神社、若宮神社、警固神社、水鏡天満宮、櫛田神社、龍宮寺、東長寺など)を周遊します。観光スポットととも重なっており、観光がてらの街歩きとなりました。
 数えてみれば、福岡に来てからガッツリと狛犬を訪ねて歩くのは、今回を入れて5回目になりますが、歩くたびに濃密なこの地の歴史を楽しんでいます。過去レコとなって恐縮ですが、これまでの福岡での狛犬散策にご関心があれば。
 ◆20181008 宮地嶽神社狛犬達と三山巡り~宮地・在自・大峰
 ◆20180909 今度は博多港からウォーク~筥崎宮狛犬と名島城山
 ◆20180902 香椎狛犬達と志賀島までウォーク
 ◆20180818 福岡デビュー第三弾!絶景の宝満山から三郡山を行く ← 大宰府狛犬

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フォトギャラリー:78枚

こんにちは!今日のスタートは、「博多駅」山頂(屋上)にある「鉄道神社」からです。

山頂では沢山の花が咲いていました。こちらは沈丁花。

ダンコウバイ

山頂からの眺め。GPSの表示を見ると標高は62m。博多の町並みとともに、周囲の山並みを望むことができます。奥にに見えているのは志賀島。

こちらは立花山。

えっ、なぜかって。狛犬ではありませんが、「鉄道神社」の前にあるこれを見たくて。

7人の小僧さんが車ポッポをしています。7人は九州の県の数を表わしているんでしょうね。ツボに入っています、このキャラ(笑)。

紅梅

白梅

なんと馬酔木も。3月になったばかりですが、ここは春が既にきているような感じですねぇ~。

これから狛犬巡りに向けて出発です。先ほどまでいた「博多駅」山頂。ザイル付きの自動昇降ストレッチャーのおかげで、10分もかからず標高62mから下りおり、ここまで来てしまいました。(振り返っての一枚)。

壁の模様が目をひく「博多塀」

「博多塀」は、豊臣秀吉が進めた博多町割の際に生まれた土塀だそうで、戦火による焼け石焼け瓦等を塗り込めた廃材活用のリサイクル土塀だとか。よく見ると、壁に瓦や石が塗りこまれています。ところで、これを見てアイスの「ビエネッタ」を思い出してしまうのは私だけでしょうか(笑)?

最初に訪れたのは「住吉神社」

こちら吽形。

拝殿前の狛犬。宮地嶽神社で見かけたマッチョな狛犬にそっくりです。昭和39年生まれ。私に近い世代ですね~、何やら親しみを覚えます(笑)。

一瞬、キン肉マンに出てくる「プリンス・カメハメ」かと思ってしまいました。

代力士像だそうです・・(ごめんなさい)(^-^;。

こちらは「住吉神社」の随身門

随身門前の狛犬。頭に角があり正統派の狛犬ですね、明治44年生まれ、100歳を超えています。かなり苔むしており、雰囲気があります。

こちらは吽形

脇から境内に入ってしまったため、正面入り口が最後になってしまいました(^-^;。

続いて向かうのは、「若宮神社」。

那珂川を渡って。この下流にあの有名な「中州」があります。

「若宮神社」に到着しました~。

二対のの狛犬がいました。まず、拝殿に近いところから、一対目の狛犬、阿形。文久3年(1863年)生まれ、150歳を超えています。さほど劣化もせず、つるんとしたシンプルな作りの中に、しっかりした顔立ちが特徴です。

こちらは吽形。玉取の型。

二対目の狛犬、阿形。先ほどの狛犬に比べると、風化が進んでおり、修復のあともチラホラ。ネット情報によれば生まれは文化8年(1811年)のようですが、造りは細かいですね。

こちらは吽形、玉取の型。

ここでも、脇から境内に入ってしまったため、正面入り口が最後になってしまいました(^-^;。

次に向かうのは「警固神社」です。博多の繁華街「天神」のすぐ近くにあります。

「警固神社」の狛犬は神門の前にいました。

こちらは阿形。平成3年生まれの若者した。1世紀をこえる古い狛犬と若者が混在するのも、活気あふれる博多らしいですね。

こちらは吽形。「警固神社」のHPによれば、下の台座は古いもののようで、文政11年(1828年)のものだそうですよ。

こちらが「警固神社」の拝殿になります。ビルがバックになりますが、洗練された雰囲気が景観にマッチしています。

「警固神社」のすぐ横は「警固公園」になっています。拝殿の後ろに見えていたビルは、西鉄福岡(天神)駅です。これより、駅を通り抜けて、中洲近くの「水鏡天満宮」に向かいます。

西鉄福岡(天神)駅を抜けて、天神を南北に貫く「渡辺通り」を横断します(振り返っての一枚)。

明治通り(福岡アクロス前)で見つけたモニュメント。福岡生まれの菊竹清文さんという方がデザインしたもののようです、タイトルは「STAR GATE」。

通りを挟んで向かい側あたりに「水鏡天満宮」があります。

入口は小さく見えましたが、中に入ると結構な奥行きがありま、天神や中州近くとはおもえないくらい静かな雰囲気に包まれています

天満宮といえば、そう、お約束のご神牛が小門前にいます。

こちらが小門前のご神牛。ご神牛も時代によって雰囲気が違うんですね~。

ご神牛の後ろに狛犬が♪小柄ながら、昭和57年(1982年)生まれのマッチョな狛犬です。材質はブロンズ製ですが、雰囲気は大宰府天満宮、香椎宮の狛犬(石製)とよく似ています。

大宰府天満宮、香椎宮の狛犬と同じく、吽形には角があり、まさに「狛犬」です。

拝殿前にいたに古いご神牛。年代がはっきりしませんが、やさしい顔をしています。次の小門前のご神牛と比べていただければわかる通り、角がないんですよ。

こちらが拝殿、朱塗りの社殿がとても美しい。

こちらは那珂川。中州(左側)は那珂川と博多川に囲まれた長さ約1キロ、幅約200メートルの細長いエリアで、福岡藩の初代藩主黒田長政が福岡の町づくりを行う際、武士の町「福岡」と町人の町「博多」をつなぐため那珂川に土砂を積み橋を架けたのがはじまりと言われています。

振り返って見えるのは博多の観光スポット「赤煉瓦文化館」。元々は、日本生命保険(株)九州支店として明治42年(1909)に竣工したもので、平成6年(1994年)から「赤煉瓦文化館」としてオープンしています。

「明治通り」と並行する「昭和通り」から、「櫛田神社」に向かいます。

中洲にある「変なホテル」。世界初のロボットが働くホテルとしてギネス認定されたところです。

あっという間に中洲(右側)を通り過ぎてしました(見えているのは博多川)。

旅の守り神ということで、しっかりと狛犬コレクションに加えさせていただきました。それにしてもインパクトあり過ぎ・・・。

ぎょっ・・、何でしょうこれは・・。インパクトありすぎの猫が佇むのは、コミュニティ型ホステル「WeBase 博多」。ちなみに、この猫は、京都造形芸術大学ヤノベケンジ教授 による作品「SHIP’S CAT」だそうで、旅の守り神である猫をモチーフにしたものだとか。

「櫛田神社」に到着しました~。

こちらは吽形。

楼門前で、早速、狛犬がお出迎えです。こちらは阿形、昭和49年(1974年)生まれです。マッチョなスタイルは、宮地嶽神社随身門前の狛犬(昭和42年(1967年)生まれ、ブロンズ製)にそっくり。影響を受けたのでしょうね。

中神門前にも狛犬がいました~。

こちらは阿形、昭和19年(1944年)生まれになります。歯並びがいいのがいいですね~(笑)。それと、表面の仕上げ具合の影響でしょうか、なにやら模様のように見えますね。

こちら吽形。咬み合わせのせい?、上の歯だけが見えています~。

こちらがその山笠。仰ぎ見るような大きさです。

楼門を境内側から撮ってみました。

安全対策で仕方がないのでしょうね、フレームで囲われた姿がややざめの感がありますが、とにかく立派です。後でわかったのですが、櫛田神社にはあと三対ほど(しかもレアもの)狛犬がいるようであり、自分の粗忽さ加減に・・_| ̄|○。

一際目を引く、境内にある「櫛田の銀杏」。高さ25m、幹回り8m、樹齢1000年以上といわれる県指定天然記念物です。

櫛田神社の近くにある「博多町家」ふるさと館の前を通って、

「博多大通り」沿いの「冷泉山龍宮寺」に到着しました~。鎌倉時代に人魚が捕えられ埋葬されたという伝説が残る寺院です。

こちらは「龍宮寺」の境内社の三寶大荒神

その前にいらっしゃいました!こちらは阿形、随分、古い感じもしますが、生まれははっきりしていません(目下調査中)。

こちらは吽形。上の歯だけが見えています。先ほどの櫛田神社の狛犬と似ていますね。

「博多大通り」を挟んで、「冷泉山龍宮寺」の向かい側には「南岳山 東長寺」。木造坐像の大仏では日本最大級の大きさの「福岡大仏」がある寺として人気スポットになっています。今回は「福岡大仏」の拝観時間に間に合わなかったので次回にしましょう。

いました!阿形。何やら、ポケモンに出てきそうな狛犬です(笑)。年齢についてわかりませんでした。

こちらは吽形、玉取の型になっています。

本日のお目当ては、境内にある六角堂前の狛犬です。

境内には五重塔もあります。こちらは、平成23年(2011年)に完成した総檜造りで、高さは26m。

こちらは東長寺の本堂です。

「承天寺通り」から博多駅に向かいます。歴史的文化財が多く残る博多の寺社町エリアの通りになっています。車道を小川に、歩道をその川岸の遊歩道に見立てた造りとなっているとか。てっきりすべて歩道になっていると思い車道を歩いてしまい、車が来た時にはビックリ~(^-^;。

「承天寺通り」の途中にあった「博多千年門」。逆から歩いてきましたが、博多駅から来れば、博多の寺社町エリア入口を示す門となります(振り返っての一枚)。

博多駅に到着しました~。櫛田神社の狛犬をすべてゲットできなかったのは残念ですが、心配した雨も降らず、そこそこ楽しめた街歩きとなりました。今日も無事で「おやっとぁ」でした!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 水筒・テルモス
タオル 地図 腕時計 カメラ 行動食

みんなのコメント

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  • ぼっけもんさん、こんにちは。

    今週の連荘レコも楽しく拝見しました~。
    三池炭鉱の三池山も気になりますが、やはりこちらの方がインパクトありますね!。累計高低差12mというのもすごいです(笑)

    個性的な狛犬のオンパレードで甲乙付け難いところですが、強いて一票入れるとすれば、正統派の流れを汲みつつ不遜な笑みを浮かべる三寶大荒神の狛でしょうか、、、。 六角堂前のポケモン狛は尖り過ぎですッ!(笑)
    ・・・と言いつつ、汽車ポッポ、古代力士、SHIP’S CATの現代3作の前では、狛犬たちも霞んでしまいますね!!

    PS.櫛田社のレア狛3対も、いつかお披露目お願いします!

  • これはすごいですねえ
    様々な意匠を凝らした狛犬や沿道の花々も魅力的ですが、心惹かれたのは鉄道神社(こういうものがあるのですね)の電車ごっこ。
    が、何よりも表紙の猫でしょうか。タイトルの狛犬とのズレも相まって、すごい迫力です!

  • ガバオさん、こんにちは~!

    三寶大荒神の狛への一票、ありがとうございます。でも、仰る通り、「汽車ポッポ、古代力士、SHIP’S CAT」の現代3作のあまりにもインパクトが強すぎました~(笑)。それにしてもこの斬新な発想、今の時代もすてたものではないですね。歴史とともに濃密な博多文化にもどっぷりつかっています~(笑)。

      ぼっけもん拝

  • すてぱんさん 、こんにちは~!

    偶然通りかかったところで出くわした「SHIP’S CAT」、どう見ても猫、それもとてつもなくでかい、本当に度肝を抜かれました。そういった意味では作者の狙い通りの効果があったのでしょうね。小僧の汽車ポッポ、博多駅の屋上で見ることができますので、機会がありましたら、是非に。

      ぼっけもん拝

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