行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)西武秩父駅 8:20発 薬師の湯行きバス(小鹿野町営)にて薬師の湯下車(500円)
*現在、途中の橋工事迂回の為、定刻よりも10~20分遅れる事が多いとのこと。この日も、薬師の湯着は定刻9:09の予定が9:25となった。但し、日向大谷行きの乗継バスは待っていてくれるとのこと。
復)薬師の湯 14:59発 三峰口駅行きのバス(小鹿野町営)にて三峰口駅
この登山記録の行程
薬師の湯(道の駅)(9:25到着/9:30出発)-(薬師堂、両神神社参拝)-つつじ新道取付き通過(10:10)-節分草自生地(10:20着/10:45発)-つつじ新道取付き(10:56)-垂直の岩場(11:25)-四阿屋山山頂(12:03着/12:08発)-両神神社奥社(12:25)-蝋梅園散策(12:38着/12:55発)-薬師の湯(13:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
日本有数という小鹿野の節分草自生地を訪ね、その足で四阿屋山を歩いて来ました。つつじ新道の岩場は上級者向け、山腹の山居園地では見納めの蝋梅の下に福寿草が賑やかで、麓の河津桜は未だ蕾です。
≫ただ登るだけでは物足りないと思っていた小鹿野の四阿屋山(あずまやさん)。 南麓の節分草自生地が見頃との情報を聞いて西武秩父駅から小鹿野町営バスに乗り込みます。 「雨が降ったから、今日あたりが一番良いんじゃねぇかな~」という運転手さんの言葉に俄然期待が高まります。
終点の道の駅で身支度を整え、薬師堂と両神神社にお参りしてから県道を南に歩いて節分草の自生地に向います。 すれ違うハイカーさんの膝が汚れているのを見て思わずニンマリ、益々期待が高まります。
日本一かどうかは兎も角、初めて見る節分草の群生は見事なものでした。 日差しの反射が強くて一見分かり難いですが、良く見れば地面一帯が小さな花に覆われて、成る程、まるで春の名残りの雪の様です。 欲を言えば、もう少し陰っていた方が花映えが良かったかもしれません。
自生地から少し戻ってつつじ新道に取付きます。 昭文社地図に『垂直のクサリ場、上級向き』と記された核心部ではトレッキングポールをザックに仕舞い、鎖に頼って強引ぎみに攀じ登ります。 岩の上で武甲山の展望が開けてホッとしますが、その後も露岩の痩せ尾根が続くので最後まで気を抜けません。
余計なお世話だったかもしれませんが、下って来る年配のご夫婦ハイカーさん2組に敢えて岩場の様子を伝えたところ、1組のご夫婦は引き返されました。 つつじ新道という、なまじ優しげな名前が誤解を招くのかもしれませんが、岩場の経験の少ない方が下山で使うのは避けた方が無難かと思います。
四阿屋山の山頂からの両神山の眺めは期待していた以上でした。 山頂から両神神社奥社までは急斜面が続き、随所に鎖も設置されています。 山腹の山居広場に咲き残った蝋梅が青空に映え、足元には福寿草が賑やかです。 山麓の河津桜は未だ蕾でしたが、アカヤシオにミツバツツジ、花菖蒲と秋の紅葉まで、四阿屋山は四季折々に楽しめそうです。
初めての薬師の湯で汗を流した後は、大広間で繰り広げられる地元の皆さんのカラオケ合戦に合いの手を入れながら湯上りセットを頂いて、花と岩を楽しんだ一日もしっかり締まりました~。
本日の総歩数26,053歩、歩行距離18.1km、消費カロリー1,138kcal、脂肪燃焼量81g也。
フォトギャラリー:87枚
西武秩父駅前から薬師の湯行きのマイクロバスに乗り込みます。間違えてゴルフ場のクラブバスに乗らない様に!
酉谷山でしょうか?、都県界尾根が白くなっているのでちょっと焦りました。
バス終点の薬師の湯には、道の駅が併設されています。
先ずは薬師堂にお参り。
立派な仁王像です。
薬師堂の奥の両神神社に入山のお参り。
明治の合祀策で出来た村社で、両神山にある両神神社とは関係ない様です。祀られた神様は50余柱と!
馬酔木も咲きだしましたね。
県道を南に下り、四阿屋山桜本コースを右に分けます。
瀟洒な建物が。号は近藤商店とありました。
猪狩山の特徴ある山容を眺めながら、、、
東に横たわる尾根も歩いたら面白そうです。
県道367に入ります。
奥に採石場があるのでしょう。ダンプが多いのには閉口しました。
「日本一の自生地」の幟に期待が高まります。
つつじ新道コースの取付きを一旦通り過ぎます。
更に10分程で自生地に着きました。道の左手が自生地、右が駐車場になっています。
入園料は300円です。
鉢植えの福寿草を1,000円で売っていました。
秩父紅は2,000円也。
自生地はこんな様子です、、、花はパッと見では分かりません。
早速花を探しましょう。
落ち葉の反射に混じって分かり難いですが、良く見ると沢山の花が咲いています。
皆さん、膝が汚れますよ~。(笑)
ズームを使ってみたら、こんなに良く撮れました!
苔の色に良く映えます。
こうやって見ると、一面に花が咲いているのが良く分かります。まるで春に降った雪の様に見えます。
♪
自分もその内の一人なのですが、、、。
♪
後ろ姿も可憐です。こっち向いて~!
くるり、見返り美人、、、(笑)。
自生地を後にして、つつじ新道に取付きます。
昭文社地図の破線ルートですが、登山路は明瞭で道標も整備されています。
尾根線に出ました。
岩場の手前に、山居園地側に迂回する道がありました。
先行の女性は相当苦労していたようです。
トレッキングポールを仕舞って岩場に取付きます。出だし部分は未だ序の口です。
6~7mある岩場の核心部です。ホールドはありますが垂直に近いので鎖に頼って強引に攀じ登りました。
上から見下ろすとこんな感じです。下りでは使いたくありませんね。
岩を登ったところで、武甲山の素晴らしい展望が開けますが、、、。
その先も、気の抜けない露岩の尾根が続きます。
上部にも鎖がありますが、使わなくても登れる程度の傾斜です。
左右が切れ落ちています。(ブルッ)
西に見えるのは芋掘ドッケンの尾根でしょうか?
最後まで気が抜けませんが、、、
振り返れば、素晴らしい展望です。
頂上直下のコルで、山居側から登って来る大勢のハイカーさんと合流しました。
コルからほんの少しで山頂に到着です。
皆さん、お疲れさまでした~。
山頂からの展望!
両神山をズームで、、、。素晴らしい♪
小鹿野の二子山もくっきり見えます。
山頂の祠にご挨拶。
コルからの下りは急斜面が続き、渋滞気味です。
両神神社奥社。もしやと思った狛犬は居ませんでした。
なだらかに下って、山居の園地に着きました。
思った以上に蝋梅が咲き残っていました!
しかも青空♪
蝋梅に青空は欠かせませんね~。
今年は蝋梅をじっくり見ていませんでしたので、望外のご褒美です。
武甲山を左に置いて。。。
右も悪くありませんね~。
長閑な一枚です。
一面、という訳には行きませんが、足元には福寿草が。
♪
♪
四阿屋山は季節を変えて楽しめる花の山ですね。
薬師堂コースを使って下山します。
背中に木を従えたお稲荷さんの祠。
河津桜は未だ殆どがつぼみでした。
展望東屋。
河津桜が咲いていれば言う事無しだったのですが、、、。
真下に道の駅が見えます。
薬師の湯バス停の裏手に下山してきました。
薬師の湯は入浴料600円。内湯のみで、露天風呂やサウナはありません。
バスの時間まで、大広間で〆ました~。
大広間は地元の方のカラオケ道場と化していました。
三峰口駅経由で帰ります。
前から気になっていた秩父鉄道のイラスト車両が停まっていました!
中々の力作です。
車窓から若御子山。矢岳にはいつ再挑戦しましょうか、、、
こちらは武甲山と城山。高ワラビに登るとしたら、やはり新緑の頃か♪
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
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